ヒデタダ | ああっ、大御所様! 申し訳ございません! | ヒデタダ | 右腕として、 大御所様をいついかなる時もお支えし、 そば近くに控えると誓っておきながら……。 | ヒデタダ | 道に迷い、作戦直前の帰参となるなど! このヒデタダ、悔やんでも悔みきれませぬ! | イエヤス | まあまあ、ヒデタダ。 この軍扇を用意しようと、 俺のために奔走してくれたのだろう? | イエヤス | 軍扇といえば、大将が軍勢の指揮に 用いるもの。こうして手に取ると、 大いに士気が高まるな。礼を言うぞ。 | イエヤス | それに、ギリギリとはいえ 開始時刻には間に合ったのだ。 今回はそれで良しとしようではないか。 | ヒデタダ | お、お、大御所様! 寛大なお言葉、誠に痛み入りまする……! | ヒデタダ | ……このヒデタダ、こたびの件で、 よりいっそうの確信を得ました。 | ヒデタダ | 我が身を捧げ、生涯を共にするお方は…… 大御所様以外にあり得ませぬ! | ヒデタダ | 見ていてくだされ、大御所様! この度の失態は、作戦での働きにて 挽回してみせましょうぞ! | イエヤス | ああ、期待しているぞ。 レジスタンスのため、共に力を尽くそう。 | イエヤス | ……さて、ヒデタダ。 さっそく、世界帝軍がお出ましのようだ。 | イエヤス | 別働隊のユキムラや、 他の地点で構えていた者たちが、 ここまで敵を誘導してくれたのだろう。 | イエヤス | 彼らの働きを無駄にするわけにはいくまい。 ……皆、用意はいいか。 |
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イエヤス | この場が本作戦の要、 最後のひと仕上げである。 存分に敵を翻弄しようではないか! | イエヤス | いざ……放て! |
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