マフムト | 〇〇、見ておくれ。 エセンがボートを借りてきてくれたのだよ。 | エセン | ……マフムト様、ここにいらしたんですね。 | マフムト | おお、噂をすれば! エセン、ボートの手配をありがとう。 | エセン | はあ……どうも。 | マフムト | そういえば…… アリ・パシャはどうしたのかな? 結局、彼も来たのだろう? | エセン | ええ、ですが……賑やかな海辺は お嫌いなようで。今はおひとりで、 街の散策をしているはずです。 | マフムト | むむ、もしやこの間の……。 | マフムト | いや、あの傷もとうに、〇〇が 癒したのだったね。 | マフムト | レジスタンス活動に熱心なのは良いが……。 息抜きも必要だと、 彼には伝えておいておくれ。 | エセン | はい……。 とりあえず、伝えてはおきますね。 | マフムト | ふふ、優しい良い子だ。 〇〇も、そう思うだろう? | マフムト | あの子たちも含め、レジスタンスの皆で こうして過ごせるとは…… 今日は素晴らしい日だね。 | マフムト | さあ、 エセンがせっかく用意してくれたボートだ。 どれ、さっそく使ってみるとしよう。 |
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マフムト | ……ああ、これは。 とても気持ちがいいね。 | マフムト | 太陽の日差しを浴びながら、 波に揺られる心地は……極楽のような……。 | マフムト | ふぁ〜あ……実に快適で、なんとも 眠気を誘うね。このまま眠ってしまうのも、 また一興かな……。 | カトラリー | あれ……? あの沖のボートって……まさか、ね……? | ドライゼ | な……なにっ!? あれは、マフムトか──!? |
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