ローレンツ | …………ん! 〇〇さんっ。 目を覚ましてくださいぃ……! |
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ローレンツ | あっ……〇〇さんっ! 気がついたんですね! よ、よかったぁ……! | ローレンツ | 助けるのが遅くなってしまって、 ごめんなさい。 本当に、ご無事でなによりですぅ……! | ユキムラ | おーい、ふたりともっ! 今がチャンスだ! 〇〇、動けるか? | ユキムラ | あっちにはエセンが行ってる。 今頃もう逃げてるはずだ。 俺たちも急ぐぞ! | ローレンツ | よぉし……誰もいませんね。 〇〇さん、こっちですよ。 | ユキムラ | ドライゼが上手く引き付けてくれてる みたいだな。 | ユキムラ | しっかし、ドライゼってすっげーよな! やべーときでも、 冷静に見張りの行動を見てさ! | ローレンツ | ええ。俺の眼鏡に隠した針金で、 檻の鍵もぱぱっと開けちゃって……! | ユキムラ | あれ、かっこよかったなー! 帰ったら、俺も教えてもらおーっと。 | ローレンツ | はぁ、それに比べて俺は…… 〇〇さんを探しに行く途中で 敵とぶつかっちゃうし……。 | ローレンツ | あ、でもでも、大丈夫でした! 白衣のおじさんが、薬の瓶みたいなのを 運んでたんですけど……。 | ローレンツ | 俺とぶつかった拍子に瓶が割れて、 薬がおじさんの口に入っちゃったんですよ! | ローレンツ | そうしたら、その人がいきなり 〇〇さんの居場所を 話しだして……びっくりでした。 | ユキムラ | あーいうの、自白剤っていうんだっけ? あははっ、ミラクルだったなー! | ローレンツ | あれ、俺たちに使う気だったのかな…… うぅ、怖いから考えないようにしよう……。 | 兵士A | ……おい! いたぞ! 脱出したレジスタンスだ! | ユキムラ | げっ、ヘルメット野郎! まだそんなにいたのかよ! ……うわああ、いっぱい出てきたー! |
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