キャラクター/ブラウン・ベス の編集 Top > キャラクター > ブラウン・ベス ***後輩がほしい! [#ea633230] #region(ネタバレ注意) 発生場所:武器修理所付近 |シャルルヴィル|ベスくん、お前さあ……&br;エンフィールドみたいな後輩がいるなんて、&br;ズルくない!?| |ブラウン・ベス|は? 何だよ突然。| |シャルルヴィル|だって……エンフィールドってさぁ、&br;お前にすっげー懐いてるじゃん?| |ブラウン・ベス|懐くって、犬みたいな言い方すんな!| |ブラウン・ベス|まあ、確かに……&br;大英帝国を築いた先輩として、尊敬してる&br;……みたいなことは、言われてるけどな。| |シャルルヴィル|それだけじゃないだろ?&br;掃除に洗濯、なんでもやってくれて……&br;あいつ、紅茶まで淹れるらしいじゃん!| |ブラウン・ベス|ふん……あいつの淹れる紅茶は、&br;悪くないな。さすがは、俺の同郷だ。| |シャルルヴィル|うわー、何その嬉しそうな顔!&br;やっぱズルい!&br;俺もそういう後輩がほしい!| |ブラウン・ベス|ハッ、おまえが先輩? お前には、&br;ナポレオンのパシリがお似合いだよ。| |シャルルヴィル|やーだーよ! ナポレオンさんって、&br;ほんとに銃使いが荒いんだから……!| #endregion //--------------------------------------------------- ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える &aname(top); &attachref(./01brown-bess.png,nolink,ブラウン・ベス,100x249); CV:八代拓 &size(18){''騎士の誇りにかけて、おまえを守ってやるよ。''}; //--------------------------------------------------- #contents //--------------------------------------------------- *プロフィール [#prof] 大英帝国を築いたと言われるイギリスのマスケット銃 |~所属グループ|アメリカ独立戦争| |~身長|175cm| |~体重|58kg| |~趣味|ギター| |~好きなもの|紅茶、ロックミュージック| |~銃種(時代)|マスケット銃(18世紀イギリス)| |~攻撃回数|1| |~キャラクターソング|Knightliness| //--------------------------------------------------- *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[守り抜く意志>カード/ブラウン・ベス/★5 守り抜く意志]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[騎士の誓い>カード/ブラウン・ベス/★5 騎士の誓い]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[薔薇と忠誠の騎士>カード/ブラウン・ベス/★5 薔薇と忠誠の騎士]]|★★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[微睡みのクリスマス>カード/ブラウン・ベス/★5 微睡みのクリスマス]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[Your First Knight>カード/ブラウン・ベス/★5 Your First Knight]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[騎士の誇り>カード/ブラウン・ベス/★4 騎士の誇り]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[洗練された風格>カード/ブラウン・ベス/★4 洗練された風格]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[スペシャルサービス>カード/ブラウン・ベス/★4 スペシャルサービス]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[誇りあれ>カード/ブラウン・べス/★4 誇りあれ]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[フルムーン・ウルフ>カード/ブラウン・ベス/★4 フルムーン・ウルフ]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[忠誠の貴銃士−I>カード/ブラウン・ベス/★3 忠誠の貴銃士−I]]|★★★|&color(blue){青};| |[[忠誠の貴銃士−II>カード/ブラウン・ベス/★3 忠誠の貴銃士−II]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[忠誠の貴銃士−出立−>カード/ブラウン・ベス/★3 忠誠の貴銃士−出立−]]|★★★|&color(red){赤};| |[[スマートに>カード/ブラウン・ベス/★3 スマートに]]|★★★|&color(blue){青};| |[[貴銃士−I>カード/ブラウン・ベス/貴銃士−I]]|★★|&color(red){赤};| |[[貴銃士−II>カード/ブラウン・ベス/貴銃士−II]]|★★|&color(darkorange){黄};| |[[貴銃士−III>カード/ブラウン・ベス/貴銃士−III]]|★★|&color(blue){青};| //レアリティ>実装順(旧→新)の並びで記載 //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *自己紹介 [#introduction] 俺はブラウン・ベス。大英帝国を築いたと言われる名銃だ。 当たらねーとかぼやかれるけど、それは優秀すぎる俺からのハンデだな。 大英帝国男子たるもの騎士であれって言うことだし、おまえを守ってやるよ…… その、これはおまえに仕える騎士としての、言わばルールのようなものだからな! 特別な感情から言ってるわけじゃない。わかったか? //--------------------------------------------------- *銃 [#gun] 18世紀、イギリス陸軍が初めて採用したマスケット銃。 100年以上にわたって使用されたことから、"大英帝国を築いた銃"と言われる、 イギリスを代表する銃である。 口径よりも小さい弾丸を使用しており装填は容易であったものの、命中率が悪く、 もっぱら大隊編成による一斉射撃戦術が用いられていた。 アメリカ独立戦争ではイギリス軍・アメリカ軍共に このブラウン・ベスを装備し戦った。 //--------------------------------------------------- *絶対高貴 [#noble] |~開放できる貴銃士ランク|1| |~開放に必要なエピソード|第1話:騎士道精神| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *セリフ [#talk] **日常 [#talk_daily] |~初対面の挨拶| |俺は大英帝国の名銃、ブラウン・ベス。&br;俺のマスターになれるんだ、光栄だろ?&br;騎士の誇りにかけて、おまえを守ってやる。| |>|~マイページ会話| |~1|紳士の飲み物と言えば、紅茶だろ?&br;コーヒーなんてのは、ヤンキーども専用の&br;泥水だ。飲めたもんじゃねーよ。| |~2|シャルル……あのフランス野郎!&br;あいつのヘラヘラした態度、顔、喋り方!&br;どれを取っても殴りたい……!| |~3|忠義は尽くす。俺は騎士だ。| |~ひとこと| |騎士の誇りにかけて、おまえを守ってやるよ。| |~レベルアップ| |騎士たるもの、常に上を目指すべし!&br;研鑽を積むのも、義務のうちだ。| |~勲章授与のお礼| |俺の働きを考えれば、当然だな。&br;ま、勲章は騎士の誉だ。&br;ありがたく、もらってやるよ。| |~基地でのお誘い| |今、ちょっといいか?&br;おまえに、聞いてほしいことが……。&br;……た、たいした話じゃないけどな!| |>|~衛生室| |~回復依頼|ふん! このくらい、どうってことない。&br;まぁ……おまえがどうしてもって言うなら、&br;治療させてやらないこともないけど?| |~回復お礼|おい、まだココ痛いんだけど……。&br;ま、礼は言っておく。&br;……ありがとな。| |~全快お礼|力が、あふれてくるみたいだ。&br;……おまえ、わりとやるじゃねーか。&br;後は、俺に任せとけ!| |>|~基地あいさつ| |~1|ん、どうした?| |~2|悪いが、先に行ってくれ。&br;俺はもう少し、やることがあるからな。| |>|~基地あいさつ(親愛Lv高)| |~1|マスター、いいところに。| |~2|シャルルやスプリングにも&br;鍛錬を積ませたいんだが……&br;このメニューを、どう思う?| &aname(top){上へ戻る}; **バトル [#talk_battle] |~戦闘開始|高貴に戦え! Be noble!| |~とどめを刺す|当たればでかいぜ?| |>|~バトル:回復お礼| |~1|ありがとな。&br;これでまた、戦える……!| |~2([[洗練された風格>カード/ブラウン・ベス/★4 洗練された風格]])|おまえには、助けられてばかりだな。&br;……俺も、騎士の務めを果たしてくる。| |~バトル:回復お願い|おい、手当を頼む。&br;俺は、まだ行ける!| |~絶対高貴発動|騎士たるもの、&br;忠誠をつらぬくのみ!| |~心銃発動|立ち上がることは&br;二度と許さない!| |~仲間を庇う|俺に任せろ!| |~バトル:勝利|だから言ったろ?&br;黙って見てろって。| |~バトル:敗北|こんな休息は&br;望んでないんだがな。| |~戦闘不能|マスター、この隙に&br;……逃げてくれ。| &aname(top){上へ戻る}; **勲章 [#talk_medal] |~甘い言葉([[洗練された風格>カード/ブラウン・ベス/★4 洗練された風格]])|おまえを守るって決めてから……その。&br;こ……後悔は、してねーよ!| |~優しい言葉([[守り抜く意志>カード/ブラウン・ベス/★5 守り抜く意志]])|何やってんだ、マスター?&br;……まったく。無理する前に、俺に言えよ。| |~褒める([[忠誠の貴銃士−出立−>カード/ブラウン・ベス/★3 忠誠の貴銃士−出立−]])|気前のよさも、騎士道精神のひとつだ。&br;おまえの功績を、気前よく称えてやるよ。| **期間限定 [#limited_time] |~ハロウィン 1|突然に菓子を要求、ダメならイタズラって&br;……不意打ちは、卑怯じゃないか?| |~ハロウィン 2|俺の部屋に、せ、星条旗がっ……!&br;クソ、誰の仕業だ!? シャルルか?| |~ハロウィン(基地)|菓子を食いすぎるなよ。| |~クリスマス 1|クリスマスは、家族と過ごすもんだろ? おまえは……ど、どうすんだよ?| |~クリスマス 2|クリスマスプディングは、用意するのか? 別に、楽しみにしてるわけじゃねーけど!| |~クリスマス(基地)|メリー・クリスマス。| &aname(top){上へ戻る}; **その他 [#talk_other] |~バトル:回避|おいおい、当てる気あるのか?| |~バトル:妖精の加護消失|くそっ……!| |~バトル:残りHP少|俺は……まだ行ける!| |~バトル:撤退|くそっ、敵に背を向けるなんて。| |~銃からの復活((衛生室でアイテム「即時修理」またはノーブルストーンを使用して復活した際のセリフ))|やれやれ……こんな所でティータイムを&br;とるはめになるとはな。&br;マスター……悪い、助かった。| |~勲章授与(途中経過)|ま、当然だな。| //↑宿舎のボイス一覧に載っていないボイス。テキストが表示されないので表記ゆれ等あり。 &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *エピソード [#episode] **親愛 [#episode_affection] ***第1話:騎士道精神(親愛レベル1) [#paa66b4e] #region(ネタバレ注意) ん、おまえが俺のマスターなんだな。まぁ、&br;よろしく。俺はブラウン・ベス。大英帝国を&br;築いたと言われるイギリスの名銃だ。&br; 大英帝国男子たるもの騎士であれ&br;って言うことだし、おまえを守ってやるよ。&br; い、言っておくが、&br;これはおまえに仕える騎士としての、&br;言わばルールのようなものだ。&br; 別におまえが特別だからってワケじゃない。&br;わかったか? わかったな? ……よし。&br; そう、大英帝国に生まれたからには&br;男は紳士であり、騎士でなければ名折れ!&br; 騎士道、って聞いたことあるだろ?&br;騎士が守るべき美徳のことだ。&br;その中に『Loyalty』ってのがある。&br; 騎士たるもの、忠誠をつくし、&br;その身に代えても主人を守る……。&br; つまり俺は誇り高い騎士として在るため、&br;この美徳に従い、おまえを守ってやる&br;というわけだ。&br; ふん、俺のマスターになれたこと、感謝しろ&br;よ?&br; そうだ、それに……。&br;貴銃士として目覚めるとき、頭の中に&br;誰かの声が響いたんだ。&br; 『"Be noble." 貴銃士よ&br;高貴であれ 絶対高貴に目覚めよ』&br;──って、たぶんそんなカンジ。&br; あの声っておまえじゃないよな?&br; まぁなんのことだかサッパリさからないん&br;だが……。わからないから、&br;考えても仕方ねーかなって。&br; 俺は俺のまま、&br;騎士道を全うしようと思うんだ。&br; 騎士として、命に代えてもお前を守る。&br;それが俺の考える高貴だ。そうすれば、&br;いつかわかるんじゃねーかな……。&br; その、絶対高貴とやら!&br; なんかそんな気がする。&br; よし。次の作戦、俺なりに高貴を目指してみ&br;るから。&br;おまえも自分のやること、しっかりやれよ。&br; まぁ……無理はしなくていいけど。&br;じゃ、じゃあな。俺、弾作ってくる! #endregion //--------------------------------------------------- ***第2話:勝利の為すもの(親愛レベル3) [#x283fa89] #region(ネタバレ注意) あ、○○。&br;さっきは手当てしてくれて、&br;あ……ありがとな。&br; おまえも手の傷が痛むんじゃないのか?&br;明日の準備は俺たちがやっとくから、&br;おまえは休んどけよ、な。&br; ……それにしても、俺。&br;絶対高貴……なれたな。&br; あのときのことは、おまえを守るのに&br;無我夢中で、よく覚えてないが……。&br; 目の前が光に包まれて真っ白になったとき、&br;またあの声が聞こえた気がしたんだ。&br; 絶対高貴ってのは、&br;ひとつの奇跡みてーなもんなのかな。&br; ……ま、とにかく、俺が貴銃士としても&br;騎士としても優れていることが&br;証明されたわけだ。&br; あっ……貴銃士といえば、&br;あのフランス野郎! シャルルヴィル!&br; あいつ、戦いの途中で、○○に&br;逃げよう、逃げようって言ってなかったか?&br; 貴銃士としての誇りがないとしか思えねー&br;な。だいたい、あんな奴らからどう逃げよう&br;って言うんだ。背中を撃たれて終わりだよ。&br; でもまぁ……確かに、&br;古銃だけで世界帝軍に挑むなんて、&br;正気の沙汰じゃない。&br; 正直、俺が絶対高貴になれていなかったら&br;と思うとゾッとする。&br; だって、そうだろ。&br;俺たちと世界帝軍との戦いは、&br;勝つか、死ぬかなんだ。&br; 俺たちは勝ち続けなければいけない……&br;負けたら、終わりだ。何もかも。&br; だからこれからもおまえを守るためには……&br;俺も、もっと高貴にならないといけない。&br; 軍の奴らだって、&br;やられてばっかじゃないだろうし。&br;今のままじゃ、俺は……。&br; ……そんな顔するな。&br;おまえは何も気にすることなんかないんだ。&br; 黙って、俺に守られていればいい。&br;わかったか?&br; ん。わかったら少し休め。……おやすみ。 #endregion //--------------------------------------------------- ***第3話:憎めないやつ(親愛レベル5) [#fc9dae8b] #region(ネタバレ注意) 探したぞ、○○。&br;今日は会心の勝利だっただろ?&br; スプリングフィールドと上手い連携が取れたおかげだな、きっと。&br; ……あいつとは、昔、&br;敵として戦ったことがあるんだ。&br; 戦場でぶつかったんだから、&br;確かにいろんな思いはあるけど……。&br; でも今は……、あいつになら背中を任せても&br;いい……って思ってる。&br;まぁなんというか、憎めない奴なんだ。&br; ただ、ひとつ……!&br; あいつの設計が、シャルルヴィルを&br;モデルにしてるってところはいただけない!&br; なんでよりによってシャルルなんだ?&br;そこはこの俺にしておくべきだったろ!&br; まあ、性格はシャルルに似なくて&br;ほんとに良かったよ。&br; 今日だって、戦闘中に、俺がめまいを&br;起こした時はスプリングフィールドが&br;助けてくれたしな。&br; ……ああ、めまいくらいなんてことない。&br;最近、戦闘が続いたから疲れただけだ。&br; ……ちょっと疲れてるだけだって。&br;おまえに言うつもりはなかったんだが……&br;口が滑った。&br; とにかく……何があろうと、&br;おまえを守るという誓いは絶対に違えない。&br; 俺という騎士をもっと信用してくれ。&br; ……俺は大丈夫。 #endregion //--------------------------------------------------- ***第4話:煙る意識(親愛レベル8) [#g1f2f8cc] #region(ネタバレ注意) …………。&br; なっ、なんだ、○○か。&br;後ろから忍び寄って驚かすなんて&br;いい趣味じゃないぞ。&br; 声をかけた? 何度も? ……そうか。&br;……すまない、考え事をしてたから&br;気が付かなったみたいだ。(原文ママ)&br; ……○○、少し話しても?&br; おまえになら……いや、自分の現状について&br;報告の義務を果たすだけだ。&br; それだけだからな?&br;別に困ってるわけじゃないぞ?&br; ……まあ、いい。&br;実は最近、少し違和感があるんだ。&br; ……今から話すことだが、変なふうに&br;受けとらないでくれよ。&br;それだけ約束してほしい。&br; ……わかった。話す。&br; 意識が……飛ぶことがある。&br;時々だが、記憶のない時間がある。&br; 少し前から、だな……。&br;最初は短かったんだ。数分程度で。&br; それがだんだん長くなって……&br;今日は、ついに戦場でも気が遠くなった。&br; こんな情けない報告はしたくなかったな。&br;俺は貴銃士だっていうのに。&br; 戦場で意識が飛ぶなんて、&br;騎士にとってあってはならないことだ。&br; あのフランス野郎……&br;シャルルに気遣われる始末だよ。&br; あいつ、ニヤニヤしながら&br;『ちょっと休んだ方がいいんじゃね??』&br;とか言ってきやがった。&br; でも俺……何も言い返せなくて。&br; ……腹立たしい。&br; シャルルにじゃない、自分に対してだ。&br; 俺は自信を持って戦場に立ってたんだ。&br;騎士道を全うすることで俺は高貴になれる、&br;そう思って、戦っていた。&br; それが今じゃ、&br;自分で自分のことが信じられない……。&br; こんなんじゃ、騎士道を追い求めるなんて&br;とても無理だ……。&br; ……悪い、弱音を吐いたな。&br;気にしないでくれ。&br;身体に異常があるわけじゃない。&br; ちょっと疲れが溜まってるだけだ。悪いけど&br;今日の外のバイトは休ませてくれ。&br; ……○○。&br;俺にはおまえを守る力があるよな?&br; あ、いや、答えなくていい。&br;マスターに心配させるようじゃ騎士失格だ。&br; 大丈夫、少し休めば元の俺に戻るさ。&br;……じゃあな。 #endregion //--------------------------------------------------- ***第5話:アメリカの影(親愛レベル11) [#iaa8091a] #region(ネタバレ注意) なあ、○○……。ちょっと&br;聞きたいことがあるんだけどさ……。&br; ……俺の部屋にハンバーガーの&br;テイクアウトとか頼んでないよな!?&br; ……そうだよな、&br;そんなことするわけないよな……?&br; じゃあやっぱり俺が自分で頼んだのか……?&br;いや、でもそんな覚えないし……。&br; そもそもアメリカ嫌いの俺が&br;ハンバーガー食うとかありえねえ……。&br; ああ、例の記憶が飛ぶって話だ。&br;最近、だんだん頻度が高くなってきてる。&br; それから……身に覚えのないことで、&br;怒られたりからかわれたりするんだ。&br; 俺はやってないって言っても、&br;とぼけるな、とか言われるし。&br; 気が付くと紅茶じゃなくてコーヒーを&br;飲んでたりするのはいい方で、&br;一番ヤバかったのは請求書!&br; 本当に心の底から覚えがないのに、&br;俺の筆跡でサインがしてあって……。&br; あのときは心底ゾッとした。&br;結局俺の手持ちじゃ足りなくて、&br;後輩に少し貸してもらって払えたけど……。&br; いや待てよ、思い返せば、どれもこれも&br;アメリカに関係してるような……。&br; ハンバーガーにコーヒー、意識を失う前、&br;最後に見た気がするあの模様は&br;……星条旗……。&br; 俺がアメリカ嫌いなことを知ってて誰かが&br;嫌がらせしてるのか……? でもみんな嘘を&br;言ってるようには見えなかったよな……。&br; ……俺、本当に頭がおかしくなっちまったん&br;だろうか。いや、もうそうとしか思えねーよ&br;な……。ああ?っクソッ、なんなんだこれ!&br; シャルルとかケンタッキーとかが、&br;なんかニヤニヤしてやがんのが&br;気になるけどさ……。&br; あいつら、何か知ってるのかな……。&br; ん? あいつらに聞けばいい?&br; ……お断りだ!&br; あいつらに頭を下げるなんて、&br;ぜーったいにい・や・だ!&br; ……確かにこのままってのは&br;まずいとは思うけど……。&br; ……わかった、わかったよ。&br;○○がそこまで言うなら、&br;あいつらに聞く!&br; なんだってこんなことに……くそ……。 #endregion ***第6話:もうひとりの自分(親愛レベル14) [#d429502f] #region(ネタバレ注意) ……なんだ、○○か。&br;言いたいことはわかってる。&br;今日の俺のことだろう……?&br; 俺は任務中に与えられた役割を無視して&br;勝手に動いた。作戦が失敗に終わったのは&br;そのせいだ。&br; 原因は自分でもわかってる。&br; ……そうだよ。例のアレだ。&br;また意識が……。&br; いや、意識がなくなったっていうより……。&br; ○○は&br;シャルルから何も聞いてないのか?&br; そうか。フランス野郎にも、&br;それくらいの信義はあったか。&br; ……今から言うのは、&br;普通ならありえないことなんだが……&br;驚かないで聞いてくれ。&br; 俺の中には、ジョージっていう&br;別の人格がいるらしい。&br; アメリカ人だってよ……ははっ……&br;いきなりなんだよ……&br;マジわかんねえよな……。&br; そいつは、俺がアメリカに関わるもの?&br;を見たり聞いたりすると、&br;俺に代わって現れるらしいんだ。&br; ……なんでって、&br;俺が知りたいくらいだよ!!&br; っ悪い、&br;今ちょっと冷静になれてなくて……。&br; ……あいつらの話だと、ジョージは、&br;独立戦争中にはもういたらしい。&br; あの戦争じゃ、俺はイギリスの銃なのに&br;アメリカ側の主力としても&br;使われていて……。&br; 俺は自分の忠義をどこに尽したらいいか&br;わからなくて、混乱してた。&br; 騎士道の信義にもとる行為だと&br;思ってたけど……。&br; アメリカの人たちも、&br;もともとはイギリス人だし……&br;俺は心の持ちようがわからなくなって。&br; でも、確かに……途中からは、イギリス側&br;としての記憶しかないような……。&br; そうか……あの頃、&br;アメリカで戦っていたのは、&br;俺じゃなくてジョージだったんだ……。&br; ……いや! そうだとしても、&br;独立戦争はもうずっと前に終わったんだ!&br; イギリスの名銃と言われる、ブラウン・ベス&br;こそがこの俺だ。アメリカのヤンキーを&br;俺の中に残しておくわけにはいかない!&br; 今までの迷惑で不名誉な行動の数々も、&br;今日の作戦失敗だって、&br;全部あいつが原因なんだからな。&br; このままあいつがいるなら、&br;俺はいつまでも高貴になんてなれやしない!&br; 騎士道を全うして、マスターを守る&br;高貴な貴銃士になるためにも、なんとかして&br;俺からジョージを追い出さないと……!&br; しかし、人格を消すって&br;どうすればいいんだ?&br;全然、見当もつかないんだよなぁ。&br; え……○○が手伝ってくれる&br;のか?&br;でも……どうやって? #endregion //--------------------------------------------------- ***第7話:明けの明星(親愛レベル17) [#j4572752] #region(ネタバレ注意) ジョージの野郎を何とかする方法が&br;あるって?!&br; ふむ……ふむふむ……俺とジョージが&br;入れ替わるのは、俺のアメリカ嫌いが原因、&br;か……確かにそうかもしれないな……。&br; で? ……ふむ? ……。&br; ……はあ!?&br; アメリカ嫌いが原因なら、逆にアメリカを&br;好きになればいい……だって!?&br; 無理! ムリムリムリ!&br;そんなの絶対無理だ!&br; 大体、アメリカを好きになるって&br;どうやってだよ? 俺のアメリカ嫌いは&br;本能が拒否するレベルだぞ!&br; え……シャルルたちとアメリカに行く!?&br;おいおい、冗談にしては笑えないぞ?&br;マジで……。&br; あいつらと一緒にいたら、&br;ジョージが消える前に俺が消えそうだ……&br;ストレスで。&br; いやだ! 絶対に! い・や・だ!&br; …………。&br; はぁ……。わかってるよ……。&br;俺だって……。&br; このままじゃダメだってことくらい、自分で&br;わかってるんだ。みんなを危険に晒すような&br;奴が、戦場に立つ資格はない……。&br; 何よりマスターを守れなくなるのは、&br;騎士道に反するどころか騎士として失格だ。&br;大英帝国男子の恥さらしだ。&br; この問題を解決しない限り、&br;俺に未来はない……っ!&br;ちゃんとわかってるんだ!&br; でもなぁ……アメリカとシャルル……?&br;俺の嫌いなものフルコースじゃないか……。&br; 他に手は……? ないよなぁ……はぁ……。&br; ……○○。頼みがある。&br; その……○○もついてきて&br;くれないか。○○が一緒なら、&br;頑張れる気がするし……。&br; それに、俺にはマスターを守る使命が&br;あるのに、そばを離れるわけには&br;いかないだろう!?&br; そうか、来てくれるか。&br;助かる……本当に助かる……。&br; ハァ……ヨークタウンの戦いのときより&br;憂鬱だぁ……。 #endregion //--------------------------------------------------- ***第8話:共存の道(親愛レベル21) [#u2bc3dbe] #region(ネタバレ注意) ああ、○○。 ……ジョージのこと、&br;気にしてくれてるのか? &br; まだあいつは俺の中からいなくなってない&br;けど、おかげで少しコントロール&br;できるようになったと思う。&br; 少なくとも、戦闘中に&br;あいつが出てくることはなくなったな。&br; ……これも○○のおかげだな。&br;ありがとう。&br; ○○がいなかったら、&br;あの試練は乗り越えられなかった。&br;あの間、ストレスで5キロも痩せたんだぞ。&br; ……あんなにたくさんの星条旗に囲まれる&br;とか、絶対無理だったし。&br; ○○がいたから、なんとか&br;自分を保っていられたと思うんだ……。&br; それでも、かなり見苦しいところたくさん&br;見せたと思うけど……&br;おまえがいてくれて本当に助かったよ……。&br; ……なんだよ、その顔。&br;俺だって礼くらい言うって。&br;騎士には礼節も大事なんだ。&br; まぁ、シャルルたちにも礼を言わないと&br;いけないんだろうが……。&br; ○○から言っておいて&br;もらえるか?&br; 自分で言えばいい? また&br;無理なこと言うな、○○は。&br; 今は顔を合わせたくないんだ。&br;また何言われるか&br;わかったもんじゃないし……!&br; 今、シャルルのヘラッヘラした顔を見たら&br;反射的に殴る気がする。&br; と、とにかく頼んだぞ?&br;よし、この件は終わりだ。&br; ジョージのことは、&br;このまま少し放っとこうかと思ってる。&br; なんでこんな気持ちになったかは&br;わからねーんだけどさ……。&br; スプリングフィールドがジョージの奴を&br;気に入ってるせいかもしれないな。&br; たまにはジョージと遊びたいんだそうだ。&br;同じアメリカとして&br;気が合うのかもしれない。&br; ジョージが出てる間は、&br;俺の意識はないわけだから、&br;ちょっともやっとするけどな。&br; まあ、それも含めてまだ未定だな。&br; うーん、どうしたもんだろうな……。&br;○○はどう思う?&br; って言われても、&br;おまえはジョージに会ったことないし、&br;わからないよな。&br; うーん、どうしたもんか……。 #endregion //--------------------------------------------------- ***第9話:高貴ということ(親愛レベル25) [#g3340eff] #region(ネタバレ注意) ヘイ、○○! 調子はどうだ?&br;ハッピーにやってるのか!?&br; なんだよー。目真ん丸にして。&br;俺だよ、ジョージだよ! ジョージ!&br; ブラウンとは時々こうやって&br;代わってもらうことになったんだ。&br; 変なことするなよ! って約束だけど、&br;俺は別に変なことなんかしないし!&br; 部屋に星条旗飾るくらいでさ!&br;ハハハハッ!&br; こうして○○に会いにきたのは&br;ブラウンにはナイショにしてくれよ?&br; 実は君に、ブラウンの本音をチクってやろう&br;と思ってね! あ、これがあいつの言う&br;『変なこと』なのかな? ま、いっか!&br; あいつは本当に君のことが好きでね、口を&br;開けば騎士道騎士道ってバカの1つ覚え&br;みたいに言ってるけどあれは照れ隠し!&br; ほんとはただ、○○のことが&br;大好きなだけなんだよ! 笑っちゃうね!&br; そういう、微妙な騎士心?&br;わかってやってくれよな!&br; じゃあ、俺、これからもブラウンの中に&br;いるからさ! また会おうな! じゃっ!&br; …………。&br; はっ。&br; ここは……あれ、○○……?&br;ま、まさか、ジョージか?!&br; やっぱりそうか!&br;な、何かされてないか!?あいつ、&br;スキンシップ激しいらしいからな!?&br; そ、そうか。&br;何もなかったならいいんだが……。&br; ……あいつ、&br;何か、変なこと言ってなかったか?&br; なっ! なんだよ、その反応!&br;なんでうつむくんだよ!&br; っあぁー! やっぱり、&br;あいつを生かしておいたのは間違いだった!&br; 今からでもやっちまうか?&br;どう思う、○○!?&br; だ、大丈夫だ。俺は落ち着いてる。&br;いや、ほんとに。&br; ……でも、さ。うーん、なんというか……&br;ジョージのおかげで、&br;俺、少し変われた気がするんだ。&br; 少し吹っ切れたっていうか。&br;視界がクリアになったような……。&br; 今までは騎士道を極めることが、&br;高貴への道だと思ってたんだけど、&br;それも、少し思うところがあって……。&br; ……たぶん、おまえ、&br;○○が……。&br; ……いや、なんでもない。&br;なんでもないったらなんでもないんだ! #endregion //--------------------------------------------------- ***第10話:おまえを守るために(親愛レベル30) [#aa0067bd] #region(ネタバレ注意) ○○。今、ちょっといいか。&br; その、あれだ。今日の戦いも&br;激しかったけど、ケガとかしてないか?&br; ……そうか。それならいい。&br;俺はおまえを守らなきゃいけないからな。&br; 俺は騎士だから……いや、違うな。&br;もう自分をごまかすのはやめだ。&br; ……なあ、○○。&br;俺の話を聞いてもらえるか?&br;少し……いや、すごく緊張するけど。&br; 俺がおまえを守るのは、&br;騎士道にのっとっているだけって……。&br; ずっとそう思ってたよな?&br;俺もずっとそう思ってきた。&br; ……確かに最初はそうだった。&br;マスターに忠義を尽くし、&br;この身に代えても守り抜く。&br; それこそ騎士の最上の使命だし、&br;騎士道を貫けば、俺はもっと高貴になって&br;おまえを守ることができる……って。&br; でもさ、それは本当だけど&br;それだけじゃなかったんだ。&br; ○○と一緒に戦って、&br;毎日を過ごして……。気付いたんだ。&br; 俺が○○を守るのは……&br;俺がそうしたいからだってことに。&br; ど、どういう意味? ってそれ聞くのか!?&br; だから、その、つまり……大切だからだよ!&br;おまえのことが!&br; ……俺がジョージのことで悩んでるときも、&br;アメリカに行ったときも、&br;おまえはずっとそばにいてくれた。&br; それでやっと自分の気持ちに気付いた。&br; 俺の中でいろいろ……&br;辻褄が合ったっつーか……。&br; ○○への忠義が&br;違う気持ちに変化……いや昇華してたんだ。&br; おまえっていう……ひとりのひとを全てから&br;守りたい。そう思うようになっていた。&br; おまえがマスターだから、&br;俺は高貴でいられるんだってわかったんだ。&br; な、何を言ってるか&br;わからなくなってきたな……。&br; つまり、おまえを守るために、&br;俺はもっと高貴になりたい!&br; そのためにはおまえがそばにいることが&br;必要なんだってことだ!&br; だから……ずっと、俺のマスターでいろよ! #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#episode_medal] ***お説教は日常茶飯事([[忠誠の貴銃士−I>カード/ブラウン・ベス/★3 忠誠の貴銃士−I]]) [#w095dbfe] #region(ネタバレ注意) |ケンタッキー|あーあ、今日の作戦は疲れたわ……どっかの&br;クソダサマスケットと同じ隊だったせいで。| |ブラウン・ベス|ふん!&br;鍛え方が足りないんだろ、クソ民兵。&br;つーかおまえ、撃つの遅すぎなんだよ。| |ブラウン・ベス|スナイパーの流儀だかなんだか知らねーけど&br;俺はおまえのやり方を認めないからな。| |ケンタッキー|チッ……流儀もクソもねー&br;量産型の軍用銃に、&br;とやかく言われたかねーんだけど?ああ?| |スプリングフィールド|うわー、また始まった。&br;ブラウンもケンちゃんも、飽きないよねぇ。| |ブラウン・ベス|おい、蚊帳の外みたいな顔してるが……&br;スプリングとシャルルの部隊も、&br;今日はミスしてたろ。| |ブラウン・ベス|おまえらが止めるはずの敵兵が、&br;俺らのとこまで流れてきてたんだからな!| |スプリングフィールド|わっ、お説教はもうお腹いっぱいだよー!&br;しょうがないじゃん、&br;いろいろ想定外があったんだからさ。| |スプリングフィールド|それに、敵を追おうとしてた皆を&br;シャルル兄ちゃんが止めたのは、&br;正解だったと思うんだよね。| |シャルルヴィル|でしょ?あのまま深追いしてたら&br;こっちも危なかっただろうし…。| |ブラウン・ベス|それは……確かに適切な判断だ。| |ブラウン・ベス|けどな。&br;だからって、あっさり引きすぎだろ!&br;そこは反省しとけよな!| |シャルルヴィル|はいはい、りょーかーい!&br;……もー、ベスくんたら頭固いんだから。&br;いつものことだけどさ。| #endregion //---------- ***覚えておけよ!([[忠誠の貴銃士−II>カード/ブラウン・ベス/★3 忠誠の貴銃士−II]]) [#v3d79829] #region(ネタバレ注意) ○○、勲章のことだが……&br;まずは、礼を言う。ありがとな。&br; けど……まぁ、勲章が俺に与えられたのは、&br;当然の結果だよな。&br; 俺はいつ、いかなるときも……&br;勲章に値する働きをしてるって、断言できる。&br; なんたって……俺は騎士道のもとに、&br;おまえを守ると決めたんだからな!&br; ただ、それとは別に……だな。&br; 他の誰でもない、おまえから、&br;その働きを認められるっていうのは……。&br;&br;騎士として、&br;もっとも誇らしいことのひとつだ。&br; だから……な。勲章を授与されるのは、&br;当然だとしても……。&br; その……なんとも思ってないわけじゃない。&br;それなりには、嬉しい……とか、&br;まぁ、そういう感情も……っ。&br; ……あるんだってこと!&br;そ……それだけは、覚えておけよ!&br;わかったな? #endregion //---------- ***後輩との共通点([[騎士の誇り>カード/ブラウン・ベス/★4 騎士の誇り]]) [#hbdd9b37] #region(ネタバレ注意) なあ、○○!&br;ちょっと、街の楽器屋に行ってくる。&br; こないだレジスタンスのやつに、&br;ギター触らせてもらってさ。&br; 前から興味はあったけど……やっぱり&br;自分のギター、欲しいなと思ったんだよ。&br; そうしたら、エンフィールドも&br;ギターに興味あるって言うんだ。&br; あいつは同郷の後輩だし……&br;趣味も似てるのかもな。&br; ちょうど休日もかぶったから、&br;一緒に買いに行くことにしたんだ。&br; そういうわけで、今日はエンフィールドも&br;外出だ。おまえには一応、報告しとく。&br; 休日とはいえ、俺がおまえの貴銃士である&br;ことに、変わりはないからな!&br; おっと、そろそろ待ち合わせの時間だ。&br;じゃーな、○○。&br; かっこいいギター買えたら、&br;おまえにも見せてやらないでもない。&br;楽しみにしてろよな! #endregion //---------- ***ギターの先輩([[騎士の誇り>カード/ブラウン・ベス/★4 騎士の誇り]]) [#v4a45e75] #region(ネタバレ注意) ただいま、○○。&br;遅くなって悪い。&br; どのギターを買うかは、&br;すぐ決まったんだが……。&br; 楽器屋の店主が、すげーいい人で。簡単に&br;だけど、弾き方まで教えてくれたんだ。&br; あの店主に報いるためにも、&br;しっかり練習しねーとな。&br; ……あのな? これは、他のやつには&br;秘密にしておいてほしいんだが……。&br; 俺はエンフィールドの先輩だけど……&br;ギターに関しては、エンフィールドの方が&br;上だった。&br; 俺は、簡単なコードをいくつか覚えるだけで&br;精一杯だったのに……。&br; エンフィールドのやつ、弾いたそばから&br;さくさく上達しやがって。&br;運指も完璧だ、って店主が……!&br; 正直に認めるのは、ちょっと悔しいけど……&br;あいつ、センスあるよ。&br; 素直にあいつに教えてもらうのが、&br;上達への近道だろうな……&br;思い切って、練習に誘ってみるか! #endregion //---------- ***親睦、深まるか否か([[守り抜く意志>カード/ブラウン・ベス/★5 守り抜く意志]] )[#k000a068] #region(ネタバレ注意) おい、○○。 休暇を貰えたのは嬉しいんだが……。&br; 『親睦を深めるために、スプリング、&br;シャルル、ケンタッキーの3人と&br;旅行でもしてこい』ってのは、どうなんだ?&br; スプリングはいいとして……シャルルや&br;ケンタッキーと一緒に旅行なんて、&br;喧嘩になる予感しかしないだろ。&br; ……はぁ、わかってる。&br;喧嘩ばっかしてるから、親睦を深めてこい&br;なんて言われるんだよな。&br; 他ならぬ、恭遠からのお達しだしな……&br;仕方ねぇ、腹括るか。&br; そ、それに……この旅行には、&br;○○も来るんだよな?&br; それなら、俺が行かない理由はない。&br;おまえと旅行っていうもの、(原文ママ)&br;まあ悪くないし……。&br; 騎士として、○○を守ると&br;決めた以上……休暇だからって、&br;その使命をおろそかにはできないからな。&br; まあ……うん。そ、そういうことだ!&br; だから、旅行中に何かあったら俺を頼れよ。&br;あいつらじゃなくて"俺を"だぞ。いいな? #endregion //---------- ***旅先のお土産([[守り抜く意志>カード/ブラウン・ベス/★5 守り抜く意志]]) [#jaf98c62] #region(ネタバレ注意) |ブラウン・ベス|さすがは観光地、&br;基地の近くの街とは大違いだ……&br;いい茶葉も見つかりそうだな……!| |シャルルヴィル|わあ、あのスイーツおいしそ?。&br;○○、ちょっと見にいこーよ。| |ブラウン・ベス|こらシャルル! 団体行動を乱すな!&br;迷子になったらどーすんだ。| |スプリングフィールド|ブラウン、見てよコレ!&br;このお土産、どう?&br;すっごくブラウン好みって感じする!| |ブラウン・ベス|スプリング、店の品物をベタベタ触るな&br;……って、こ、これは!| |ブラウン・ベス|エクスカリバーじゃねーか!&br;細かいとこまで、よくできてるな……!| |ケンタッキー|おい……その剣を買うなら、&br;俺の半径5メートル以内に近づくなよ。| |ケンタッキー|んなもん背負ってるダセーお上りさんの&br;身内と思われたくねーんだけど?| |ブラウン・ベス|誰がお上りさんだ!&br;か、買うわけないだろ!| |スプリングフィールド|ええー!? ブラウンなら、&br;気に入ると思ったのに。ショックだなー。| |ブラウン・ベス|い、いや別に、&br;気に入ってないわけじゃないが……。| |シャルルヴィル|うわー、ベスくんってば!&br;スプリングのこと苛めないでよねー。| |ブラウン・ベス|苛めてねーよ! って、ああもう!&br;○○も、&br;笑ってるのバレてるからな!| #endregion //---------- ***おまえの時間が欲しい([[守り抜く意志>カード/ブラウン・ベス/★5 守り抜く意志]]) [#a9ffd45c] #region(ネタバレ注意) はぁ……やっとゆっくり過ごせるな。&br;夕飯は別行動にして、正解だった。&br; あいつら、休暇だからって&br;はしゃぎ過ぎだろ……ガキかっての。&br; なあ、〇〇は疲れてないか?&br;あいつらの相手、大変だったろ。&br; ……いや、この聞き方は違うな。&br;〇〇は……この休暇、&br;楽しんでるか?&br; おまえが楽しいなら……&br;俺はそれが、一番嬉しい。&br; 〇〇には……&br;い、いつも世話になってるしな!&br; いつかちゃんと、恩返しがしたいと&br;思ってたんだ。だから、その……!&br; ……くっそ、うまく言えねーな。&br;シャルルなら、こういうのサラっと&br;こなすんだろうけど……。&br; その……だな。&br;このあと、おまえの時間を……&br;もう少し、俺にくれないか?&br; いつもは、のんびりする時間もあまりない&br;からな。今日はその分まで、おまえと……&br;ふたりでゆっくり話したいんだ。 #endregion //---------- ***マスターという存在([[騎士の誓い>カード/ブラウン・ベス/★5 騎士の誓い]]) [#v085f8af] #region(ネタバレ注意) ○○、いるか? 入るぞ。&br; ……っと、悪い。仮眠してたのか。&br; いや、いいから、そのまま寝てろ。&br;今日は疲れただろ。&br; 古銃探しで森の中も館の中も&br;散々歩き回ったからな。&br;世界帝軍の奴らまで来て邪魔しやがるし。&br; おまけに、スナイダーとゲベールは&br;すぐ喧嘩になるときた。&br; エンフィールドの10分の1くらいでも、&br;協調性があれば……&br;いや、あいつもかなりマイペースか……?&br; とにかく、だ。おまえがいなかったら、&br;隊はバラバラで、古銃探しどころじゃ&br;なかったのは間違いない。&br; やっぱり、おまえは俺たち貴銃士の&br;マスターなんだ、って……&br;改めて思ったかな……。&br; な、なんて……ゴホン。&br; まぁ、今日はもう、あれこれせずに&br;さっさと休めよ! いいな? #endregion //---------- ***不安な編成([[薔薇と忠誠の騎士>カード/ブラウン・ベス/★5 薔薇と忠誠の騎士]]) [#h61a2529] #region(ネタバレ注意) おい、〇〇。&br;これを衛生室まで運べばいいのか?&br; ……ふん。礼を言われるほどの&br;ことじゃない。困っている奴に&br;手を差し伸べるのも、騎士の務めだからな。&br; ……つまり、お前だから助けたって&br;わけじゃなく、騎士の務めとしてだ。&br;わかってるな? ……よし。&br; それより……なぁ〇〇、&br;今度の作戦の編成、見たか?&br; いや、大したことじゃない。&br; ただ……&br;あの民兵野郎と俺が同じ隊なんて、&br;面倒なことになりそうだと思っただけだ。&br; まあ、誰と同じ隊だったところで&br;関係ないよな。&br;俺は、俺のやるべきことをやってくる。&br; ……な、なあ、〇〇。&br;その、作戦のあとで……。&br; いや、やっぱなんでもない……&br;今度の作戦が無事に終わったら、また話す。 #endregion //---------- ***お誘いはスマートに([[薔薇と忠誠の騎士>カード/ブラウン・ベス/★5 薔薇と忠誠の騎士]]) [#vafee3ec] #region(ネタバレ注意) ……悪い、〇〇。&br;手間かけたな。&br; くそっ……、&br;これくらいの作戦で怪我しちまうなんて。&br; 作戦自体は成功してよかったけど……&br;ケンタッキーの野郎!&br; あのクソ民兵野郎がちんたらしてたせいで&br;タイミングがずれて……。&br; はぁ……そうだな。終わったことを&br;ぐだぐだ言っても仕方ない、か。&br; 〇〇、手当てありがとな。&br;愚痴も……聞かせちまって、悪かった。&br; ……で、だ。&br;〇〇、この間の話なんだが。&br; おまえ……明日は予定空いてる、よな?&br; ちょっと遠いが、古城の庭で薔薇が&br;満開になったらしい。おまえさえよければ&br;連れてってやっても……と思って……。&br; ……あ、明日の朝出発だからな!&br;行く気があるなら、&br;ちゃんと準備して待ってろよ! #endregion //---------- ***薔薇と忠誠の騎士([[薔薇と忠誠の騎士>カード/ブラウン・ベス/★5 薔薇と忠誠の騎士]]) [#g68a0e9b] #region(ネタバレ注意) おい、〇〇。これ……やるよ。&br; ……な、なんだよ。&br;そんなに驚かなくたっていいだろ?&br; それともあれか?&br;俺がこういうことするのは珍しいか?&br; ……って、そうだよな。&br;フランス野郎じゃあるまいし、&br;正直ガラじゃないけど。&br; おまえにはいつも世話になってるから、&br;これは……その、あれだ。&br; 日頃の感謝の気持ちを込めて……だな。&br;騎士には礼節も大事なんだ!&br; この先の戦いでも、おまえの手を借りる&br;ことがたくさんあると思う。だけどその分&br;俺も、騎士としておまえを守る。&br; ……おまえは俺の、&br;たったひとりのマスターだからな。&br; だから、これからも……よろしく頼む。&br; ……ほ、ほら!&br;わかったらさっさと受け取れ。 #endregion //---------- ***同郷の集い([[誇りあれ>カード/ブラウン・べス/★4 誇りあれ]]) [#adaaff22] #region(ネタバレ注意) |記者|『月刊NOBLE』、&br;貴銃士のこだわり特集コーナーの取材です。&br;よろしくお願いします!| |記者|ブラウン・ベスさんは、&br;何かこだわっていることはありますか?| |ブラウン・ベス|そうだな……&br;まず、騎士道を重んじるのは基本だ。&br;俺は、大英帝国の銃だからな。| |ブラウン・ベス|弱きを助け、君主に忠誠を誓う。&br;俺がマスターを守るのも、&br;誇り高き騎士道精神に基づいてのことだ。| |記者|その誇りが、ブラウン・ベスさんの&br;高貴さを形作っているんですね!| |記者|それと、普段から紅茶を愛飲されている&br;とか。実は僕もイギリスの生まれでして、&br;そちらのお話も伺えたらと!| |ブラウン・ベス|お、同郷だったのか。&br;道理で……飲み方が似てると思ってたんだ。| |ブラウン・ベス|作戦に出ていてミルクがないときは、&br;ダージリンのセカンドフラッシュを&br;ストレートで飲むことが多い。| |ブラウン・ベス|だが、基地で飲むならミルクティーだな。&br;イングリッシュブレンドで作るやつが至高&br;……そうだろ?| |記者|はい、まったくその通りだと思います!&br;記事を書きつつよく飲んでおりますとも!| |ブラウン・ベス|そうか。……食堂でたまに&br;ちょっとした茶会をやってるから、&br;機会があれば参加してもいいぜ。| |記者|ええ、ぜひご一緒させてください。&br;それでは、そろそろ撮影に入りましょう!| |記者|本日はありがとうございました。&br;なかなか濃いお話を伺えました!| |ブラウン・ベス|ああ。&br;また何かあったら、遠慮なく聞いてくれ。| #endregion //---------- ***今日は俺の番([[誇りあれ>カード/ブラウン・べス/★4 誇りあれ]]) [#u00b7985] #region(ネタバレ注意) ん?&br;○○、&br;もう新しい『NOBLE』読んでんのか。&br; ……は?&br;エンフィールドに渡された?&br;まったくあいつは……。&br; 取材はな……&br;あー、やっぱり俺、ああいうのは&br;あんまり得意じゃないんだが……。&br; 記者もイギリスの出身だっていうから、&br;いつの間にか盛り上がってたな。&br;まぁ、思ってたほど悪くはなかった。&br; だけど、騎士道についてもっと深く&br;話しておくべきだったな……&br;ま、それは次の機会にするか。&br; そういや、最近はエンフィールドが&br;しょっちゅうおまえに&br;紅茶持ってってるよな。&br; ……よし。&br;今日は、俺が淹れてやる。&br; そんで……&br;たまには、ふたりでゆっくり話そうぜ。&br;……紅茶飲みながら、さ。 #endregion //---------- ***クリスマスへ向けて([[微睡みのクリスマス>カード/ブラウン・ベス/★5 微睡みのクリスマス]]) [#g00461e1] #region(ネタバレ注意) おい、〇〇。&br;……これ、やるよ。&br; 何って……見ての通り、&br;クリスマスカードだ。親戚とか友達とか、&br;親しい奴にはこれを渡すもんだろ?&br; 俺はおまえの騎士だから、&br;そういうのとは少し違うが……&br;まあいいだろ。&br; おまえの故郷のことは……前に聞いた。&br;カードをやり取りするような相手は&br;いなくなっちまった、って。&br; だから、全くないよりは、&br;ひとつくらいあった方が&br;マシな気分になるかと思って、だな……。&br; ……まあ、おまえがそんなに喜ぶんなら、&br;用意した甲斐もあったよ。&br; 最近ずっとバタバタしてたけど、&br;クリスマスくらいはゆっくりできそうか?&br; ……ならよかった。&br;俺らも色々準備しておくから、&br;当日を楽しみにしとけよ。 #endregion //---------- ***一足早いプレゼント([[微睡みのクリスマス>カード/ブラウン・ベス/★5 微睡みのクリスマス]]) [#o553867d] #region(ネタバレ注意) |ブラウン・ベス|ったく、なんなんだよあいつらは……!| |エンフィールド|大英帝国の料理に対して、&br;ひどい誤解があるようですね……。| |ブラウン・ベス|……ああ、〇〇。&br;いや、な……俺たちで、英国伝統のパイを&br;作ってやろうと思ってたんだよ。| |エンフィールド|そうしたら、シャルルヴィルさんと&br;タバティエールさんに『魚はやめて!』と&br;言われてしまいまして……。| |エンフィールド|僕たちが作ろうとしたのはミンス・パイなの&br;ですが……もしや、スターゲイジー・パイと&br;誤解されたのでしょうか。| |ブラウン・ベス|あー……なるほどな。ま、タバティエールも&br;いるし、料理はあいつらに任せとけば&br;美味いもんができるだろ。| |エンフィールド|そうですね、ブラウン・ベス先輩!&br;僕たちは談話室の飾り付けをしましょう!| |ブラウン・ベス|ツリーはこの辺りに置くか。&br;あんまり暖炉に近くても危ないしな。| |ブラウン・ベス|おい、〇〇。&br;そこのオーナメント取ってくれるか?&br;金のやつ――| |ブラウン・ベス|――っくしゅん!| |エンフィールド|先輩、大丈夫ですか?&br;……少し冷えますね。&br;暖炉の薪を追加しておきましょう。| |ブラウン・ベス|ああ、頼んだ。| |ブラウン・ベス|……ん? なんだ、〇〇。&br;……セーター、が入ってるのか?| |ブラウン・ベス|へぇ、暖かそうだ。&br;クリスマスプレゼントにはまだ早いが……&br;確かに、必要なのは今だな。| |ブラウン・ベス|……ありがとう。もらっとくよ。| |ブラウン・ベス|おまえとエンフィールドは、&br;これからマーケットに行くんだろ?&br;そっちこそ、暖かくして行けよ。| #endregion //---------- ***ぬくもりに包まれて([[微睡みのクリスマス>カード/ブラウン・ベス/★5 微睡みのクリスマス]]) [#kd205c4d] #region(ネタバレ注意) &attachref(./.jpg,zoom,,259x200); |エンフィールド|先輩、ただいま戻りました!| |ブラウン・ベス|ん……、〇〇……?&br;に、エンフィールドか……。| |ブラウン・ベス|ふぁ……&br;悪い、いつの間にか寝ちまってたみたいだ。| |ブラウン・ベス|おまえにもらったセーター、暖かくてさ……&br;なんか、眠気が……。| |エンフィールド|ああっ、先輩!&br;いくら暖かくても、そんなところで寝ては&br;風邪をひいてしまいますよ!| |ブラウン・ベス|ん……大丈夫だ。&br;俺は騎士、だからな……。| |エンフィールド|……寝ぼけてますよね?| |エンフィールド|ほら、先輩!&br;起きるなら起きて飾り付けの続きを、&br;寝るならベッドに行きましょう!| |ブラウン・ベス|ああ……飾り付け……。&br;そうだな……うん、やるか。&br;ふぁ……。| #endregion //---------- ***熱望を受けて([[Your First Knight>カード/ブラウン・ベス/★5 Your First Knight]]) [#w20d8728] #region(ネタバレ注意) なあ、〇〇。&br;少し話しておきたいことがあるんだが、&br;いいか?&br; いや、そんなに大仰な話じゃない。&br;……今度、また『月刊NOBLE』の取材を&br;受けることになったんだ。&br; 前にも特集の取材を&br;受けたことはあったけど、&br;今回は是非表紙にって力説されてだな……。&br; 雑誌を楽しみにしてる奴も多いし──&br;エンフィールドやヒデタダは、&br;たまにすごい数を持ってるよな。&br; ……それはともかくだ。&br;特に断るような理由もないし、&br;受けておいた。&br; 士気を上げるのに一役買うっていうんなら、&br;俺は努めを果たすだけだからな。&br; それで、ひとつ相談なんだが……。&br; 記者の話では、〇〇も&br;一緒に撮影に来てほしいらしい。&br; 細かい話は俺も聞いてない。&br;ただ、撮影に少し協力してもらいたいとか&br;何とか言ってたな。&br; 今度の休み、時間作れそうか?&br; ……そうか、よかった。&br;時間が決まったらまた知らせにくる。&br;それじゃあ、よろしくな。 #endregion //---------- ***始まりの日とこれから([[Your First Knight>カード/ブラウン・ベス/★5 Your First Knight]]) [#c55100dc] #region(ネタバレ注意) |記者|ブラウン・ベスさん、〇〇さん&br;本日は『月刊NOBLE』の取材への&br;ご協力ありがとうございます!| |ブラウン・ベス|おう、こっちこそよろしくな。| |記者|世界帝軍との戦いが&br;大きく進展する中で、次号は&br;アニバーサリー特別号と銘打ちまして、| |記者|『始まりの日とこれから』をテーマに&br;取材を行わせていただきます。| |ブラウン・ベス|なるほどな。それで〇〇も&br;呼ばれたってわけか。| |記者|ええ。早速ですが、ブラウン・ベスさんは&br;〇〇さんと初めて会った時と&br;今で、気持ちに何か変化はありますか?| |ブラウン・ベス|そうだな……。〇〇と&br;多くの戦場を越えて、長い時間を過ごして、&br;色々なことを知った。| |ブラウン・ベス|だから当然、変わった部分もあると思う。&br;その……より忠誠を尽くそうと&br;思えるようになったというか……。| |ブラウン・ベス|……ゴホン。&br;ただ、変わった部分はあっても、&br;根本は揺らがない。| |ブラウン・ベス|俺は呼び覚まされた時から&br;〇〇の騎士として在る。&br;そしてこれからも。| |記者|…………!| |ブラウン・ベス|……おい、どうした? なに呆けてるんだ。| |記者|し、失礼しました!&br;おふたりの強い結びつきに&br;圧倒されまして……。| |記者|それでは、撮影に入りましょう。&br;おふたりの出会いの場面を&br;再現していただきたいと思います!| |ブラウン・ベス|は、はぁ……!?| #endregion //---------- ***新たな誓いをくちづけに込めて([[Your First Knight>カード/ブラウン・ベス/★5 Your First Knight]]) [#w8cd4874] #region(ネタバレ注意) 〇〇。これから時間あるか?&br;少し出かけたいところがあるんだ。&br; ……ありがとな。&br;それじゃ、ついてきてくれ。&br; ん……?&br;行き先は別に、秘密ってほどでもない。&br;この間の撮影で行ったところだ。&br; ……記者のやつも言ってたが、&br;先が見えなかった世界帝軍との戦いも、&br;だいぶ進んできた感じがあるだろ?&br; このあたりで、初心を思い出すのも&br;悪くないかなって思ったんだよ。&br; だから、カメラはなしで、&br;おまえに改めて誓いたい。&br; ……お、ついたぞ。&br; 〇〇。&br;……手を、貸してくれるか?&br; 俺は大英帝国の名銃、ブラウン・ベス。&br;俺のマスターになれるんだ、光栄だろ?&br;騎士の誇りにかけて、おまえを守ってやる。((このシーンのみ、ボイス一覧の「初対面の挨拶」のボイスがフルで再生される))&br; ……って感じだったか?&br;初めての挨拶は……&br;はは。&br; ……俺が&br;銃の“ブラウン・ベス”だった時は、&br;戦う多くの人間たちの相棒だった。&br; 今は──〇〇。&br;おまえだけの貴銃士であり、騎士だ。&br; いつかこの戦いが終わる日まで──。&br; ……そして、その先も、&br;この身が尽き果てるまで。&br; おまえを守り、共に戦うことを……&br;ここに誓うよ。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **日常 [#episode_daily] ***後輩がほしい! [#ea633230] #region(ネタバレ注意) 発生場所:武器修理所付近 |シャルルヴィル|ベスくん、お前さあ……&br;エンフィールドみたいな後輩がいるなんて、&br;ズルくない!?| |ブラウン・ベス|は? 何だよ突然。| |シャルルヴィル|だって……エンフィールドってさぁ、&br;お前にすっげー懐いてるじゃん?| |ブラウン・ベス|懐くって、犬みたいな言い方すんな!| |ブラウン・ベス|まあ、確かに……&br;大英帝国を築いた先輩として、尊敬してる&br;……みたいなことは、言われてるけどな。| |シャルルヴィル|それだけじゃないだろ?&br;掃除に洗濯、なんでもやってくれて……&br;あいつ、紅茶まで淹れるらしいじゃん!| |ブラウン・ベス|ふん……あいつの淹れる紅茶は、&br;悪くないな。さすがは、俺の同郷だ。| |シャルルヴィル|うわー、何その嬉しそうな顔!&br;やっぱズルい!&br;俺もそういう後輩がほしい!| |ブラウン・ベス|ハッ、おまえが先輩? お前には、&br;ナポレオンのパシリがお似合いだよ。| |シャルルヴィル|やーだーよ! ナポレオンさんって、&br;ほんとに銃使いが荒いんだから……!| #endregion //--------------------------------------------------- ***苦手な『あの旗』 [#o9ff8de6] #region(ネタバレ注意) 発生場所:食堂付近 |ブラウン・ベス|おまえ……このクソ民兵野郎!&br;食堂の入り口にヘンテコな飾りくっつけたの、&br;お前だろ!?| |ケンタッキー|あぁ? ヘンテコ?&br;クソダサマスケットには、&br;アートを理解する心もねぇのかよ。| |ケンタッキー|つーか、ちょっとデコっただけだし。&br;なあ、スーちん?| |スプリングフィールド|……あ! わかった! あのさ、&br;ケンちゃん。ブラウンが怒ってるのは、&br;たぶんデコのモチーフが……。| |ブラウン・ベス|そうだよ! おまえよりによって……せ、せ、&br;星条旗なんざ持ち出しやがって!| |ケンタッキー|星条旗『なんざ』? あんたのアメリカ&br;嫌いは勝手だけどよ、俺の信念……&br;星条旗バカにすっと許さねーぞ!?| |ブラウン・ベス|おまえの信念とか知るかよ!&br;……もう我慢ならねぇ。今日という今日は、&br;おまえと決着付けてやる!| |ケンタッキー|あ? 望むところだ! 表出やがれ!| |スプリングフィールド|ちょっとふたりとも、喧嘩はやめなよー。&br;ていうか表出ろって、ここ屋外なんだけど。| |スプリングフィールド|もう……&br;顔合わせると、すぐコレなんだから。| #endregion //--------------------------------------------------- ***構いすぎに注意 [#n50bf290] #region(ネタバレ注意) 発生場所:宿舎付近 |ブラウン・ベス|おい、スプリング。昨日はよく寝たか?&br;大事な作戦の日に、&br;夜更かしなんかしなかったろうな?| |シャルルヴィル|ちょっと、俺の弟を舐めないでよ。&br;作戦に備えて、睡眠はバッチリに&br;決まってるだろ?| |ブラウン・ベス|うわ、割り込んでくるなっての!&br;俺は今、スプリングと話して……。| |シャルルビル|だって……スフィーは昨日、寝る前に&br;俺とホットミルク飲んだもん。&br;ねー、スフィー! よく眠れたでしょ?| |スプリングフィールド|……もー! シャルル兄ちゃん、&br;どうしてそういうこと言うの!?&br;弟扱いはやめてよ!| |スプリングフィールド|ふたりとも、ほんっとヤダ!&br;……今日はもう、俺に話しかけないで!&br;じゃーね!!| |シャルルヴィル|ええっ!? そんなあ……!| |ブラウン・ベス|なっ……シャルルの野郎はともかく、&br;俺もか……!?| |ブラウン・ベス|スプリング! 口きかないって……&br;作戦中の連携はどうすんだよ?&br;おい、待てって!| |シャルルヴィル|くっ! これが、昨今問題視されている……&br;弟の、深刻な兄離れ……!| #endregion //--------------------------------------------------- *拠点セリフ [#nbd9c384] //※※※重要※※※Top>拠点セリフ への記載もお忘れなく! #region(※ネタバレ注意) |~場所|~セリフ|~親愛Lv| |~作戦室|世界帝軍は、民衆から武器を取り上げて&br;圧政を敷いてるんだろ?&br;丸腰の相手を脅すなんて、恥ずべき行いだ。|| |~|騎士たるもの、真実のみを語るべし。&br;……すべてを語るとは約束できないが&br;おまえに、嘘はつかねーよ。|| |~|敵前逃亡は、騎士の名折れだ。&br;最後まで、勇敢に戦い抜く!|| |~|……え? あ、ああ……おまえか。&br;悪い、ぼーっとしてた。&br;くそっ、最近多いんだよな……!|| |~|スナイダーは生意気な後輩だけど&br;貴銃士としての力は確かだ……ま、当然か。&br;あいつも、イギリスの銃だしな!|| //---------- |~衛生室|マスターに怪我でもさせたら&br;騎士の名折れだ。&br;戦場では、おとなしく守られてろよな。|| |~|マスターはメディックなんだから&br;あまり危ない真似はするなよ。&br;……じゃ、じゃねーと守るのが大変だろ!|| //---------- |~宿舎|『月刊NOBLE』の取材がついに&br;俺にも……あんまり得意じゃないが&br;……し、仕方ねーな。|| |~|最近忙しくて、ギターに触れてないんだよ。&br;〇〇、エンフィールドの&br;次の休みっていつだ?|| |~|命中率なんて、数撃ちゃ関係ない。&br;当たればいいんだよ、当たれば!&br;マスターも、そう思うだろ?|| |~|うわっ! だ、誰だ宿舎の入り口に&br;星条旗なんか掛けたのは!&br;う……め、めまいが……。|| |~|?♪ ??♪ ?♪ ……ん?&br;これは昔、故郷で流行ってた歌だ。&br;今ではもう誰も知らないかもな……。|| |~|バイト先の喫茶店で、ラプサンスーチョンの&br;茶葉をもらったんだ。まぁ通好みな香りだが&br;……おまえ、興味あるか?|(27)| |~|エンフィールドとスナイダーって&br;本当、兄弟とは思えないよな……。&br;あの態度の差! おまえもそう思うだろ?|| //---------- |~武器修理所|戦う前から、壊れることを恐れるなんて&br;騎士道精神に反する……おまえが嫌がるなら&br;壊れない努力はするけどな。|| //---------- |~訓練所|『月を撃つような命中率』……って、おい!&br;その話、誰に聞いた? シャルルか?&br;それとも、あのクソ民兵野郎か……!?|| |~|たゆまぬ訓練は、&br;騎士として当然の行いだ。&br;……貴銃士としてもな。|| |~|スプリングを見なかったか?&br;一緒にトレーニングメニューをこなす&br;約束をしていたんだが……。|| //---------- |~シャワー室|ここのシャワーに文句言うやつもいるけど&br;俺は、たいして気にならないな。&br;水が出れば上等だろ?|| |~|ケンタッキーと鉢合わせちまった……。&br;コソコソ隠れて撃つ、卑怯な民兵野郎が&br;デカい顔しやがって……!|(24)| //---------- |~食堂|食堂に、ハンバーガーが&br;山積みになってるぞ!?&br;くそ、いまいましい……!|| |~|ヘイ、〇〇! 今日の昼飯は&br;スプリングとハンバーガーを食ったんだ!&br;いや?腹いっぱい! ハハハハッ!|| |~|気分転換なら、クリームティーでもどうだ?&br;スコーンに、たっぷりのジャムとクロテッド&br;クリームを塗って食べる……ってやつだ。|| //---------- |~井戸|ここの基地の水は、無事でよかった。&br;戦争で汚染されて、ダメになった&br;井戸も少なくないらしいな。|| |~|少しでも服が汚れてたり、シワがあると、&br;高貴じゃないって加護減らされる……。&br;ったく、細かいんだよな。|| |~|水をくむのか? なら、俺がやろう。&br;……弱い者に手を貸すのも、騎士道だ。&br;おまえだから、ってわけじゃねーからな!|| |~|今日はいい天気だな……こういう日に&br;屋外で飲む紅茶も格別なんだ・&br;おまえが飲んでみたいなら、淹れてやるぜ?|(28)| //---------- |~裏庭|こうやって身体を動かす仕事してると、&br;ふと……ああ、俺今貴銃士なんだなって。&br;不思議な気分になることも……ある。|| |~|薪割りだからって、怠けたりはしない。&br;騎士道精神は、誠実さを重んじるからな。|| //---------- |~森の奥|俺の騎士道は、マスターがいなきゃ&br;始まらねーのかもしれない。&br;そんな騎士道、おかしいよな? でも……!|| ※親愛レベルの( )付きの数字は暫定情報 #endregion *グッズ [#r166f631] [[ブラウン・ベスのグッズ>https://amzn.to/2INggyD]] //--------------------------------------------------- //*メモ・雑記 //あれば //--------------------------------------------------- *コメント [#comment] #pcomment(./コメント,reply,10) &aname(top){上へ戻る}; データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する