イベント/夏空のノスタルジア/エピソード のバックアップ(No.1)


第1話 Memorial Day Edit

+  ネタバレ注意

(以下、全て恭遠・グランバードの台詞)
…………はぁ。
 
……ん?
ああ、〇〇。何か言ったか?
 
すまない、少し考え事をしていた。
もうすぐ、その……。
 
……俺の両親の、命日なんだ。
 
ふたりとも、
レジスタンス活動をしていて……
世界帝軍に捕らえられた。
 
俺はあのときは若くて力もなく、
どうすることもできなくて……。
 
村でレジスタンスの
中心的役割を担っていたふたりだったから、
見せしめとして皆の前で処刑されたんだ。
 
今は、故郷の共同墓地で眠っている……
俺たちの活躍を、
見守ってくれているはずだ。
 
……墓参り、か。
もう何年も行けていないな。
 
ここに落ち着く前はそんな余裕は
なかったし、今だって俺が
基地を離れるわけにはいかないだろう?
 
いや、
もちろん君たちのことは信頼している!
しかし……!
 
……はぁ、わかったよ。
君は説得が上手いな……。
 
ありがとう、〇〇。
そうと決まれば、明日にでも出発するよ。
 
作戦は……そうだな。
1週間分の要項をここに貼り出しておく。
明日からは、それを見て行動してくれ。
 
俺がいない間、大きく動くことはせず、
常に慎重に。
極力リスクの少ないルートを使って……。
 
もしものことがないよう、
くれぐれも用心してほしい。
 
……口うるさくなるのは勘弁してくれ。
君たちを侮っているわけじゃない、
ただ、心配なんだ。
 
俺は……
大切な仲間を失うのは、もう……。
 
……っ、そうか。そうだったな。
今のレジスタンスは、昔とは違う。
 
君には、たくさんの心強い貴銃士たちが
ついているのだから。
 
…………。
 
……なあ、〇〇。
戻ったら、君に聞いてほしいことがある。
 
故郷の土産も持って帰るから、
楽しみにしていてくれよ。

第2話 不確かな次よりも Edit

+  ネタバレ注意
エカチェリーナまったく、きょーどーは過保護ですねぇ。
しゅうかくのお手伝いなんて、
簡単にもほどがあります。
エカチェリーナもちろん、シンパとの助け合いは
とっても大事ですけれど……はぁ。
まあ、しかたのないことですね。
エカチェリーナ大切なかたをなくしてほんの数年では、
ひとの傷は癒えないものでしょうから。
ゆるしてさしあげますー。
エカチェリーナそれに、たまには
こういう日もわるくありませんよね、
〇〇。
エカチェリーナぼく、とうもろこし畑にはいったのは
はじめてです。おみやげも、
こんなにたくさんいただけましたし……。
カトラリーあ……
○○、エカチェリーナさん。
お疲れ様。
エカチェリーナええ、ごきげんよう。
かとらりーは、魚つりですか?
カトラリーうん……。
そ、それ、立派なとうもろこしだね。
エカチェリーナそうでしょう。
畑いっぱいに、それはそれはたくさん
実っていたのですよ。
カトラリーへぇ……。
色もきれいで、おいしそう……。
カトラリーとうもろこしって、
乾燥させるとかなり日持ちするから、
海賊船に積まれることもあってさ……。
いろんな料理にできるし、
いい……よね。
エカチェリーナふふ。くわしいのですねー。
かとらりーは、
とうもろこしが好きなのですか?
エカチェリーナでしたら、あなたも取りに
行ってらっしゃい。ほんとうは、もっと
持っていくように言われたのですが……。
エカチェリーナぼくと〇〇のふたりでは、
運びきれなかったぶんがあるのです。
カトラリーえっ! でも……。
ううん、僕がいきなり行ったって……ね。
カトラリー僕は、また今度
機会があればでいい……かな。
ほら、釣りの続きもあるし……。
エカチェリーナかとらりー、あなた、なにをためらって
いるのです? もうすぐ夏もおわり……
きかいはそうないでしょう。
エカチェリーナなにより、「また今度」に、
ぼくたちがいる保証なんてないのですよ?
エカチェリーナそれは、農家のかただって同じこと……。
いつなにが起きるかわからない
ご時世なのですから。
カトラリー……うん。
それは……そう、だよね。
エカチェリーナわかっているなら、早く行きましょー。
ぼくとますたーが、
つきそってさしあげますよ。
カトラリーべ……別に、ひとりで行けるけど……。
一緒に来るって言うなら、それもいいよ。

第3話 悲しみの海 Edit

+  ネタバレ注意
ベルガーうぐっ、えぐっ、……エ、エンゼル1号……!
どうして死んじまったんだよぉ……!
ベルガー俺の、俺だけのエンゼルフィッシュ……
これからも、ずっと一緒だと思ってたのに、
なんで……!
ベルガー墓作ってやろーかと思ったけど……。
花壇掘り返そうとしたらアインスに
怒られたし、お前、魚だもんな。
ベルガーやっぱ、海に戻るのが一番いいだろ?
……ずびっ。
ベルガー……じゃあな、エンゼル1号。
これで、本当にお別れだっ……!
ベルガーああ、行っちまった……。
ううっ、これから海を見るたびに
お前を思い出すぜ……。
ベルガー…………あれ?
ベルガー海? ……海!?
ベルガーや、やっべ━━!
エンゼル1号、淡水魚じゃねーか!
ベルガーエンゼル1号を死なせちまった上に、
海水に突っ込んで……俺、アホじゃん!
ベルガーごめんなぁ……エンゼル1号……!
ナインティ……、……!
ベルガーナ、ナインティ……
慰めてくれてんのかよ……?
ベルガーん……?
『ダイジョウブ だぜ』
『かわ うみ つながってる』……?
ベルガーおお! そーじゃん!
つかそーだよな、
川と海って繋がってんだっけ!
ベルガーつーことは、そのうち川に流れ着く!
……よかったな、エンゼル1号ぉ!
ベルガーあ、そーだ。あいつに好きだったエサも、
流してやんねーと。
……これこれ。
ベルガーん? ナインティも一緒にやるか?
あいつ、
いっつもうまそーに食ってたんだぜ。
ナインティ……。…………!
ベルガー寄ってきて、口、パクパクさせてよぉ……。
う……ぐすっ。

第4話 まだ見ぬその日を想い Edit

+  ネタバレ注意
レオポルトおーい、グレートル。
カールも、
あまり遠くに行ってはいけないよ。
レオポルト……はは。
この暑い中、ふたりとも元気なものだ。
ねえ、ケインくん。
ケインええ、本当に。あとでお茶を差し入れ
しましょう。今日は冷やしてみたのですよ。
レオポルトさんも、どうぞ。
レオポルトおお、助かるよ。ちょうど、何か飲みたいと
思っていたところなんだ。
ケインふふっ……
お役に立てたのならば何よりです。
レオポルトふぅ……冷たくてとても美味しいよ。
ケインくんのいれる紅茶は絶品だ。
こんな日は、アイスティーもいいものだね。
ケイン恐れ入ります。
……しかし、レオポルトさんは多才ですね。
絵まで描かれるとは。
ケイン楽しそうなマルガリータさんと
カールさん……生き生きしていて素敵です。
レオポルトはは、ありがとう。
見よう見まねの拙い自己流で
技法も何もあったものではないが……。
レオポルトただ、何か……
ふたりとの思い出を形に残したくてね。
ケイン思い出を形に……ですか。
なるほど、それはよい考えですね。
レオポルトああ。それも、自分の手で生み出せる……
銃の姿では成しえない、素晴らしいことだ。
レオポルトこの暑さも、喉の乾きも……
思い出を残したいという意志も。
全て、人の身を得たからこそなのだろうね。
ケインそうですね、
不思議なものです。
ケインですが……人の身ならではの
沸き立つあらゆる思いを、
私は愛おしく思っていますよ。
レオポルト私もさ。
レオポルトいつかこの絵を見て、
今日を懐かしく思い出せたら……
それはきっと、素晴らしいことだね。
ケインええ。
……願わくはその時も、
皆と共にありたいものです。

第5話 夏の帰り道 Edit

+  ネタバレ注意

第6話 破られた約束 Edit

+  ネタバレ注意

第7話 向日葵 Edit

+  ネタバレ注意

第8話 前へ向かって Edit

+  ネタバレ注意

第9話 目のくらむような暑い日 Edit

+  ネタバレ注意

第10話 皆でティータイムを Edit

+  ネタバレ注意