カール | うーん……これは単なる偶然か? いや、なんにせよ、 好ましい状況とは言い難いか……。 |
レオポルト | おや? どうしたんだい、カール。 何か気になることでも? |
カール | うむ、少しね…… 近頃、立て続けに 世界帝軍との衝突があっただろう? |
カール | しかも、この基地からそう離れていない ところまで奴らが攻めてきての衝突だ。 |
カール | もしかすると、我々の居場所が 掴まれかけているのではないかと、 少し気になってねー。 |
恭遠・グランバード | それについては俺も気になっていた。 対処が早く、 被害を抑えられたのは良かったが……。 |
恭遠・グランバード | 対応が素早かったことで、 こちらの拠点が近いことも 示唆してしまったのではないかとね。 |
レオポルト | ふむ……。 なるほど、それは確かによろしくないね。 |
キセル | おう、どうしたどうした! どいつもこいつも暗ェ顔しやがって。 |
レオポルト | おやキセル君、おかえり。 いやぁ、ちょっとまずいことに なっているかもしれなくてね。 |
レオポルト | どうしたものかと、 皆で頭を悩ませていたところなんだよ。 |
キセル | おうおう! てめェら、それでいいのかよ!? うだうだ考えてたって事は動かねェだろ? |
キセル | 人生は博打ィ! まずは賭けなきゃ始まんねェぜ! |
カール | ははっ! 威勢のいいことだね。 だが、確かに君の言う通りだ。 さっそく行動を開始しようではないか! |
恭遠・グランバード | そうだな。他の支部と協力し、 基地の場所をカモフラージュできるような 作戦を進めよう。 |