キャラクター/カール の編集 Top > キャラクター > カール *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[英明な貴銃士−I>カード/カール/★3 英明な貴銃士−I]]|★★★|&color(blue){青};| |[[英明な貴銃士−II>カード/カール/★3 英明な貴銃士−II]]|★★★|&color(red){赤};| |[[冒険へ>カード/カール/★3 冒険へ]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[賛美>カード/カール/★3 賛美]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[プレッシャー>カード/カール/★3 プレッシャー]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[受け継いだ名と意志>カード/カール/★4 受け継いだ名と意志]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[大いなるカリスマ>カード/カール/★4 大いなるカリスマ]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[小さな皇帝>カード/カール/★4 小さな皇帝]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[前進せよ!>カード/カール/★4 前進せよ!]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[プルス・ウルトラ>カード/カール/★5 プルス・ウルトラ]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[玉座は誰がために>カード/カール/★5 玉座は誰がために]]|★★★★★|&color(red){赤};| //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える &aname(top); &attachref(./11karl.png,nolink, ,100x249); CV:山谷祥生 &size(18){''この黒い壁を突き破れ!&br;もっと先へ!もっと向こうへ!&br;前進せよー!!''}; //--------------------------------------------------- #contents //--------------------------------------------------- *プロフィール [#prof] |~所属グループ|ハプスブルク| |~身長|152cm| |~体重|41kg| |~趣味|テーブルゲーム| |~好きなもの|肉、チョコレート| |~攻撃回数|2| |~キャラクターソング|Plus Ultra| //--------------------------------------------------- *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[英明な貴銃士−I>カード/カール/★3 英明な貴銃士−I]]|★★★|&color(blue){青};| |[[英明な貴銃士−II>カード/カール/★3 英明な貴銃士−II]]|★★★|&color(red){赤};| |[[冒険へ>カード/カール/★3 冒険へ]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[賛美>カード/カール/★3 賛美]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[プレッシャー>カード/カール/★3 プレッシャー]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[受け継いだ名と意志>カード/カール/★4 受け継いだ名と意志]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[大いなるカリスマ>カード/カール/★4 大いなるカリスマ]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[小さな皇帝>カード/カール/★4 小さな皇帝]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[前進せよ!>カード/カール/★4 前進せよ!]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[プルス・ウルトラ>カード/カール/★5 プルス・ウルトラ]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[玉座は誰がために>カード/カール/★5 玉座は誰がために]]|★★★★★|&color(red){赤};| //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *自己紹介 [#introduction] やあ、僕はカール。神聖ローマ皇帝、カール5世から名と意志を受け継いだ。 僕の拳銃に刻まれている、この言葉……『PLUS ULTRA(プルス・ウルトラ)』を知っているか? 『もっと先へ、もっと向こうへ、さらなる前進』という意味で、僕の指針でもあるのだ。 僕が共にある限り、君に敗北はない。勝利を確信し、前へ進め。 //--------------------------------------------------- *銃 [#gun] 世界最古に数えられる美麗な二連拳銃で、 2つのホイールロックが1つのロックプレートに組み上げられている。 撃鉄側には『双頭の鷲』と『ヘラクレスの柱』が緻密に彫金されており、 ヘラクレスの柱にはカール5世のモットーである 『PLUS ULTRA』の文字が刻まれている //--------------------------------------------------- *絶対高貴 [#noble] |~開放できる貴銃士ランク|1| |~開放に必要なエピソード|第1話:プルス・ウルトラ| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *セリフ [#talk] **日常 [#talk_daily] |~初対面の挨拶| |神聖ローマ皇帝、カール5世を知ってるな?&br;僕は、彼のために作られた二連拳銃だ。&br;君を、勝利の先へ連れて行こう。| |>|~マイページ会話| |~1|レオを見なかったか?&br;市場に同行させようと思ったんだが……&br;今日のところは、君に頼むかな。| |~2|難しいことは承知しているが……たまには&br;霜降り牛のステーキを食べたいものだね。&br;マスターも、そうは思わないか?| |~3|マスター、来たまえ!&br;レオがお茶を淹れたから、一息入れよう。&br;マルガリータも、君のことを待っている。| |~ひとこと| |この黒い壁を突き破れ!&br;もっと先へ!もっと向こうへ!&br;前進せよー!!| |~レベルアップ| |僕はどこまで強くなれるのか……&br;限界の、その先を&br;是非ともこの目で見たいものだねー。| |~勲章授与のお礼| |おおっ、勲章か! いいねー。&br;兵の士気を上げるには&br;うってつけのやり方だ。| |~基地でのお誘い| |マスター、いいかな?&br;なに、ちょっとした世間話ってやつに&br;付き合ってくれたまえ。| |>|~衛生室| |~回復依頼|いやはや、この傷は想定外だよ。&br;マスター、メディックである君の出番だ。| |~回復お礼|感謝する、が……なぜ頭を撫でるんだ?&br;そこに傷はないだろう?&br;……やれやれ、子供扱いはよしてくれ。 | |~全快お礼|この素晴らしい心地……まさに&br;特大のステーキを平らげたあとのようだ!| |>|~基地あいさつ| |~1|……む?&br;どうかしたのか?| |~2|ほう。この僕に手伝えと……?&br;まー、聞くだけ聞こうじゃないか。| |>|~基地あいさつ(親愛Lv高)| |~1|ちょうどよかった。&br;君と話したいと思っていたのだ。| |~2|あの棚からおやつを取ってくれ。&br;任務を完遂したあかつきには&br;僕が一緒におやつを食べてやるぞ。| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **バトル [#talk_battle] |~戦闘開始|高貴に戦え! Be noble!| |~とどめを刺す|全力を出すまでもないな!| |>|~バトル:回復お礼| |~1|身体が軽くなったよ。&br;さあ、反撃といこうじゃないか。| |~2([[大いなるカリスマ>カード/カール/★4 大いなるカリスマ]])|君の手は……他者を癒すだけではなく&br;力を与えるようだ。大切にすることだね。| |~バトル:回復お願い|ふむ、油断したかな。&br;すまんが治療を頼む。| |~絶対高貴発動|僕の進んだあとにこそ&br;道はできるのだ!| |~心銃発動|もっと前へ!&br;我らが未来へ!| |~仲間を庇う|隙を見せるな。| |~バトル:勝利|もとより勝利は&br;約束されていたのだ。| |~バトル:敗北|……どういうことだ?&br;わけがわからん。| |~戦闘不能|僕が膝をつく?&br;冗談ではない。| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#talk_medal] |~甘い言葉([[大いなるカリスマ>カード/カール/★4 大いなるカリスマ]])|君がどう感じようと、君の勝手だが……&br;僕は君のことを、わりと気に入っているよ。| |~優しい言葉([[プルス・ウルトラ>カード/カール/★5 プルス・ウルトラ]])|誰彼となく、情を移しすぎないことだねー。&br;これは、君の身を案じて言っているんだよ?| **期間限定 [#limited_time] |~ハロウィン 1|カボチャを、レオに似せてくり抜いたんだ。&br;この髭の部分、我ながら完璧だねー。| |~ハロウィン 2|先制攻撃は、勝利への定石。ということで&br;……トリック・オア・トリート!| |~ハロウィン(基地)|君の驚く顔が見たいね。| |~クリスマス 1|| |~クリスマス 2|| |~クリスマス(基地)|| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *エピソード [#episode] **親愛 [#episode_affection] ***第1話:プルス・ウルトラ(親愛レベル1) [#b1d6c2f1] #region(ネタバレ注意) やぁ、僕はカール。偉大なるカール5世の&br;名と精神を受け継ぐ貴銃士だ。&br; 君もカール5世のことは、&br;もちろん知っているだろうね。&br; なに? 知らない?&br;ふーん。では、説明してやろう。&br; カール5世陛下こそは、神聖ローマ帝国皇帝&br;として、全欧州に覇を唱えたお方。&br; 陛下はプルス・ウルトラを人生の指針とされ&br;彼のピストルにその言葉を刻んだのだ。&br; ……まさか、プルス・ウルトラの意味も&br;わからないなんて言わないだろうな?&br; あー、いい、その先は言わなくてもいい。&br;庶民に学を求めてすまんかった。&br; プルス・ウルトラとは、『もっと先へ、&br;もっと向こうへ、さらに前進せよ』&br;という意味だ。&br; 飽くなき探求心と、たゆまぬ向上心を&br;象徴するこの精神を貫くことこそ、&br;僕の使命!&br; それは時代が移ろい変わろうと、&br;世界が在り様を変えようと、&br;なんら変わることはない。&br; どんな時代の、どんな世界でも、&br;プルス・ウルトラを体現する。それが&br;僕という貴銃士なのだ。おわかりかなー。&br; 今、この世界は世界帝とやらが支配している&br;らしいね。&br; そんな状況で、僕が反乱者である君のもとに&br;参じたのも、歴史の妙というものだろう。&br; かつて世界に覇を唱えた僕が、今度は新たな&br;帝国を倒すために弾を放つというわけだ。&br; これほど興をそそられる戦いは、&br;数多の戦いを勝ち抜いてきた僕の記憶にも&br;そうはないぞ。&br; いやー、これからどんな戦いが僕の心を&br;焦がしてくれるのか、楽しみだよ。&br; マスター、くれぐれも言っておくが、&br;僕の期待に背く行いはしてくれるなよ?&br; 僕がいるからには、世界帝軍など&br;鎧袖一触だろうけどな! はっはっは! #endregion ***第2話:王者の気骨(親愛レベル3) [#mca7f906] #region(ネタバレ注意) ……なるほどなー。&br; 物見……いや、&br;この時代では偵察というのだったか。&br; 偵察の者から、敵である世界帝軍の戦力や&br;状況は聞いてはいたが……。&br;敵は思った以上に圧倒的優勢のようだ。&br; 雲霞のような敵兵と対峙したとき、&br;さすがの僕も身震いがした。&br; あれだけの兵を揃え、統率を乱さないとは&br;なかなかの軍才の持ち主だぞ、&br;世界帝とやらは。&br; あの軍勢をご覧になれば、カール5世陛下も&br;賞賛を隠さないであろうな。&br;もちろん僕もだが。&br; なんだ、今更不安を覚えておるのか?&br; 僕は楽しいぞ。絶望的なまでの劣勢、&br;そして、賞賛に値する強敵。&br; これほど胸が高鳴る状況はあるまいねー。&br; 君も、そんな相手を心銃で一掃した時の&br;快感を想像してみろ。&br; 例えて言えば……僕の顔よりも大きな&br;ステーキを平らげたときのような爽快感だ!&br; 何? 今の例えでもわからない? そうか?&br; ……とにかくだ! 奴らのトップである&br;世界帝を倒したあかつきには、より鮮烈な&br;爽快感が得られるだろうね。&br; そうして、僕はその先を想像するのだ。&br;さぁ、世界帝の時代がレジスタンスによって&br;ぶっ壊されました。&br; 果たして、その先には&br;どんな新しい世界が構築されていくのか?&br; いいねえ。僕は今から、この未来が&br;楽しみでならないのだよ。はっはっは!&br; んーただ、ひとつ気にかかることがある。&br;実は戦いのあとの記憶が曖昧でな……。&br; どう記憶をたどっても、&br;ある1点から先が思い出せないのだ。&br; ……そう、敵を一掃した快感に&br;酔いしれたあと……。&br; 気が付くと基地に戻っていた。&br; なんだろうな?&br;君、考えてみてくれたまえ。 #endregion ***第3話:肉! 肉!(親愛レベル5) [#a0dcf5fd] #region(ネタバレ注意) んー……。&br; ん!?&br; ……僕は戦場にいたはずだが?&br; いつの間に戻ってきたのだ……。&br;きちんと着替えてベッドに入っているなど&br;……全く記憶がない。&br; 引き付けた大量の敵兵を心銃で薙ぎ払った&br;ところまでは覚えているのだが。&br; え……? 気を……失っただと?&br;この僕が?&br;レオが僕を背負って基地に戻ったのか。&br; また、レオは僕を子供扱いして……!&br; ……だが、レオには礼を言わねば&br;なるまいな。まさかこの僕が&br;戦場でそんな失態を犯すとは……。&br; それはそうと、うっ……&br;この……この感じは……。&br; 僕は……空腹だ! しかも猛烈にだっ!&br; この空腹は、肉を食わないと満たされぬ!&br;肉だ、肉を持てー!&br; はむはむ、もぐもぐ……&br;最上級の肉ではないようだが、&br;ちゃんと肉の味はするな。&br; ……む? 僕が戦場で気を失う理由が&br;わかったかもしれないだと?&br; 〇〇の意見ならば、&br;耳を傾けるのもやぶさかではないな。&br;聞こうではないか。はむもぐ。&br; ……ふむ、戦闘で僕が体力を出し尽くして&br;しまうからではないか、と?&br; あー、いや、なるほどな。うむ、&br;その意見には納得できるところがある。&br; これほど空腹を覚えたというのが、&br;証なのかもしれないな。&br; ふむ……もぐもぐ。戦闘のたびに&br;主戦力である僕が意識を失っていたのでは、&br;作戦に大きな支障をきたすだろう。&br; もっと先へ、常に前へ進むためには、あえて&br;力を抑えることも必要なのかもしれん。&br; よし、わかった。 次の戦闘では、&br;少し出力を抑えて戦うとしよう。&br; 僕であれば、抑制した力でも難なく&br;敵兵を薙ぎ払うことができるだろうね。&br; そうと決まれば、次の戦いまでに体力を&br;回復させなければな! お肉おかわり! #endregion ***第4話:勝利の肝は弱火(親愛レベル8) [#f1f6c883] #region(ネタバレ注意) はっはっは、参った参った。&br; いや、なに、こんなぼろぼろの格好では&br;あるが、負けてきたわけではない。&br; 戦闘にはもちろん勝ったが、先日話した、&br;力の制御。あれに失敗したのだ。&br; 途中までは上手くいってたのだぞ?&br;ちゃんと力を控えめにして、なおかつ&br;敵を倒す程度にコントロールできてたんだ。&br; ただねー、力を抑制したにしろ、僕が&br;あまりに敵兵を多く倒しすぎたのだろうね。&br;敵の攻撃が僕に集中してしまった。&br; 僕を取り囲む敵兵の様子を見ていたら……&br;楽しくなってしまうのは、&br;仕方のないことだろう。&br; つい、コントロールを誤ってしまった。&br; 力を抑え込むというのはこれまでやった&br;ことがない。なかなかに難しいものだ。&br; うん、自爆した。&br; 敵兵も軒並み散ったが、僕の周りに&br;いた者たちも巻き込んでドッカンだ。&br; あー、それは心配ない。&br;重篤な怪我を負った仲間はいないそうだ。&br; まあ、まだ絶対高貴になれないような連中&br;だから、どうなっても構わなかったけど。&br; はっはっは、失敗失敗。&br; うーん、だが、やはり、僕の力を&br;この肉体で扱うことは難しいようだな。&br; いきなり実践は早計だった。イメージ&br;トレーニングでもして、繊細なコントロール&br;を身に着けないと、だめかもねー。&br; やれやれ、わざわざ弱火を出さなきゃ&br;いけないなんて……。まったく面倒だよ。 #endregion ***第5話:く、崩れるっ!(親愛レベル11) [#h5bc8e23] #region(ネタバレ注意) 〇〇、&br;ゲームをして遊ばないか?&br; マルガリータと興じた遊びなのだが、ほら、&br;見てくれ。塔のように何段も積み上げた&br;木片を、1本ずつ抜いていくのだ。&br; 当然、木片の数か少なくなるたびに&br;塔のバランスが崩れていって……&br;先に崩した方が負けというゲームだ。&br; 力任せに木片を取ってしまうと、&br;すぐ崩れてしまうからね。&br; 僕の課題である、繊細な力使いを学ぶには&br;まさに適した教材というわけだ。&br; ……ひとりでやってももちろん訓練には&br;なるが、レオがお茶とチョコレートを多めに&br;用意してしまってね。&br; もったいないから、〇〇も&br;一緒にどうかと思ったのさ。&br; うむ! 遊んでくれるか!&br;では、やろうやろう!&br; よーし、僕からいくぞ。&br;…………ふぅ、できた。&br;次は〇〇の番だ。&br; それにしても、〇〇は&br;聞いたか? 世界帝軍が新型の兵器を&br;開発しているという噂がある。&br; 戦争とは常に、技術力が勝敗を&br;大きく左右してきたものだからねー。&br; 敵よりもより有利で、より強くあるため、&br;それぞれが進化をし続ける。&br; 我がレジスタンスにおいても、貴銃士たちが&br;自らの高貴を磨くことに心を砕いている&br;ように、敵も同じく進化をしているのさ。&br; それがどうだ。僕に限っては、いかに&br;高貴になるかではなく、どうやって高貴力を&br;抑えるか訓練しているのだからな。&br; つまらん……と言えば、&br;最高につまらん話だが、それもまた&br;先を目指す王者の悩みというものか。&br; あまりに強すぎる力を持つのも&br;憂鬱なものだね。あ、僕の番か。&br; …………だ、だめだ。どこを抜いても&br;崩れてしまうぞ、これ。〇〇、&br;なんてところを抜いてくれたんだ。&br; はうっ! く、崩れるっ!&br;こ、こらっ、揺れるな!&br;塔のまま頑張らぬか!&br; ……ふぅ&br;……なんとか、崩さずに済んだか……。&br; これは思ったより楽し……いや、&br;力の使い方の勉強になるな。&br; うん……これは、〇〇、&br;絶妙な位置に木片を残してくれているな?&br; 僕ともあろうものが気遣われるとは……。&br; だがおかげで、&br;なんとなくだが力の加減がわかってきたぞ!&br; さあ、次は〇〇の番だ!&br;早く、早くっ! #endregion ***第6話:反撃の狼煙(親愛レベル14) [#i39f2129] #region(ネタバレ注意) やぁ、いい報告をしよう、&br;〇〇。&br; 今日の戦闘では、ついに最後まで意識を&br;失わずに戦い終えることができたんだ。&br; これも〇〇と遊んだおかげ……&br;いや、訓練を積んだおかげだな。&br; とても、感謝しているぞ。&br; それにしても……最後まで戦場に立って&br;わかったことなんだが……。&br; 僕の心銃の威力って、もう、絶大だなー。&br; たった1撃で、敵集団を一面薙ぎ払う&br;カバー力と威力の高さ!&br; 世界帝軍からすれば、レジスタンスに&br;これほどの力を持つものがいるというのは&br;大変な脅威だろう。&br; もはやこれ以上好きにさせまいと、&br;全力で叩き潰しにくるに違いない。&br; 君なんて、捕まったら最後、&br;真っ先に処刑されるだろうね。&br;いやー、スリリングな人生だこと。&br; かつてカール5世が治めた&br;神聖ローマ帝国も、オスマントルコ帝国の&br;驚異にさらされたことがあってさ。&br; ハプスブルク家の柱石であるウィーンを&br;包囲された時には、まさに&br;心胆寒からしめられたねー。&br; あー、思い出すだけで蘇る、&br;あの屈辱と怒り。&br; あいつらのことは絶対、許さん。&br;フッフッフッ……。&br; と、まあ、火力に優れるオスマントルコの&br;連中にはだいぶ苦しめられたが、&br;それでも我軍は反撃に成功した。&br; 今我々がすべきことは、世界帝軍を恐れず、&br;どんどん攻め続けることだ!&br; 先日、噂に聞いた世界帝軍の&br;新型兵器の話を覚えているか?&br; どうやらあれは、実際に存在するようでね。&br;実践に投入されたら、&br;さすがにキツイと思うぞ。&br; 僕の考えとしては、その新兵器とやら、&br;完成前にぶっ壊してしまうことだ!&br; その硝煙を、我らが反撃の狼煙にしよう! #endregion ***第7話:新型兵器を破壊せよ!(親愛レベル17) [#occa16db] #region(ネタバレ注意) やあ、〇〇。&br; いよいよ、世界帝軍の新兵器破壊作戦が&br;決まったな。&br; 世界帝軍の基地に潜入し、&br;新型兵器を破壊する……。&br; 口で言うのは簡単だが、&br;世界帝軍にしてみれば、戦況を一気に&br;有利にする力を持つ強力な兵器だ。&br; きっと、分厚い防御で守られているはず。&br; 隠密に侵入して、破壊後は迅速に撤退する。&br; こんな難しい任務は、&br;僕がいなければ達成できないだろうね。&br; まー、僕の心銃があれば、&br;新型兵器の破壊自体は問題ない。&br; 焦点になるのは、新型兵器が製造されている&br;場所まで、僕が無事にたどり着けるかだが、&br;その点も心配には及ばないだろう。&br; レオポルトとマルガリータを&br;僕の援護に同行させるつもりだ。&br; 〇〇も知ってると思うが、&br;あのふたりの実力は本物だからね。&br; マルガリータは少し危なげに見えることも&br;あるが、鋭い勘を持っている。&br;いざという時は頼もしいやつだ。&br; それにレオポルトがいれば、万事問題ない。&br; ……本当なら、あのふたりをこういう任務で&br;すり減らすより、絶対高貴になれない&br;貴銃士のなり損ないの連中がいるだろう?&br; あいつらを囮にして敵基地の兵力を&br;分散させられれば、潜入も破壊も&br;楽なんだけどねー。&br; ん? 何を驚く必要がある?&br;絶対高貴になれない貴銃士なんて&br;穀潰し以外の何物でもないぞ。&br; 君の力を無駄遣いさせるどころか、&br;見方によっては君を蝕んでいくのだからね。&br; 彼らだって、僕らの陰に隠れる&br;ぬるま湯のような戦闘ではなく、&br;自らの命がかかっていると思えば……。&br; 絶対高貴に目覚めるやつが&br;何人かはいるかもしれない。&br; 言うほど、荒療治だとは思わないけどねー。&br; やれやれ、君は甘いな。&br;いいやり方だと思うけど。&br; まあ、僕は決められた作戦に従って&br;戦うのみ。期待して待っていることだね。 #endregion ***第8話:皇帝の帝王学(親愛レベル21) [#s8c5b496] #region(ネタバレ注意) やあ、〇〇。&br;いよいよ新型兵器破壊作戦決行の日か。&br; 守りの固い基地に潜入するなんて、&br;不安じゃないかって?&br; 不安……&br;あー、僕にはよくわからない概念だな。&br; どうも、僕には個人的感情というものが&br;あまりないようでね。&br; だから、例えこの作戦でレオやマルガリータ&br;が傷付いたとしても……考えにくいけど、&br;万一のことがあったとしても。&br; 僕は取り乱すことはないだろうね。&br; 僕はカール5世の意志を受け継いだ&br;貴銃士だ。皇帝たるもの、&br;感情に支配されてはいけない。&br; その点、君と僕は正反対だと思うよ。&br; 僕は常に論理的に勝利を追い求める。&br;力とは論理的に導かれるものだ。&br; でも、君はそれとは逆の……&br;情の力を重んじているように見える。&br; 僕にしてみれば、情の力なんて&br;不安定で不確実で、全く当てにならない&br;ものでしかないけれど。&br; だが、君は絶対高貴になれない貴銃士の&br;なり損ねどもにも心を配っているね。&br; 言ってみれば、実がつくかもわからない&br;植物に水をやり、いつか綺麗な花が咲くと&br;世話をするようなものだ。&br; 素晴らしい美談ではあるだろうね。&br;メシアかヒーローか、民衆からの支持は&br;得られるだろう。&br; 皮肉で言っているわけじゃない。&br;指導する立場の者は民衆からの支持を&br;得ることに腐心するものさ。&br; その点で言えば、君のような&br;シンボルがいればレジスタンスの活動は&br;きっとうまくいくだろうねー。&br; 君が民衆の支持を集め、その力を僕が使う。&br;勝利は約束されたようなものじゃないか。&br; あら、おわかりでないようだ。まー、いい、&br;話の続きは帰ってからにしよう。&br; ひとつだけ言えるのは、&br;帝王学というのは残酷なものだと&br;覚えておいた方がいいってことだ。&br; その残酷さがあるから、民衆を救うことが&br;できるんだってことも、ね。 #endregion ***第9話:想像の先の未来(親愛レベル25) [#c60285ce] #region(ネタバレ注意) ……〇〇。&br; マルガリータの様子はどうだ?&br; 僕が兵器を破壊することができたのも、&br;マルガリータが僕を庇ってくれたおかげだ。&br; 僕を庇って、&br;敵の一斉射撃を浴びた……んだ。&br; ……そうか、大丈夫か。&br;そうだな、安らかな寝息だ。&br; そうか……良かった。&br; ……まあ、当たり前だがな!&br;これくらいのことで倒れるほど、&br;マルガリータは弱くない。&br; なんせ、この僕が信頼している仲間&br;なのだからな!&br; マルガリータの尽力を無駄にしないため&br;にも、さっさとこの戦いを終わらせて&br;しまおうじゃないか、〇〇。&br; 今回の新型兵器の破壊作戦も無事成功した&br;ことだし、世界帝軍を相手に、我らレジス&br;タンスが完全勝利を収める日も遠くないぞ。&br; 帝国が反乱軍にひっくり返された&br;先にある世界……。&br; 僕はそんな歴史を見たことがない。&br; きっと、想像もできない世界が&br;広がっているに違いないよね。&br; 胸が高鳴るよ。&br; まだ見ぬ、新しい世界!&br;もっと先へ、もっと向こうへ!&br; プルス・ウルトラだ!&br; 皆が……〇〇がいれば、&br;僕らはもっと先へ進める!&br; 行こう! そして戦おう!&br;まだ見ぬ自由をこの手に! #endregion ***第10話:もっと先へ、もっと向こうへ(親愛レベル30) [#b1432aa9] #region(ネタバレ注意) ふーむ、たまには戦いを離れて、&br;〇〇とお茶を飲む時間も&br;悪くないな。&br; レオが淹れてくれたお茶はお気に召したか?&br; このスイートなチョコレートが合うんだ。&br;どうぞ召し上がれ。これもレオが&br;用意してくれたものなんだけどね。&br; んー、なに、ちょっとした感謝の印だ。&br; 〇〇が僕と共に、&br;見たことのない世界へ向かって&br;歩んでくれていることのね。&br; もっと先へ、もっと向こうへ。&br; そう、君もすっかり覚えたじゃないか。&br;プルス・ウルトラ。&br; 君は知らないだろうが、この言葉はもともと&br;古代の警告から生まれた言葉なのだ。&br; 旅人はプルス・ウルトラを胸に、どこかに&br;あるという『世界の果て』を目指す。&br; さて、世界の果てにたどり着くと、&br;『ノン・プルス・ウルトラ』……この先には&br;何もないと書かれた柱があるだけ。&br; それは旅人が自らの生涯をやり遂げた&br;証の言葉と言われている。&br; だが、本当の新しい世界は、&br;『ノン・プルス・ウルトラ』の先にこそ&br;広がっているのだ。&br; 僕たちが目指す場所は、&br;この柱を越えたところにあるってことさ!&br; 〇〇。&br;僕、君のこと気に入ってるよ。&br; 君には僕とは違うカリスマがあるようだ。&br;人々を、そして僕でさえも惹き付ける&br;カリスマが。&br; 僕らは、まだ世界の果てに&br;たどり着く途中かもしれない……。&br; だが、いつかは君と世界の果てに……&br;そして、『ノン・プルス・ウルトラ』の柱を&br;越えて、きっと新世界にたどり着ける!&br; その日を一緒に迎えたいって、&br;そう思っているのだ。&br; さあ、共に行こう。&br;世界の果ての、その先を目指して! #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#episode_medal] ***小さな皇帝のお昼寝([[英明な貴銃士−I>カード/カール/★3 英明な貴銃士−I]]) [#a5850b2c] #region(ネタバレ注意) |カール|ふたりとも、ここにいたのか。| |レオポルト|おや……お目覚めかい、カール。| |マルガリータ|おっはよー! ……あれ?&br;寝癖ついてるよ! アハハ♥| |カール|む? 僕としたことが……まあいい。&br;レオ、何か食料はないか?&br;そう……、たとえば肉とか、肉とか!| |レオポルト|ふふ……そう言うだろうと思って用意させて&br;いるよ。今日も大活躍だった君に、&br;とっておきのをね。| |マルガリータ|カール、バンバン心銃咲かせて&br;マジすごすぎだったもんね!| |カール|はっはっは、当然だ。&br;高貴なる僕にかかれば、&br;世界帝軍を蹴散らすなど……。| |カール|んー……レオ、肉はまだか……ふぁぁ。| |レオポルト|おやおや……。まだ疲れが残っているなら、&br;もう少し休んでは?&br;お昼寝にはちょうどいい時間だよ。| |カール|ななっ!? レオ、僕を子供扱いするのは&br;やめてくれ!| |カール|まったく……ふぁ……。| #endregion //---------- ***素晴らしさを半分こ([[英明な貴銃士−II>カード/カール/★3 英明な貴銃士−II]]) [#dcc4673f] #region(ネタバレ注意) ○○!&br;まずは、礼を言おうじゃないか!&br; 僕の力が賞賛に値するということは、&br;誰の目にも明らかだが……&br;それはそれとして。&br; 勲章を授与されるというのは、&br;なかなかどうして、嬉しいものだねー。&br; 僕にも人並みに、自己顕示欲なんてものが&br;あったのだろーか。&br; いや、くれたのが君だから、かな……?&br;なんてね。はっはっは。&br; この僕ですら、少々舞い上がってしまうの&br;だから……凡百の貴銃士たちは、&br;言うに及ばず……だろうね!&br; まー、そんなわけで……今日の僕は、&br;実に気分がいい!&br; 最高級のステーキですら、君となら、&br;半分こしてもいいと思うくらいの素晴らしい&br;心地だ!&br; ……これで、本当にステーキがあったら、&br;言うことはないのだけどねー。&br; むう……ステーキの話をしていたら、&br;腹が減ってきたな。&br; ○○、一緒に食堂へ行くぞ!&br;今日は君と共に、食卓を囲みたい気分だ! #endregion //---------- ***念願のうまい肉!([[受け継いだ名と意志>カード/カール/★4 受け継いだ名と意志]]) [#ed818aab] #region(ネタバレ注意) |カール|見ろ、〇〇!&br;この美しい牛肉を!| |カール|僕はかねてより、とびきりうまい肉を食したい&br;と思っていたが……。| |カール|今回の休みを利用して、朝の市場へおもむき&br;……ようやく、この肉を手に入れたのだ!| |レオポルト|ふふ……私とグレートルも、&br;お供させてもらったんだよ。| |マルガリータ|ちょー早起きしたんだよねー!&br;まだ暗いうちに出発して、めっちゃ眠くて&br;ヤバかったけど……。| |マルガリータ|着いてみたら、朝の市場ってたのしー♪&br;人がいっぱいでワクワクしたよね!| |カール|うむ! 活気のある市場だったからな。&br;それだけ、いい肉が集まるというものだ!| |カール|さて、この素晴らしい牛肉を、どう食そうか!&br;想像するだけで、胸が躍るぞ……!| |レオポルト|そうだね……まずは食堂へ行ってみようか。&br;運が良ければ、料理上手な『彼』が&br;いるかもしれないよ?| |カール|なに、それは本当か!? よし、さっそく&br;食堂へ突撃だ! さあ、さあっ!| #endregion //---------- ***ひと切れだけだぞ?([[受け継いだ名と意志>カード/カール/★4 受け継いだ名と意志]]) [#o35b64ad] #region(ネタバレ注意) |カール|ふっふっふ……あの素晴らしい牛肉を、&br;さっそく料理してもらったぞ!| |カール|牛フィレ肉のステーキ&br;〜ソース・ヴァン・ルージュ〜だ!&br;〇〇、素晴らしい香りだろう?| |マルガリータ|うわ〜! めっちゃおいしそー♥&br;肉もいい感じに焼けてるじゃ〜ん!| |マルガリータ|えへへ、この赤いソースを、ちょっとひと口&br;……ぺろっ。| |レオポルト|……こら。はしたないよ、グレートル。| |マルガリータ|アハハ、ごめーん♥&br;でもコレ、おいしーよ!| |カール|まったく……油断も隙もない!| |カール|マルガリータ、レオ。興味があるなら、&br;少し分けてやろう。&br;一緒に市場へ行ってくれた礼だ。| |カール|〇〇も、ひと切れなら&br;食べていいぞ!&br;いいか、ひと切れだからな!?| #endregion //---------- ***世界の果てへ!([[プルス・ウルトラ>カード/カール/★5 プルス・ウルトラ]]) [#pd83a527] #region(ネタバレ注意) 聞いたよ〇〇。&br;僕に休暇が与えられる、と。&br; まー、今まで数多くの勲章を&br;手にしてきた僕には、当然の報酬だねー。&br; レオポルトとマルガリータも一緒に、&br;ちょっとばかり遠出をする予定なのだが……。&br; さてさて、どこに行こうか?&br; そうだな、例えば……世界の果て、&br;幻の大陸を探しに行くのはどうだ?&br; 海の底を探検したり、ラクダに乗って&br;砂漠を渡るのもいいな!&br; いやー、夢が広がるな。うんうん、&br;これもまた、プルス・ウルトラだ。&br; やはり、僕という貴銃士は、まだ見ぬ地を&br;目指さずにはいられないんだねー。&br; もちろん、〇〇も一緒だぞ?&br; さあ、どんな休暇を過ごそうか……&br;さっそく、レオに相談してみよう!&br;はっはっは! #endregion //---------- ***街を探検しよう!([[プルス・ウルトラ>カード/カール/★5 プルス・ウルトラ]]) [#k0746964] #region(ネタバレ注意) |マルガリータ|あー、ヤバい! ちょーサイコーだったー!| |カール|あの時計塔は、この街で一番の高さだからな&br;てっぺんからの眺めも、&br;なかなかだったねー。| |マルガリータ|だーよね!めちゃくちゃスリル感じちゃった&br;もん♥ おじさんと〇〇も、&br;登ればよかったのに。| |レオポルト|いやいや……時計塔の下から君たちを&br;見上げるのも、楽しいものだったよ。| |カール|レオ、〇〇!&br;街の向こうには、海も見えたぞ!&br;大海原だ!| |レオポルト|ふふ、それはよかったね……&br;ところで、ふたりとも。&br;そろそろ、どこかのカフェで休憩を……。| |カール|む! 見ろマルガリータ!&br;あっちの通りに、でっかい門があるぞ!| |マルガリータ|えっ、どこどこ!?&br;待ってよ、カール!| |レオポルト|……やれやれ、元気なことだ。&br;〇〇くん、&br;私たちも急いで追いかけなければね。| #endregion //---------- ***たくさん遊んで……([[プルス・ウルトラ>カード/カール/★5 プルス・ウルトラ]]) [#p7d8b82c] #region(ネタバレ注意) はむもぐ……うむ!&br;このレストランは、いい肉を使っているな。&br; 〇〇も、どんどん&br;食べるといい。なんたって……。&br; ふぁぁ……むにゃ……。&br; ……はっ! 失礼、昼間の疲れが出たかな。&br;つい、うとうとしてしまった。&br; さてさて、〇〇。この休暇、&br;君は楽しめたかなー?&br; さすがに、世界の果てで海底探検とは&br;いかなかったが……たくさんの&br;新しい景色が見れたから、僕は満足だ!&br; さて、今日までは、&br;僕たちの予定に付き合ってもらったからね。&br; 明日は、君が気になると言っていた&br;あの店を、のぞ、い……て……。&br; ……すぅ。&br; ……はっ!? いかんいかん。&br;まだデザートが残っているし、&br;君に話したいことがたくさんある。&br; まずは、明日の予定を決め、て……&br;それから、いろんな……話を……。&br; …………ぐう……。 #endregion //---------- ***前進する意志([[前進せよ!>カード/カール/★4 前進せよ!]]) [#xaabae95] #region(ネタバレ注意) |記者|本日は『月刊NOBLE』、&br;『貴銃士のこだわり』コーナーの取材です。&br;よろしくお願いいたします!| |カール|ああ、こちらこそよろしく頼むよ。| |カール|さて、こだわりねー。&br;一口にこだわりと言っても色々あるが……。| |カール|やはり、僕にとって重要なのは&br;『プルス・ウルトラ』の精神だ。&br;君、この言葉は知っているかい?| |記者|はい、存じ上げております。&br;神聖ローマ帝国皇帝、カール5世の&br;指針でもあったとか……。| |カール|ほう、よく勉強しているじゃないか。&br;……そう、彼のモットーであり、&br;僕の銃に刻まれている言葉でもある。| |カール|『もっと先へ、もっと向こうへ、さらに&br;前進せよ』……これは、レジスタンスにも&br;当てはまると思わないか?| |カール|君たちは、&br;世界帝に支配され諦めが漂う世の中で、&br;勇気を持って立ち上がった。| |カール|新たな世のために、リスクを覚悟の上で&br;前を向いて進み続ける。&br;……うん。実にぴったりだ。| |記者|なるほど……我々にとっても、&br;とても力強い言葉ですね。きっと、&br;読者のレジスタンスの皆も励まされます。| |記者|さて、次は撮影をお願いいたします!| |カール|皆が望む貴銃士らしく……&br;こんな感じでどうだ?| |カメラマン|ええ、とてもいいですね!&br;もう何枚か撮ります。&br;……はい、お写真は以上でOKです!| |カメラマン|差し支えなければ、銃に刻まれている&br;『プルス・ウルトラ』の文字も&br;アップで撮らせていただけませんか!?| |カール|ん? かまわないよ。&br;はい、手は触れずにねー。| #endregion //---------- ***勝利への布石([[前進せよ!>カード/カール/★4 前進せよ!]]) [#g67d2bbd] #region(ネタバレ注意) おや、〇〇が&br;勉学に励んでいる?&br; ああ、この間の取材が記事になったんだね。&br;ふむふむ……。&br; 雑誌はレジスタンスの&br;広報部が作っているのだったかな。&br;皆熱心で感心したよ。&br; それに、配慮も素晴らしかった!&br;取材協力のお礼にと、&br;彼らの伝手で肉を馳走になってね。&br; レジスタンスのシンパが営んでいる店だと&br;言っていたが、実にいい肉だったよ。&br; 今度は君も一緒に行ってみるか?&br;レオの胃には少し重いかもしれんが、&br;マルガリータは喜ぶだろう。&br; 毎度あのステーキが謝礼の品になるなら、&br;また取材協力するのも&br;やぶさかではないねー。はっはっは!&br; ……いや、冗談だ。&br;半分くらいは。&br; 厳しい戦況の中で、『月刊NOBLE』&br;のような娯楽物があるだけでも、&br;皆多少は気が紛れることだろう。&br; そこに僕ら貴銃士の活躍が載っていれば、&br;未来への希望を持ち、&br;さらに前進するための活力にもなる……。&br; すなわち、彼らに協力するのは&br;勝利への布石でもあるのだよ。&br; 僕の協力が必要ならば、&br;また気兼ねなく声をかけるよう、&br;〇〇からも伝えておいてくれ。 #endregion //---------- ***陽気な言伝([[玉座は誰がために>カード/カール/★5 玉座は誰がために]]) [#m7eea897] #region(ネタバレ注意) |マルガリータ|〇〇、やっほー!&br;ねーねー聞いて聞いて!&br;今日おじさんが街でナンパされてさ~。| |カール|失礼するよ。&br;……おや、マルガリータか。&br;随分賑やかだと思ったが、道理で。| |マルガリータ|あ、カール! おかえり~。| |カール|ああ、ただいま。| |マルガリータ|ん? なんか、&br;カールに言うことがあったような……&br;なんだっけ?| |カール|なんだ?| |マルガリータ|う~~~ん…………。| |マルガリータ|あ! 思い出した!&br;あのね、さっきレジスタンスの広報部の人が&br;カールに会いに来たんだよ。| |マルガリータ|なななんと!&br;次は『月刊NOBLE』の表紙を&br;お願いしたいんだって!| |マルガリータ|前に特集したときの反響が&br;かなり大きかったらしいよ!| |マルガリータ|表紙に選ばれるとかすっごーい!&br;カール、もちろんやるよね? ね?| |カール|ふむ、表紙の撮影か。以前の&br;取材のように、うまい肉があるなら……&br;というのは冗談だ。| |カール|前にも言ったが、&br;レジスタンスの勝利に繋がることであれば、&br;協力はやぶさかではないからね。| #endregion //---------- ***皇帝の手腕([[玉座は誰がために>カード/カール/★5 玉座は誰がために]]) [#ge39d5b4] #region(ネタバレ注意) |記者|本日は『月刊NOBLE』の&br;撮影およびインタビュー、&br;どうぞよろしくお願いいたします!| |カール|やあ、よろしく。&br;会うのは貴銃士のこだわり特集以来かな?&br;君たちも変わりないだろうか。| |記者|ええ、その節はありがとうございました!&br;カールさんは、先日の大規模作戦で&br;大変なご活躍をされたそうで。| |カール|ああ、あれか……。&br;あの作戦は、正直無謀だったねー。| |カール|合流する予定の貴銃士たちが&br;トラブルに巻き込まれて、&br;作戦開始時刻に間に合わなかったんだ。| |カール|しかし情報の伝達が間に合わず、&br;作戦は開始されてしまい……かと言って、&br;まるで勝機がないわけでもなかった。| |カール|僕は指揮官として、進むか退くか……&br;全滅か辛勝か。常にギリギリの駆け引きを&br;行っていたのだよ。| |記者|そ、そんなことが……。&br;そのような状況でも冷静に戦況を&br;分析されていたとは、さすがです……!| |カール|当然だろう。&br;状況に振り回されていては、&br;指揮官は務まらない。| |カール|致命的なリスクを負う前に、&br;それまでに得た戦果があったとしても、&br;それらを捨て去って撤退するつもりだった。| |カール|……まぁ結局、撤退を&br;決めようとした瞬間に援軍が到着して、&br;事なきを得たのだが。| |記者|よかった……!&br;おっと、撮影の準備が整ったようです。&br;こちらへお願いします!| |カール|ふむ。&br;……おい、あそこで撮影するのか?| |記者|は、はい!&br;我々の自信作です!| |カール|ふむ……。| #endregion //---------- ***自慢の「小さな皇帝」([[玉座は誰がために>カード/カール/★5 玉座は誰がために]]) [#p9b200bc] #region(ネタバレ注意) |マルガリータ|〇〇! 見て見て~!| |カール|マルガリータ、そう引っ張るな。&br;まったく……。| |レオポルト|はっはっは。大目に見てやっておくれ。&br;グレートルは君を〇〇くんに&br;自慢したくて仕方ないのさ。| |マルガリータ|ほら、これ!&br;カールが表紙になった&br;『月刊NOBLE』だよ!| |マルガリータ|すごいよね~。&br;これ、どこで撮ったの?| |カール|町外れにある廃墟だ。&br;広報部の者が、&br;古い椅子を玉座に仕立て上げたそうだよ。| |カール|実に見事なリメイクの手腕だが、&br;立派な玉座にしようと張り切り過ぎたのか、&br;僕には大きすぎてね……。| |マルガリータ|ホントだ、足が浮いてる~!&br;アハハッ!| |レオポルト|しかし、誇らしいねぇ。&br;我らが小さな皇帝の風格がよく出ているよ。| |マルガリータ|そーだっ!&br;これ、他のみんなにも見せてこよー。| |マルガリータ|……お、ローレンツ発見!&br;ねーねー、ちょっとこれ見てよ~!| |カール|やれやれ。&br;マルガリータは、本当に騒がしいねー。| |レオポルト|ふふ……それだけ嬉しかったのだろうさ。&br;さて、今日はお祝いだね。&br;君のために、肉料理を用意したんだよ。| |カール|おおっ、肉! さすがはレオだ!&br;〇〇、君も一緒にどうだね?| |カール|レジスタンスの要たる君も、&br;英気を養わねばならないからな。&br;はっはっは!| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **日常 [#episode_daily] ***自信を持て! [#o9d81c06] #region(ネタバレ注意) 発生場所:森の奥 |ローレンツ|カ、カールくん! こんにちはっ!| |カール|やあ、ローレンツか。&br;どうした、僕に何か用か?| |ローレンツ|いえ、その……&br;特に用事があるわけでは、えっと……。| |カール|ふうん? ちょっとしたお喋りに&br;興じたいというわけか。| |ローレンツ|ご、ごめんなさいっ!| |カール|こら、何を謝ることがある。| |カール|君は、もう少し自信を持ちたまえ。&br;ハプスブルク家の系譜に連なる国で&br;産まれた銃なのだろう?| |カール|ほらほら、まずはシャキッと背筋を伸ばして&br;……僕の目を、まっすぐ見るんだ。| |ローレンツ|は、はい……! こうでしょうか……!?| |カール|ふんふん、ちょっとはマシになったじゃない&br;か。いいぞ、その調子で頑張りたまえ!| #endregion ***優雅なティータイム [#b7138f7e] #region(ネタバレ注意) 発生場所:宿舎付近 |カール|なあレオ、まだか? まだか?| |レオポルト|ふふ……紅茶を美味しく淹れるコツは、&br;慌てないことだよ。| |カール|む、これはすまない。&br;僕としたことが、はしたなかったかな。| |カール|……だが、やっぱり待ちきれない!&br;この気持ちも、理解してくれるだろ?| |カール|この荒れた基地で……レオとの&br;ティータイムが、どれだけ僕を&br;癒してくれることか!| |レオポルト|おやおや。私の小さな皇帝に、そこまで&br;言ってもらえるとは。これは腕が鳴るね。| |レオポルト|……さあ、できた。&br;カール、お待ちかねの紅茶だよ。| |レオポルト|今日のお茶請けは、チョコレート……&br;それに合うという、新しい茶葉を&br;試してみたんだ。どうかな?| |カール|……うん、うまい!&br;やっぱり、紅茶はレオのに限るな、&br;チョコレートとの相性もぴったりだ。| |カール|ほらほら、レオも早く席につけ。&br;至福のひとときを共に過ごそう!| #endregion ***ふたりの訓練 [#kdc66a06] #region(ネタバレ注意) 発生場所:衛生室付近 |マルガリータ|ふっふっふーん。&br;……どーだっ! フルハウス!| |マルガリータ|今回ばかりは、&br;さすがのカールも降参じゃなーい?| |カール|ふっふっふ……それはどうかな?| |カール|僕は……見ろ!&br;ロイヤルストレートフラッシュだ!| |マルガリータ|マ、マジ!? もー、&br;やっとカールに勝てると思ったのにっ!| |マルガリータ|ねえ、もっかい勝負しよ!&br;今度こそ負けないから〜!| |カール|ああ、受けて立とう。ボーカーは、駆け引き&br;のセンスを磨く訓練にもなるからね。| |マルガリータ|しかも楽しいし、言うことなし!&br;……はぁーあ。後は勝てれば&br;カンペキなのにっ。| |カール|はっはっは。マルガリータは駆け引きの前に&br;ポーカーフェイスを覚えるべきだねー。| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- //*メモ・雑記 //あれば //--------------------------------------------------- *コメント [#comment] #pcomment(./コメント,reply,10) &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する