キャラクター/ドライゼ の編集 Top > キャラクター > ドライゼ **日常 [#episode_daily] ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える &aname(top); &attachref(./20dreyse.png,nolink, ,100x249); CV:佐藤拓也 &size(18){''常に完璧な備えをしてこそ、&br;勝利を掴むことができる''}; //--------------------------------------------------- #contents //--------------------------------------------------- *プロフィール [#prof] |~所属グループ|ドイツ統一戦争| |~身長|187cm| |~体重|98kg| |~趣味|最新機器、戦術の研究| |~好きなもの|機械、タンパク質| |~攻撃回数|1| |~キャラクターソング|Mein Leben| //--------------------------------------------------- *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[頑健な貴銃士−I>カード/ドライゼ/★3 頑健な貴銃士−I]]|★★★|&color(blue){青};| |[[頑健な貴銃士−II>カード/ドライゼ/★3 頑健な貴銃士−II]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[磐石の備え>カード/ドライゼ/★4 磐石の備え]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[堅牢無比>カード/ドライゼ/★4 堅牢無比]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[逞しくあれ>カード/ドライゼ/★4 逞しくあれ]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[漢のサバイバル飯>カード/ドライゼ/★4 漢のサバイバル飯]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[結実せし鍛錬>カード/ドライゼ/★5 結実せし鍛錬]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[勇ましき背中>カード/ドライゼ/★5 勇ましき背中]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[反撃の突入>カード/ドライゼ/★5 反撃の突入]]|★★★★★|&color(red){赤};| //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *自己紹介 [#introduction] 俺はドライゼ。プロイセンの発展を支えた世界初のボルトアクション小銃だ。 俺は他の古銃たちよりも飛び抜けて高性能だ。 戦場において誰よりも強さを発揮できるだろう。 だが、俺はこの能力に甘えることはしない。 この力は、マスター、あなたに勝利を捧げるための、そして守るためのものだ。 そのために努力を惜しむつもりはない。覚えておいてくれ。 //--------------------------------------------------- *銃 [#gun] //--------------------------------------------------- *絶対高貴 [#noble] |~開放できる貴銃士ランク|2| |~開放に必要なエピソード|第2話:感謝と誓い| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *セリフ [#talk] **日常 [#talk_daily] |~初対面の挨拶| |俺はドライゼ。世界初のボルトアクション小&br;銃だ。かつてプロイセンの発展を支えたよう&br;にマスターを支え、数多の勝利を捧げよう。| |>|~マイページ会話| |~1|俺の力は、マスターのためにある。&br;戦闘に勝利し、あなたを守るためだと思えば&br;備えて、備えすぎるということはない。| |~2|街の店に、新しい機器が入荷したそうだ。&br;見に行きたい、のだが……&br;いや、まずはバイトで資金の調達だな。| |~3|筋力トレーニングは、身体の強化はもちろん&br;精神面も鍛えることができる。&br;実に効率的だと思わないか?| |~ひとこと| |常に完璧な備えをしてこそ、&br;勝利を掴むことができる。| |~レベルアップ| |現状に甘んじることなく、&br;よりいっそう精進し、鍛錬に励もう。&br;……強くなるのは、楽しいものだな。| |~勲章授与のお礼| |ありがとう。この勲章が、&br;マスターに認められた証だと思うと……&br;これほど名誉な贈り物はないな。| |~基地でのお誘い| |マスター……少し、いいだろうか?&br;あなたに、聞いてほしいことがある。| |>|~衛生室| |~回復依頼|次の作戦までに&br;体調を万全にしておきたい。&br;マスター、手を貸してくれないか。| |~回復お礼|あなたの協力に感謝する。これで、&br;次の戦いでも最善の結果を残せるだろう。| |~全快お礼|万全に限りなく近い状態だ。&br;……ありがとう、マスター。| |>|~基地あいさつ| |~1|俺に何か、マスター?| |~2|トレーニングの途中なんだ。&br;本当にすまない……少しだけ&br;待っていてもらえないだろうか?| |>|~基地あいさつ(親愛Lv高)| |~1|マスターか。&br;フ……いいところに声を掛けてくれた。| |~2|以前より購読している、&br;作業用工具のカタログが届いたんだ。&br;……よかったらマスターも見るか?| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **バトル [#talk_battle] |~戦闘開始|高貴に戦え! Be noble!| |~とどめを刺す|地に伏し、狙い撃つ!| |>|~バトル:回復お礼| |~1|マスターがいてくれて、助かった。&br;あなたの存在に、俺たちは支えられている。| |~2([[堅牢無比>カード/ドライゼ/★4 堅牢無比]])|あなたの期待には、必ず応えよう。&br;そのために、鍛錬を積んできたのだからな。| |~バトル:回復お願い|次の敵に対峙する前に&br;手当てを頼めないか?| |~絶対高貴発動|備えは万全だ。&br;全てをもって挑む!| |~心銃発動|これが俺の&br;鍛錬の成果だ!| |~仲間を庇う|無事か?| |~バトル:勝利|次の戦いも&br;気を引き締めて臨む。| |~バトル:敗北|ああ……俺が&br;膝を折るとはな。| |~戦闘不能|この隙に……&br;撤退しろ、マスター。| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#talk_medal] |~甘い言葉([[堅牢無比>カード/ドライゼ/★4 堅牢無比]])|マスターの温かな心遣いには&br;いつも感謝しているんだ。| |~優しい言葉([[結実せし鍛錬>カード/ドライゼ/★5 結実せし鍛錬]])|俺はいつでも、あなたの信頼に報いよう。&br;そのためならば、努力も楽しいものだ。| **期間限定 [#limited_time] |~ハロウィン 1|このジャック・オ・ランタンを、エルマーと&br;名付けた。『高貴』という意味だ。| |~ハロウィン 2|誰が、いつ、どんな悪戯を仕掛けてきても&br;対処できるよう……菓子の備えは万全だ。| |~ハロウィン(基地)|マスターは、仮装をしないのか?| |~クリスマス 1|| |~クリスマス 2|| |~クリスマス(基地)|| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *エピソード [#episode] **親愛 [#episode_affection] ***第1話:備えは万全に(親愛レベル1) [#ee3f2ef3] #region(ネタバレ注意) ああ、マスター、少しいいか。&br; 今、基地を1回りしてきたところだ。&br;俺なりに気が付いたことを&br;報告させてもらおうと思うが……。&br; その前に、改めて自己紹介をしよう。&br;俺はドライゼ。プロイセンで作られた&br;世界初のボルトアクション小銃だ。&br; ボルトアクションというのは、ボルトを操作&br;するだけで射撃の準備を完了させることが&br;できる画期的な機構でな。&br; これまでの前装銃では、弾を込める際……&br;おっと、話が脱線してしまった。&br;この話はまたいずれすることにしよう。&br; 冒頭の件に戻るが、&br;この基地を見て気掛かりなことがあった。&br; 世界帝軍に対する、皆の戦意は高い。&br;真剣さがこちらまで伝わってきて、&br;俺も気持ちが引き締まった。&br; しかし……その戦意を支えるだけの、&br;物資が不足している。特に気になるのは、&br;俺の銃に関する部品だ。&br; ボルトアクション銃の動作に必須の&br;部品があるのだが、これの予備がない。&br; 次の1戦で困ることはないだろう。&br;しかし、俺たちは今後多くの戦いに&br;勝利していく必要がある。&br; 先々を見据え、常に物資の補充を繰り返し、&br;いかなる事態にも備える……。&br; これが、レジスタンスのような長期的に活動&br;を行っていく組織において大切なことだ。&br; そのために、俺は予備の部品をストックして&br;おくことが必要不可欠だと考えている。&br; とは言うものの……。ドライゼ銃の生産は&br;とうに終了していること、我々は補給を&br;満足に受けられる状況ではないこと。&br; それはよくわかっているんだが、射撃を行う&br;たびに消耗してしまう部品なのでな……。&br; 俺は備えを完璧にして戦う主義なんだ。&br;これこそが俺の目指す高貴だと考えている。&br; 勝利するためにいかに準備をするか。&br;全てはこれに懸かっているというのが&br;俺の持論だ。&br; したがって……なんとかしなければならない&br;のだが、どうするべきか……。&br; ううーむ……。&br; ああ、そんなに今すぐどうということは&br;ない。ただ現状の問題点を共有したまでだ。&br; 部品に関しては、俺の方で考えてみる。&br;また、進展があり次第&br;報告させてもらうとしよう。 &br;さて、ううーむ……。 #endregion ***第2話:感謝と誓い(親愛レベル3) [#u7ebb189] #region(ネタバレ注意) マスター、&br;俺に用があると聞いたが何か……。&br; ハッ……これは……。&br;この箱いっぱいの部品は……。&br; まさか、俺が探していた部品か!?&br; ……いや、よく見たら違うな。&br;だが形状はよく似ている……これなら……!&br; マスター? 何を謝ることがあるんだ。&br;確かにこれらは純正の部品ではない。&br; だが、ほんの少し加工すれば&br;十分使えると思うぞ。&br; ここの修理所の職人は腕が立つと&br;聞いたしな。彼に相談してみよう。&br; それにしても……これほどの数を&br;手に入れるのは大変だっただろう。 心から……礼を言う。&br; 嬉しそう、だと?&br;ああ、もちろん嬉しいに決まっている。&br; これでしばらくは部品の予備に&br;頭を悩まされないで済むし、何より……。&br; マスターが俺のために急ぎ対応してくれた、&br;その気持ちが嬉しいと思うぞ。&br; 本当にありがとう、マスター。&br; 人の本質というのは、&br;ささいな行動に現れるものだ。&br; マスター、あなたは俺が忠誠と能力の&br;全てを捧ぐに足る人だと思う。&br; あなたのために俺は誓う。俺がいる限り、&br;あなたに数多の勝利を捧げると。&br; ……この誓いを守るためには、&br;まだまだやらねばならないことが多いな。&br; マスターのおかげで俺の部品問題は&br;解決したが、レジスタンス全体を見ても&br;物資不足だからな。&br; 我々レジスタンスが、圧倒的な戦力を誇る&br;世界帝軍に勝利するためには、&br;正々堂々正面から挑むのでは駄目だ。&br; 小規模な部隊でも戦えるよう、レジスタンス&br;の装備を充実させたいものだが……。&br; ううーむ……。 #endregion ***第3話:変わる戦術(親愛レベル5) [#s4ffd30c] #region(ネタバレ注意) ああ、マスター。すまない、&br;読書に集中していて気付かなかった。&br; これか? 現代の戦術について&br;解説している本だ。&br; 俺の現役だった頃とはまるで違っている。&br;戦術とは移り変わるものだと&br;改めて実感させられるな。&br; 昔、マスケット銃が主力だった時は、&br;1列に横隊を組んで敵と向かい合って&br;撃ちあう戦法が主流だった。&br; しかし時代が下がって技術が進化し、&br;マスケット銃はライフリングされ、その後&br;ボルトアクション……つまり俺が生まれた。&br; そのことでまた戦術の主流が変わる。&br; 向かい合って撃ちあうのではなく、&br;遮蔽物に隠れ、匍匐前進し相手を捉える。&br; その新戦術を可能にしたのは、&br;ボルトアクションが持つ簡便性であり、&br;簡便性を生んだのは……。&br; 〜略〜&br; つまり、戦術とは常に進歩するものであり、&br;その進歩は機械の性能に裏打ちされるもの&br;だ。&br; 俺の時代よりも進んだ兵器を手にしている&br;世界帝軍がどのような戦術をとってくる&br;か……。&br; 研究し、弱点を見つけ、&br;対処法を案じ、方策を探す。&br; 完璧な備えとは&br;物資を集めることだけではないからな。&br; 情報も備えのひとつであり、&br;最も重要なもののひとつだと言える。&br; 絶対高貴に目覚めたからと言って、&br;俺は油断はしないぞ。&br; より高貴を磨き、&br;心銃の威力を高めるためにも、&br;あらゆる備えを行っていくつもりだ。&br; おっと……つい話し込んでしまった。&br;そろそろ仕事の時間だ。&br; 今、戦いに備えるための資金を稼ぐ&br;アルバイトをしているんだ。&br; 喫茶店のウェイターだ。&br; 慣れない仕事だが、最短で客に&br;品を提供する手順などを考えるのは楽しい。&br; 何より、市井でしか仕入れられない&br;情報も得られる。&br; もう少し時給が高いと&br;申し分ないのだが……。&br; いかん、急がないと遅刻してしまう。&br;では、またな。&br; #endregion ***第4話:軍資金稼ぎ(親愛レベル8) [#tc533639] #region(ネタバレ注意) マスター、何か手伝うことはないか?&br; ……バイトの時間?&br;ああ、あのバイトならもういいんだ。&br; つい先日、クビになったからな。&br; 店長に言わせると、まぁ、俺はこの通り……&br;『いかつい』ということで。&br; 自覚はなかったんだが、&br;客の子供に泣かれてしまってな。&br; あのような店では、シャルルヴィルのような&br;細面の男が合っているそうだ。&br; 残念だが……店にも都合……&br;経営のための戦術というものがある。&br;仕方のないことだ。&br; いや、俺は大丈夫だ。&br;心配しないでくれ、マスター。&br;それに、この話にはまだ続きがある。&br; これもまたひとつの好機かも……&br;ということで、そのあとすぐに&br;新しいバイト先を探しに行ったんだ。&br; より短時間で、より高額な軍資金を稼ぐ&br;仕事を見つけるチャンスだろう?&br; 捨てる神あれば拾う神あり、というやつで、&br;路地裏を歩いていたら&br;ちょうどいいバイトを見つけた。&br; 製薬店だ。&br; 薬をいくつか飲むだけで、喫茶店では&br;考えられないほどの高給を得られる。&br; ああ、わかっている。確かに常人ならば&br;危険もつきまとう手段ではあるが、&br;俺に限っては問題ない。&br; 俺は体の外側だけでなく内側も鍛えられる&br;よう常日頃から訓練しているからな。&br; 現に、1日経っても身体に特に影響は出てい&br;ない。したがって心配は無用だ、マスター。&br; そうだ、それより聞いてくれ。&br;その帰り道に、路地裏の骨董屋で&br;掘り出し物を見つけてな。&br; 昔の戦争で使用されていた、トランシーバー&br;という機械の骨董品だった。&br; それには我が祖国ドイツの検印が刻まれて&br;いてな。その力強さ、そしてトランシーバー&br;の機能美にすっかり魅せられてしまった。&br; かなり高額な値がついていたが、&br;なんとしても手に入れたいものだ。&br; 薬を飲む量を増やせば、&br;あまり時間もかからず買えるだろうか。&br; ん?&br;マスターは製薬店のバイトに反対なのか?&br; だが、あれほど好条件のバイトは&br;ないんだが……。マスターが言うなら、&br;検討はしよう。 #endregion ***第5話:お金ではなく、(親愛レベル11) [#zfd15191] #region(ネタバレ注意) マスター。聞いてほしいことがある。&br; 見てくれ、バイトを続けて&br;やっと金が貯まったんだ。&br; ん? どうしたんだ、顔が青いぞ。&br; そんなにぺたぺた触ってどうかしたのか?&br;身体に異常……? 特にないが?&br; ああ、製薬店のバイトなら&br;あの日以来行っていない。&br;マスターにやめろと言われたからな。&br; 今は建築現場でアルバイトしている。&br;マスターがどうしてあれほど製薬店での&br;仕事に反対していたのかわかったよ。&br; やはり、汗水流して働くのはいいものだな。&br;労働したあとに得られる満足感が&br;まるで違うんだ。&br; 薬を飲むだけで高額な金を手に入れるより、&br;よほど健全だ。&br; マスターはそのことを俺に教えたかったんだ&br;と気付いたよ。さすがだな、敬服に値する。&br; ん? 何か違ったか?&br; それはさておき、金が貯まったので、&br;早速例のトランシーバーを売っている&br;骨董屋に行ってみた。&br; だが、店主から『金では売らん!』と言われ&br;てしまったんだ。店頭に並べていたくせに、&br;いざ売るとなったら惜しくなったようだ。&br; それだけ、店主もあのトランシーバーを&br;気に入っていたんだろう。歳を重ねている&br;だけあって、さすがの鑑定眼だな。&br; 店主の気持ちはわかるし、&br;共感すら覚えるが、それでもやはり&br;手に入れたいと思ってしまう。&br; かつて、性能で上回るシャスポーを相手に&br;勝利した時、我々が掲げていた精神……。&br; 万全な準備と戦略戦術こそが勝利のカギだ&br;という高貴な精神を、あのトランシーバー&br;から感じずにはいられないのだ。&br; 世界帝軍との戦いにもこの考えが&br;重要だということを、トランシーバーが&br;俺に伝えようとしているんだ……!&br; うぅむ、どうしたら店主に譲ってもらえる&br;だろうか……。&br; なに、人を動かすのは金ではない、と……?&br; ……そうか、熱意か!&br; あれだけ見る目のある店主だ。&br;俺のトランシーバーへの熱い思いを&br;わかってもらえれば、あるいは……!&br; 感謝する、マスター。&br; マスターはいつも、膠着した戦況を&br;打開する策を授けてくれるな。&br; 俺の熱意を店主に理解してもらえるよう、&br;努力することにする! #endregion ***第6話:ビスマルク(親愛レベル14) [#s030ea96] #region(ネタバレ注意) マスター、見てくれ!&br; これが例のトランシーバーだ。&br;骨董屋の店主にやっと譲ってもらえたんだ。&br; さぁ手を出してくれ。&br; どうだ、この持ったときのずしりとくる&br;武骨な感触がたまらないだろう?&br; 我が祖国の検印もあるだろう。誇りと&br;力強さが沸き上がってくるようだな……。&br; ……ありがとう、&br;手に入れられたのはマスターのおかげだ。&br; あれから、俺のトランシーバーへの熱意を&br;わかってもらおうと、&br;骨董屋に何度も通った。&br; 店主も最初はそっけなかったが、力仕事や&br;古い機械の修理を手伝っているうちに、&br;少しずつ言葉を交わすようになってな。&br; ある日、店が終わったあとに秘蔵だという&br;年代物のウィスキーを出してくれたんだ。&br; 長い時間、語り合ったよ。この&br;トランシーバーの素晴らしさ、こいつから&br;伝わってくる祖国の精神について……。&br; 気が付くと店主はいなくて、&br;いつの間にか眠ってしまっていた俺のそばに&br;このトランシーバーが置いてあった。&br; マスターの言う通りにしてよかった。&br;トランシーバーだけでなく、店主との絆も&br;得ることができたのだからな。&br; このトランシーバーは俺にとって、&br;本当に大切な宝になったよ。&br; 名前もつけた。ビスマルクだ。&br;マスターも、今後こいつのことは&br;ビスマルクと呼んでくれ。&br; ああ……この金属の重厚感。&br;いつ何度見ても、痺れるほどに雄々しい。&br; マスターもそう思うだろう?&br; だが……こいつはかわいそうな奴なんだ。&br; もう本来の機能は失ってしまっているから&br;な。こいつがまた戦場で輝く日は&br;未来永劫ないのだ。&br; それでも、その魂は俺たちに大切なことを&br;教えてくれているんだ。俺はそう思う。&br; 備えを万全にする精神……そして、その&br;実現のためには、最新式のトランシーバーを&br;手に入れなければならない。&br; それもひとつやふたつじゃない。&br;レジスタンスに行き渡る数が必要だ。&br;その方策も考えなければならないな。&br; だが、それはあとだ。まずはビスマルクを&br;他の連中に見せてくる。では、またな。 #endregion ***第7話:ビスマルク死す(親愛レベル17) [#nb7a0bc5] #region(ネタバレ注意) ……ああ、マスター。&br;こんな夜更けに……どうしたんだ。&br; フ……俺だって、時には&br;酒を飲みたい時くらい……ある。&br; ……ビスマルクへの弔い酒だ。&br; これを見てくれ……撃ち砕かれ、&br;変わり果てたビスマルクの姿を……。&br; 基地でビスマルクを持って他の連中と&br;話していたら、突然どこかから弾が&br;飛んできて、ビスマルクを貫いたんだ……。&br; 一瞬、何が起こったかわからなかった。&br; 弾が飛んできた方向を見たら、&br;同じように目を丸くしている&br;ローレンツと目が合ってな……。&br; 射撃訓練をしようと準備していたら、&br;飛んできた虫に驚いて転んだ拍子に&br;引き金を引いてしまったらしい。&br; フ……あいつらしいな。&br;あいつは昔っからドジで、&br;敵なのになぜか憎めない奴だったよ……。&br; なに、あいつを責める気はないさ。&br;悪気なんてなかったんだからな……。&br; 何度も謝ってきて、働いて弁償するとまで&br;言ってくれたが、断ったよ。&br; あいつは何もないところで&br;転ぶような奴だから、バイト先で&br;ちゃんとやっていけるのか心配だしな……。&br; マスターからも言ってやってくれ。&br;俺は気にしていないから、&br;お前ももう、自分を責めるなと……。&br; ……フゥ……。&br; ただ……せっかく譲ってもらったと&br;いうのに、店主には申し訳が立たん。&br; 唯一の同好の士だから、今後も付き合いを&br;重ねたいと思っていたが、これでは……。&br; ……修理、か……。&br; ……そうだな、見た目だけでも、&br;ビスマルクを元の姿に近付けてやろう。&br; ただ、修理するための道具がないから、&br;店主のもとへ行かなければだめだな。&br; この状態のビスマルクを見せるのは&br;気が重いが……マスターの助言に従って&br;悪い方向に転んだ試しがない。&br; マスターを信じて、明日、&br;骨董屋に顔を出すとするよ。 #endregion ***第8話:老巧の知恵(親愛レベル21) [#mad8f61b] #region(ネタバレ注意) マスター! ここにいたのか。&br; あなたを探していたんだ。&br;見せたいものがあって。&br; これを見てくれ。&br;……修復したビスマルクだ!&br; 骨董屋の店主に道具を借りてな。&br;少し手こずったが、以前と同じ&br;機能美にあふれた姿を取り戻せたよ。&br; 店主も最初は落胆していたが、&br;事情を話したらわかってくれたんだ。&br; 残念ながら、内部をいじることは&br;できなかったが……外装だけでも&br;直せたことが本当に嬉しい。&br; マスターの助言に従って良かった。&br;マスター、心から礼を言う。ありがとう。&br; ビスマルクは……今後は俺の部屋で&br;厳重に管理することにしよう。もう2度と&br;あんな目に遭わせないようにしなくては。&br; それと……もうひとつ収穫がある。&br; どうも、店主はレジスタンスの&br;シンパだったようだ。&br; 我々が活動を始める以前から、&br;陰ながらレジスタンスに&br;援助を行っていたようでな。&br; この間、レジスタンスが発行している&br;小冊子に俺の戦場での活躍が載っただろう。&br;あれを見て俺に打ち明けてくれたんだ。&br; 自分は老年で表立って活動することは&br;できないが、戦いに立ち上がった&br;勇気ある奴らを応援したい、とな……。&br; あんなに良い人が俺たちの味方になって&br;くれている。心強いことこの上ないと、&br;俺は胸が熱くなったよ。&br; そこで、店主に最新のトランシーバー&br;について、どうしたら手に入れられるか&br;相談してみた。&br; そうしたら、店主が知恵を授けてくれたよ。&br; 考えてみれば単純明快な手段で、なぜ&br;思いつかなかったのか不思議なくらいだ。&br;俺は意外と頭が固かったのかもしれないな。&br; どんな手段か?&br;フフ、それはまだ軍事機密だ。&br; 見ていてくれ、近い将来、レジスタンスは&br;最新式の通信機器を装備した&br;近代的な軍に変わるぞ。 #endregion ***第9話:通信テスト(親愛レベル25) [#w19ee3ec] #region(ネタバレ注意) ヘッドセット……暗視ゴーグル……&br;そして、トランシーバー。&br; そうだ、マスター。&br;世界帝軍から奪った最新機器の数々だ。&br; ああ、これが骨董屋の店主が教えてくれた&br;手段だ。必要なものは敵から奪え、&br;ということさ。&br; 考えてみれば有効な手段だ。&br;こちらの戦力は増し、敵の戦力は減ずる。&br; 早速、世界帝軍の偵察隊に狙いをつけて、&br;隙をみて奇襲をかけてみた。&br; 心銃を使う必要すらなくてな。&br;この拳ひとつで事足りた。&br; 奴ら、最新武器での戦いには長けていても、&br;肉弾戦は慣れていないようだな。&br; だとしたらこれは隙になるぞ。&br;俺は自らの肉体を鍛えることにも&br;余念はないからな……!&br; さて、これらの最新装備があれば、戦況は&br;俺たちにより有利に推移させられるだろう。&br; そうだ、マスター。&br;トランシーバーのテストをしてもらいたい&br;のだが付き合ってくれるか?&br; 実戦に投入する前に試験するのも、&br;大事な備えだ。&br;では、俺は少し離れた場所へ行こう。&br; 『……あー、テステス、&br;俺の声が聞こえるか?&br;聞こえたら大きく丸を作ってくれ』&br; 『うむ、問題ないようだな。&br;……マスター、そのまま聞いてくれ』&br; 『いつも思っているが、&br;面と向かって言えないことがある』&br; 『……マスター、&br;あなたには本当に感謝している』&br; 『俺たちがこうして戦っていられるのは、&br;マスターのおかげだ。いつも、ありがとう』&br; 『……フッ、どんな大群を相手にするよりも&br;緊張するな、こういうのは……』&br; 『トランシーバーの調子は大変良好。&br;次の戦いが楽しみだな、マスター』 #endregion ***第10話:万全な備えへ(親愛レベル30) [#h7617a34] #region(ネタバレ注意) ……くっ。まさか、作戦中に&br;トランシーバーが不通になるとは。&br; どうやら、世界帝軍はこちらの電波を&br;妨害する手立てを持っていたらしい。&br; 急遽、作戦を変更せざるを得なかったが……&br;なんとか心銃で敵を撃ち破ることができた。&br; 日々備えを確実にしていたことで、&br;俺の高貴も磨かれていたのだな。&br; 完璧に備えたと思っていただけに&br;悔しいが……だが、こちらも対策は講じた。&br; トランシーバーの件は、周波数を変更する&br;ことで対応できるだろう。しかし……。&br; まだまだ知識も備えも不足しているな。&br; 今回のような不測の事態にも落ち着いて&br;対応できるよう、これまでより、&br;準備を万端にしなければ。&br; だが、レジスタンスの皆も、&br;貴銃士たちも最新機器の扱いに&br;慣れていなかったところもあった。&br; 新しい戦術が浸透するには時間がかかる。&br;それを考えると上々の初投入戦だったろう。&br; 特にシャスポーは、かなり熱心に&br;取り扱い方を習得していたようだしな。&br; これからも俺たちは、&br;より強くなっていくだろう。&br; 俺自身も、戦闘について備えができている&br;ことで、万全の態勢で戦いに臨めている。&br; だが、忘れないでほしい。&br;俺たちがここまで戦えるようになったのは、&br;マスター……あなたのおかげだ。&br; これからも俺はあなたを守り、&br;支えとなり戦っていきたい。&br; あなたの、貴銃士として。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#episode_medal] ***常に万全を期して([[頑健な貴銃士−I>カード/ドライゼ/★3 頑健な貴銃士−I]]) [#v05df6d3] #region(ネタバレ注意) |タバティエール|今日の作戦も、なんとか終わったな。&br;みんな、お疲れさん。| |ドライゼ|ああ……だが、油断は禁物だ。&br;世界帝軍も、日々戦力を増強している。| |ドライゼ|今日の勝利に慢心せず、&br;次の作戦にも万全を期して臨もう。| |タバティエール|あはは、あいかわらず真面目だな。&br;ま、そのおかげで、&br;俺らは助かってるんだけどさ。| |ローレンツ|ええ、ドライゼさんは、その……&br;た、た、頼りになりますっ!| |ドライゼ|……ありがとう。&br;俺も、君たちを頼りにしている。&br;お互い、精進を重ねていこう。| |シャスポー|……ふん。口先では良いこと言えても&br;戦場で通用するとは思えないな。| |ドライゼ|俺は、そうは思わないぞ。&br;信頼関係は良いチームワークを生む。| |ドライゼ|より良い戦果を上げるために、&br;手を取り合うことは大切だ。……お前とも、&br;もっと連携が取れたなら心強い。| |シャスポー|ふん!ㅤ僕はそんなの願い下げだよ。| |タバティエール|やれやれ……作戦中ドライゼに&br;フォローされたのが癪に触ったか。&br;……いつも悪いな、ドライゼ。| |ドライゼ|いいや。レジスタンスの仲間として&br;当然のことをしたまでだ。&br;気にしないでくれ。| #endregion ***堅実な一歩を([[頑健な貴銃士−II>カード/ドライゼ/★3 頑健な貴銃士−II]]) [#h0eca482] #region(ネタバレ注意) 勲章をありがとう、マスター。&br; ……あなたに認められたという事実を、&br;何よりも嬉しく思う。&br; マスターは、俺の働きを&br;認めてくれたのだろうが……。&br; この勲章は、俺ひとりの力では、&br;到底手に入れられなかっただろう。&br; ……自分を卑下するわけではない。&br;俺は常に最善を尽くし、&br;敵に備えることを心掛けてきた。&br; だが、そうだとしても……&br;マスターの存在がなければ、&br;ここまでの活躍はなかった。&br; 戦場で、基地で……&br;あなたは、いつも俺を待っていてくれた。&br; あなたの姿が、大きな力になった。&br;その結果が、この勲章だ。&br; フ……心配せずとも、&br;ここで満足するつもりはない。&br; 俺は、もっと強くなる……&br;あなたの献身に、応えられるように。 #endregion ***一緒に鍛錬を([[磐石の備え>カード/ドライゼ/★4 磐石の備え]]) [#y3c9c00e] #region(ネタバレ注意) |ドライゼ|ふっ……ふんっ……!&br;ふぅ……。| |ローレンツ|あれ? ドライゼさん……。| |ドライゼ|む?&br;……ああ、ローレンツか。| |ローレンツ|ひょわ! す、すみません!&br;鍛錬のお邪魔でしたか……!?| |ドライゼ|いや、問題ないが……俺に、何か用か?| |ローレンツ|えと、大したことじゃないんですけど……&br;ドライゼさん、今日はお休みでしたよね?| |ローレンツ|鍛錬してるの、なんでかなって……。| |ドライゼ|休日といえど、鍛錬は欠かせない。&br;トレーニングは続けることが肝要だからな。| |ローレンツ|な、なるほど……すごいですね……!| |ドライゼ|暇なら、一緒にどうだ?&br;身体を鍛えることは、&br;心を鍛えることにもつながる。| |ローレンツ|そうしたら……&br;作戦でも、活躍できますかね?&br;それなら、俺……っ!| |ローレンツ|お、お、お願いします! 頑張ります!| #endregion ***評価できること([[磐石の備え>カード/ドライゼ/★4 磐石の備え]]) [#ac498e40] #region(ネタバレ注意) |ローレンツ|じゅっ……じゅ、19! ……にじゅ、う!| |ドライゼ|……98、99、100。ふぅ。&br;……よし、腹筋はこのくらいにしておくか。| |ローレンツ|も、もう100回も!?&br;俺、まだ20回しか終わってないのに……。| |ドライゼ|ふむ……回数としては、話にならないな。&br;筋力的には、おおいに改善の余地がある。| |ドライゼ|だが、ともあれ……&br;お前は20回の腹筋を終わらせた。| |ドライゼ|途中で投げ出さないだけの、根性はあるということ&br;だ。| |ドライゼ|これからも日々、鍛錬を重ねていこう。| |ローレンツ|は、はい……! 俺、頑張りますっ!| |タバティエール|……いやいや、なんかいい話っぽく&br;まとまってるけど……。| |タバティエール|腹筋20回って。&br;いくらなんでも、筋力なさすぎだろ……。| #endregion ***趣味と実用を兼ねて([[逞しくあれ>カード/ドライゼ/★4 逞しくあれ]]) [#a54e71b1] #region(ネタバレ注意) |記者|以前は表紙撮影にご協力いただき&br;ありがとうございました。今回は、&br;貴銃士のこだわりコーナーの取材です!| |記者|早速ですが、&br;ドライゼさんはこだわりのある物事や、&br;好きなことはありますか?| |ドライゼ|ふむ……そうだな。&br;最新の機械に興味を持っている。| |ドライゼ|アルバイトで金を貯めて、基地近くの街や、&br;作戦で赴いた都市で、気になった機械を&br;ときどき買っているな。| |ドライゼ|分解して、中の構造やメカニズムを&br;調べたりするのは、なかなか面白いものだ。| |記者|ほう……、機械ですか。&br;それは、作戦に役立てようと……?&br;それとも、単にご趣味で?| |ドライゼ|両方だな。……世界帝軍に対抗するには、&br;レジスタンスも日々、新しい技術を&br;取り入れていく必要がある。| |ドライゼ|この世情では厳しいものがあるが、&br;できる限り手を尽くしておいて&br;損はないだろう。| |ドライゼ|先日は、自作してみた通信機が&br;作戦の役に立った。&br;今後も何か作ってみようと思っている。| |記者|それは素晴らしい……!&br;ドライゼさんは研究熱心ですね!&br;それでは、休憩のあと撮影をお願いします!| |記者|……はい、写真もOKです!&br;ドライゼさん、&br;今日はありがとうございました!| |ドライゼ|ああ、こちらこそ。&br;君たちの堅実な仕事ぶりと、&br;素晴らしい雑誌にはいつも感嘆している。| |ドライゼ|また協力が必要なときには声を掛けてくれ。&br;今日はありがとう。| #endregion ***できることを、一歩ずつ([[逞しくあれ>カード/ドライゼ/★4 逞しくあれ]]) [#l7dfd64b] #region(ネタバレ注意) ……ああ、マスターか。&br;どうした?&br; む……すまない、心配をかけたな。&br;修理所に用があったが、&br;俺の銃が壊れたわけではない。&br; 新しいトランシーバーを入手したんだ。&br;修理所のマイスターとともに、&br;中の構造を調べていた。&br; 高性能な通信機を、レジスタンス全体に&br;配備できたらいいんだが……。&br; 問題は費用だな。&br;自作すればある程度抑えられるが、&br;そうすると大量に作るには時間がかかる。&br; 世界帝軍側に傍受される危険も&br;無視できないな。&br;うーむ……。&br; 難度の高い暗号作りも視野に入れて&br;検討してみるか。&br; 少しずつでも技術面で補強できれば、&br;レジスタンス全体の戦力向上にもなる。&br; 今後も、マイスターと&br;試行錯誤を続けていくとしよう。&br; 皆に良い報告ができるよう、力を尽くす。&br;○○も、&br;楽しみにしていてくれ。&br; ……世界帝軍には、&br;こちらと比較にならないほど多くの&br;新型機器があるのだろうな。&br; あなたたちの目指す世界まではまだ遠いが、&br;俺は俺にできることから、&br;一歩一歩進めていこう。 #endregion ***旅行も万全の備えで([[結実せし鍛錬>カード/ドライゼ/★5 結実せし鍛錬]]) [#nc9cb89c] #region(ネタバレ注意) マスター、&br;あなたの耳にも入っているだろうか。&br; 次の休暇は、貴銃士同士の親睦を&br;深めるべく、旅行が計画されている。&br; メンバーは……シャスポー、&br;タバティエール、ローレンツ、俺。&br;そして、マスターだ。&br; 彼らと親睦を深めるのは……&br;少々、骨が折れそうだ。&br;準備を怠るわけにはいかない。&br; 怠るわけにはいかないが……&br;果たして、これは休暇と言えるのか?&br; ……その点については、&br;後日検討するとしよう。&br;まずは、旅行の準備だ。&br; 旅行の持ち物チェックリストを作ったので、&br;マスターにも確認してほしい。&br; 着替え、タオル、洗面セット……&br;このあたりは、旅行の定番だな。&br;念のため非常食も……ん?&br; ……おっと。&br;俺としたことが、大切なものを忘れていた。&br; トランプだ。親睦を深める旅行には、&br;必須だろう。リストに加えておこう。 #endregion ***オイスター事件([[結実せし鍛錬>カード/ドライゼ/★5 結実せし鍛錬]]) [#j97158f6] #region(ネタバレ注意) |ドライゼ|この店は、オイスターが有名らしい。| |ドライゼ|他の店より身が小振りだが……&br;その分、濃縮された旨味が特徴だそうだ。| |ドライゼ|レモンを絞るのが一般的だが、&br;タバスコも合うらしいぞ。| |タバティエール|じゃあ俺、タバスコ試してみよっかな。&br;それにしても……ドライゼ、詳しいな。| |ドライゼ|旅先では、&br;食事も有意義なものにしたいだろう。&br;事前調査は欠かせない。| |ローレンツ|有名なだけあって、おいしいですよね!&br;でも、食べるのがちょっと難しいなぁ……。| |ローレンツ|……あれ?ㅤこれ、殻に身が&br;くっついちゃって取れない……!&br;う〜ん!| ||ぺちっ| |シャスポー|ローレンツ、お前……!&br;やってくれるじゃないか!&br;僕の顔に飛ばしてくれるとはねぇ……?| |ローレンツ|は、はわわわっ!ㅤすみません!&br;わ、わざとじゃないんですぅ!| |ドライゼ|はぁ……マスターもいるんだぞ。&br;食事の席で、喧嘩はよせ。| #endregion ***応えは行動で([[結実せし鍛錬>カード/ドライゼ/★5 結実せし鍛錬]]) [#wb4c8e9b] #region(ネタバレ注意) フ……思ったより、海風が強いな。&br;だが、心地のよい夕暮れだ。&br; マスター、今回の旅行だが……&br;あなたの目にはどう映ったか、&br;率直な意見を聞きたい。&br; 当初の目的通り……&br;無事、俺たちの親睦は深まっただろうか?&br; ……フ。あなたの期待に添えたようで、&br;安心した。&br; 目的達成のために尽力するのは、&br;当然のことだが……。&br; それが、レジスタンスの……&br;いや、マスターのためになるならば、&br;なおさらだ。&br; ……思いの深さは、行動に現れるという。&br; これからも俺は、&br;マスターのためならば……。&br; どんなに些細なことでも、&br;全力で期待に応えようとするだろう。&br; それで、あなたへの思いの深さが伝わるなら&br;……こんなに簡単なことはないからな。 #endregion ***勝利のための一手([[勇ましき背中>カード/ドライゼ/★5 勇ましき背中]]) [#y7483fa2] #region(ネタバレ注意) マスター。少し、いいだろうか。&br; 先ほど、『月刊NOBLE』の記者だという&br;レジスタンスの男性から、&br;取材の申し込みを受けた。&br; 表紙用の写真撮影と、&br;インタビューに協力してほしいとのことだ。&br; こういったことは、まずはあなたに&br;相談すべきだろうと思い、&br;返事は留保してあるが……。&br; 俺としては、&br;ぜひ彼らに協力したいと考えている。&br; 広報活動で皆の心を奮い立たせることも、&br;勝利のための重要なファクターだからな。&br; ……ありがとう、マスター。&br;あとで了承の返事をするとしよう。&br; ……ん?&br;ああ、レジスタンスが発行する&br;雑誌があることは、以前から知っていた。&br; フ……集めるべき情報は、&br;敵のことばかりではないさ。&br; 自らが属している組織についても&br;把握しておく……&br;これもまた、当然の備えというわけだ。 #endregion ***本質的な目的([[勇ましき背中>カード/ドライゼ/★5 勇ましき背中]]) [#u5c23c27] #region(ネタバレ注意) |記者|取材をお受けくださり、感謝いたします!&br;さて、ドライゼさんといえば……&br;その鍛え上げられた肉体!| |記者|いやぁ、かっこいいですよね~!&br;ドライゼさん、&br;普段はどのようなトレーニングを?| |ドライゼ|ふむ……基本的な動作だが、&br;匍匐前進はいいトレーニングになるな。| |ドライゼ|ひとことに匍匐前進と言っても、いくつか&br;種類がある。それらを組み合わせることで、&br;全身の筋肉を鍛えることが可能だ。| |記者|ふむふむ……&br;やはり、作戦で活躍するためにも&br;筋力の強化は必要なのでしょうか?| |ドライゼ|そうだな。だが、筋肉が重くなりすぎて、&br;持久力に差し支えては意味がない。&br;体力の増強も必須だ。| |ドライゼ|トレーニングの目的はあくまでも、&br;作戦時に素早く、&br;無駄なく動ける身体を作ることだからな。| |ドライゼ|絶対高貴の力があっても、&br;強大な世界帝軍を相手に『必ず』はない。| |ドライゼ|奇跡に頼り切らず……&br;己を鍛え万全を期して、&br;これからも戦っていくつもりだ。| |記者|なるほど……そのストイックな姿勢が、&br;ドライゼさんの活躍を支えているんですね!| |記者|それでは、撮影しながらぜひ、&br;もっと詳しくお聞かせください!| |記者|とてもかっこいい写真が撮れました!&br;本日は、ありがとうございました!| |ドライゼ|ああ。何かあれば、また協力しよう。| #endregion ***それぞれの信念([[勇ましき背中>カード/ドライゼ/★5 勇ましき背中]]) [#y1da6490] #region(ネタバレ注意) マスター、いいところに来てくれた。&br;傷んでいた壁を修繕してみたのだが……。&br; ……ん? それは『月刊NOBLE』か。&br; あなたも見てくれたのだな。&br;どうだっただろうか?&br; ……ああ、俺もそう思う。単に完成度が&br;高いだけでなく、作り手の熱意を感じる。&br;素晴らしい出来だ。&br; マスター。今回の取材で改めて感じたが、&br;レジスタンスは良い組織だな。&br; 雑誌を通して、各地のレジスタンスを&br;鼓舞する広報部……。&br; 前線で戦う俺たち貴銃士や実働部隊、&br;それを支える補給や、&br;あなたのような医療班。&br; それぞれがそれぞれの信念を持ち、&br;大勢の人々が、&br;ひとつの目的に向かって力を尽くしている。&br; だからこそ、圧倒的に不利な状況にあっても&br;尚、世界帝軍に立ち向かい&br;続けられるのだろうな。&br; 我々を支えてくれている皆のため……。&br; そして……あなたのために。&br;これからも力を尽くすと、約束しよう。 #endregion ***一番に、あなたを([[反撃の突入>カード/ドライゼ/★5 反撃の突入]]) [#l49cc6e9] #region(ネタバレ注意) 今回の作戦では、マスターにも&br;大変な思いをさせてしまったな。&br; 怪我はないだろうか……痛むところは?&br;どんな些細なことでも言ってくれ。&br; ……大丈夫、ではないように見えるが。&br; ほら、ここだ。&br;唇に血が……よほど強く噛んだのだろう?&br; ローレンツとユキムラ、そして彼らなら、&br;きっとやってくれると信じていたが……。&br; 俺自身がすぐに駆けつけられず、&br;すまなかった。&br; たった一人のマスターであるあなたを、&br;傷つけてしまうとは、俺は……。&br; いや、過ぎたことを悔やんでも&br;仕方がないことはわかっている。&br; もちろん、次がないに越したことはない。&br;だが、もしもあなたの身に&br;危機が迫ったなら……。&br; 次は真っ先に、&br;俺が駆けつけると約束しよう。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **日常 [#episode_daily] ***彼の相手は難しい [#s829d39a] #region(ネタバレ注意) 発生場所:訓練所付近 |シャスポー|おい、ドライゼ!ㅤ何をやっている?| |ドライゼ|シャスポーか。今は、広背筋を鍛えている。&br;匍匐前進に必要な筋肉だ。| |シャスポー|ふん……格下の癖に、生意気な。&br;そんな小細工、無駄だよ。| |シャスポー|念のため言っておくけど、銃の性能は&br;僕の方が上だ……理解してるかい?| |ドライゼ|無論、それは承知している。| |ライゼ|しかし勝敗というのは、性能のみで決まる&br;ものではない。だからこその努力だ。| |シャスポー|お、お前……!ㅤ昔、たった一度だけ&br;僕に勝ったことを、まだ誇るつもりなのか!?| |シャスポー|昔のことを、いつまでもっ……!&br;チッ、気分が悪い。僕は失礼するよ!| |ドライゼ|『昔のことを、いつまでも』は、&br;こちらの台詞なんだが……。| |ライゼ|……まったく、難しいやつだな。| #endregion ***様子のおかしい彼 [#v995ca03] #region(ネタバレ注意) 発生場所:井戸付近 |ドライゼ|ああ、やっと見つけた……ローレンツ。| |ローレンツ|ひぃっ!?&br;ド、ド、ドライゼさん……&br;どどどどうしました?| |ドライゼ|お、お前こそどうした?&br;そんなに驚いて……。| |ドライゼ|俺はただ、作戦室で拾ったお前のメモを&br;届けに来ただけだ。| |ドライゼ|さっき、作戦会議に参加したとき&br;落としたんだろう。| |ローレンツ|わわっ! あ、ありがとうございます……。| |ドライゼ|もう知っているかと思うが……&br;次の作戦は、俺も参加する。&br;よろしく頼むぞ。| |ローレンツ|ひゃい!&br;よ、よろしくお願いしましゅっ!!| |ドライゼ|あ、ああ……では、また作戦でな。| |ドライゼ|あいつ……あんな調子で、&br;本当に大丈夫なんだろうか……?| #endregion ***消えない確執 [#wd83d8d5] #region(ネタバレ注意) 発生場所:作戦室付近 |シャスポー|ローレンツ、君ってやつは……&br;今日の作戦も散々だったね。あの場面で&br;火薬をこぼすなんて、信じられないよ。| |ローレンツ|すみません……&br;で、でも、次こそ頑張ります!&br;次こそ……!| |ドライゼ|そう焦る必要はない。&br;お前は、ひとりで戦場に立っているわけでは&br;ないのだからな。| |ドライゼ|お前のミスは、俺たちがカバーする。&br;逆も然りだ。仲間として、協力していこう。| |シャスポー|ふん……そうやって甘いことを言って、&br;ぼくらを油断させようってつもりだろ?&br;手柄を独り占めする気なんだ。| |シャスポー|狡猾なお前らしいやり口だが、&br;僕には通用しないぞ。お前のことを、&br;仲間だなんて思えるわけがない!| |シャスポー|……なあローレンツ、君もそうだろ。| |シャスポー|君も昔、ドライゼには散々な目に&br;遭わされたじゃないか。| |ローレンツ|ひっ……!&br;え、ええと……俺は……ううっ。| |ドライゼ|過去は過去、今は今だ。&br;今の俺たちは、同じレジスタンスだろう。&br;それでは駄目なのか……?| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *グッズ [#item] [[ドライゼのグッズ>https://amzn.to/2INab5s]] //--------------------------------------------------- //*メモ・雑記 //あれば //--------------------------------------------------- *コメント [#comment] #pcomment(./コメント,reply,10) &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する