キャラクター/エンフィールド の編集 Top > キャラクター > エンフィールド **勲章 [#episode_medal] ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える &aname(top); &attachref(./40enfield.png,nolink, ,100x249); CV:鈴木勝吾 &size(18){''『世界の工場』たる大英帝国の誇る名銃……&br;その優秀さを今こそご覧に入れましょう!''}; //--------------------------------------------------- #contents //--------------------------------------------------- *プロフィール [#prof] |~所属グループ|戊辰戦争| |~身長|179cm| |~体重|62kg| |~趣味|ギター、テニス| |~好きなもの|紅茶| |~攻撃回数|1| |~キャラクターソング|Promise| //--------------------------------------------------- *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[大英帝国の誇り>カード/エンフィールド/★5 大英帝国の誇り]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[Paradox Brothers>カード/エンフィールド/★5 Paradox Brothers]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[リスペクト&リスペクト>カード/エンフィールド/★5 リスペクト&リスペクト]]|★★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[偉大な先輩とともに>カード/エンフィールド/★4 偉大な先輩とともに]]|★★★★|&color(Blue){青};| |[[拍手喝采>カード/エンフィールド/★4 拍手喝采]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[きらめくオーナメント>カード/エンフィールド/★4 きらめくオーナメント]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[自信と誇りを胸に>カード/エンフィールド/★4 自信と誇りを胸に]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[品格の貴銃士−I>カード/エンフィールド/★3 品格の貴銃士−I]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[礼儀正しく>カード/エンフィールド/★3 礼儀正しく]]|★★★|&color(red){赤};| |[[貴銃士−I>カード/エンフィールド/貴銃士−I]]|★★|&color(red){赤};| //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *自己紹介 [#introduction] 初めまして、マスター。僕のことは、エンフィールドとお呼びください! 『世界の工場』と称された、かの大英帝国…… そこで生まれた優秀で完成度の高い傑作エンフィールド銃こそが、何を隠そうこの僕なのです! 偉大なブラウン・ベス先輩のように、立派な貴銃士となり…… 大英帝国の誇りにかけて、マスターをお守りすると誓いますよ。 //--------------------------------------------------- *銃 [#gun] 1853年から1866年までイギリス軍で正式採用されていた前装式ライフル。 「世界の工場」と呼ばれていたイギリスで作られた高品質な銃で、 "前装銃最後の傑作"と称された。 その信頼性と高い命中精度から数々の戦争で用いられ、 南北戦争当時のアメリカや幕末の日本にも輸入された。 戊辰戦争では新政府軍の主力装備となったが、 1866年以降はスナイダー銃への改造が進められ、その役割を終えていった。 //--------------------------------------------------- *絶対高貴 [#noble] |~開放できる貴銃士ランク|1| |~開放に必要なエピソード|第1話 大英帝国の誇りにかけて| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *セリフ [#talk] **日常 [#talk_daily] |~初対面の挨拶| |初めまして! 僕はエンフィールド。&br;『世界の工場』、大英帝国の誇る名銃です。&br;品質は折り紙付きですよ、マスター。| |>|~マイページ会話| |~1|僕の完成度の高さは、世界の誰もが&br;認めるところですからね。どうぞご安心を。&br;僕が必ず、マスターをお守りしますよ!| |~2|……ああ、そうでした!&br;ブラウン・ベス先輩の洗濯物が乾く頃です。&br;きちんと、お部屋にお届けしなければ。| |~3|はぁ……スナイダーの笑顔には&br;なぜかなれないなぁ……マスター、&br;僕は改造なんて必要ありませんからね?| |~ひとこと| |『世界の工場』たる大英帝国の誇る名銃……&br;その優秀さを今こそご覧に入れましょう!| |~レベルアップ| |僕は最初から、問題なく強いのですが……&br;マスターを守るためならば&br;さらなる努力も惜しみませんよ!| |~勲章授与のお礼| |この勲章の輝きが、僕の優秀さを&br;証明してくれるというわけですね。&br;マスター、今後も僕にご期待ください! | |~基地でのお誘い| |マスター、僕の話を&br;聞いていただけませんか?&br;ご心配なく、退屈はさせませんよ。| |>|~衛生室| |~回復依頼|いかに高品質な僕と言えどもですね……&br;傷を負った状態で、完璧な力を発揮するのは&br;難しいものでして……。| |~回復お礼|ありがとうございます、マスター!&br;これで次の戦場でも、僕の素晴らしさを&br;存分にお見せできることでしょう!| |~全快お礼|これで、マスターを&br;より完璧にお守りすることができそうです!| |>|~基地あいさつ| |~1|これはこれは、マスターじゃありませんか!&br;この僕に、何かご用ですか?| |~2|遠慮なさることはありませんよ&br;優秀な僕は、他人を助けることにも&br;慣れていますからね! ええ!| |>|~基地あいさつ(親愛Lv高)| |~1|マスター、どうされました?&br;なにか問題が発生したのなら&br;もちろん僕が、お話を伺いますよ。| |~2|よろしければ、&br;僕と一緒にお茶でもいかがでしょう?&br;上質な時間を、お約束いたしますよ!| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **バトル [#talk_battle] |~戦闘開始|高貴に戦え! Be noble!| |~とどめを刺す|優秀な方が勝つ、そうだろ?| |>|~バトル:回復お礼| |~1|大英帝国の誇りにかけて、&br;マスターのご尽力に報いると誓いましょう!| |~2([[自信と誇りを胸に>カード/エンフィールド/★4 自信と誇りを胸に]])|マスターを守るためなら、誇りでさえ&br;捨ててしまえるかもしれません。| |~バトル:回復お願い|恐縮ですが、手当てを&br;お願いできませんか?| |~絶対高貴発動|大英帝国の誇りを&br;今こそ示そう!| |~心銃発動|守るべきものは&br;明白だからね!| |~仲間を庇う|危ないところでしたね。| |~バトル:勝利|僕の実力を鑑みるに、&br;当然の結果ですよ。| |~バトル:敗北|なんでもしますから!&br;か、改造だけは……!| |~戦闘不能|申し訳ありません……&br;僕としたことが!| **勲章 [#talk_medal] |~甘い言葉([[自信と誇りを胸に>カード/エンフィールド/★4 自信と誇りを胸に]])|マスター、何か困ったことはありませんか?&br;なんであれ、僕が解決してみせましょう!| |~優しい言葉([[大英帝国の誇り>カード/エンフィールド/★5 大英帝国の誇り]])|マスターの何気ないひと言が……多くの貴銃士の心を支えているんですよ。| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **期間限定 [#limited_time] |~ハロウィン 1|ええ、仮装の準備をしているところですよ!&br;何事も積極的に楽しむことが僕の流儀です。| |~ハロウィン 2|まさかスナイダーが、悪戯に乗り気だとは。&br;物騒な笑顔で追いかけられましたよ……。| |~ハロウィン(基地)|お菓子をお持ちしました!| |~クリスマス 1|七面鳥は難しくとも、&br;せめてプディングは用意したいものです!| |~クリスマス 2|クリスマスの準備なら、僕にお任せを!&br;計画を立て、迅速に進めましょう!| |~クリスマス(基地)|さあ、ツリーを飾りましょう!| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *エピソード [#episode] **親愛 [#episode_affection] ***第1話:大英帝国の誇りにかけて(親愛レベル1) [#o75b37da] #region(ネタバレ注意) やあ、初めまして!&br;お目にかかれて光栄ですよ、マスター。&br; 僕のことは、かの優秀な銃の名をそのままに&br;……エンフィールドとお呼びくださいね!&br; エンフィールド銃のことは、&br;もちろんご存知ですよね?&br; かつて『世界の工場』と呼ばれた大英帝国&br;……そこで生まれた、前装銃の傑作!&br; かつての南北戦争では、&br;その性能と安定した品質で、&br;多くの人から求められ……。&br; その後は欧米諸国のみならず、&br;日本でも重宝されたんです!&br; ええ! 日本の幕末に活躍した&br;『エンピール銃』とは、何を隠そう、&br;この僕のことなのですよ!&br; はっはっは!&br;数々の実績からも、&br;ご理解いただけるでしょう?&br; そう!&br;僕の品質は、折り紙付きというわけです。&br; 世界に名をはせた、&br;大英帝国の誇りにかけて……。&br; 僕は、マスター……&br;あなたをお守りすると誓いましょう!&br;ええ、必ず!&br; 世界帝軍は、ずば抜けて性能の良い&br;武器を使っていると聞きますが……&br;恐れることはありません。&br; 『敵が強大になればなるほど、勝利の栄誉も&br;大きくなる』と言いますでしょう?&br; 僕が何をもって、&br;大英帝国の名銃と呼ばれているか。&br;ご覧に入れますよ!&br; と、いうことで。どうぞ、&br;僕に期待してくださいね。マスター! #endregion ***第2話:前装銃最後の傑作(親愛レベル3) [#wc97641b] #region(ネタバレ注意) ふぅ、やれやれ……おや?&br;〇〇さんじゃありませんか!&br; これはいいところに!&br;今日の作戦は、無事に成功しましたよ。&br; 僕も絶対高貴に目覚めることができました。&br;ええ、当然の結果ですが!&br; しかし……噂に聞いた通り、&br;世界帝軍もなかなかの強敵でしたね。&br; レジスタンスに&br;これだけ多くの貴銃士がいながら、&br;苦戦するだけのことはありますよ。&br; ですが、ご安心を!&br;僕は慢心することなく、&br;これからも高貴さを磨きますからね!&br; いかなるときも、〇〇さんを&br;守り抜くと約束しましょう! ええ、必ず!&br; それにしても……&br;スナイダーには、改めて驚かされました。&br; さすがは、傑作と名高い&br;僕の弟なだけありますね!&br; 最前線に立ち、襲い掛かる敵の集団を、&br;ひとり残らず撃ち倒して……。&br; あいつが通った後には、&br;敵兵の山ができていましたよ。&br; え、ええ……ですが僕だって、&br;前装銃最後の傑作と呼ばれる銃ですからね?&br; 確かにエンフィールド銃の多くは、&br;改造されて&br;スナイダー銃になりましたが……。&br; 例えば命中精度で言えば、&br;僕の方が優れていますし……その……。&br; せ、性能の面で、僕がスナイダーに&br;まるっきり劣っているわけではないのです!&br; その点、しっかり覚えておいてくださいね。&br;〇〇さん! #endregion ***第3話:偉大なる先輩(親愛レベル5) [#sdabc696] #region(ネタバレ注意) おっと、〇〇さん。&br;ええ、ご覧ください、&br;このたくさんのファンレター!&br; これはすべて、&br;ブラウン・ベス先輩宛てなんですよ。&br; 今から僕が、&br;これを先輩のお部屋へお届けするんです。&br; 改めて思いますが、ブラウン・ベス先輩は&br;本当に素晴らしい方ですよね!&br; 貴銃士として高貴に溢れて&br;いらっしゃいますから、このように&br;レジスタンスのファンも多くて……!&br; ほら、この人なんて、&br;1週間前にもファンレターを送ってくれた&br;ばかりなんですよ。&br; 後輩として、とても誇らしいです!&br;ふふふ!&br; ブラウン・ベス先輩は、我が国で初めて&br;採用されたマスケット銃でありまして……。&br; 大英帝国を築いた名銃と&br;うたわれているように、&br;実に誇り高く、高貴な銃なのです!&br; 我々が尊ぶべき騎士道精神とは、&br;まさに先輩のお心そのもの……!&br; ああ、先輩のような銃が高貴でなくて、&br;他のどの銃を高貴だと呼べるでしょうか。&br; 僕も同じ大英帝国の銃として、&br;先輩を見習い、&br;誇り高く戦場を駆けたいものです!&br; それに先輩は、後輩である僕にも、&br;実に優しくお心を配ってくださって……。&br; 先日も、絶対高貴に目覚めた僕を&br;褒めてくださったばかりか……&br;鍛錬のコツまで、ご教示いただきました!&br; 大英帝国の誇りと&br;ブラウン・ベス先輩の存在を胸に……&br;僕、明日からも自信を持って頑張ります! #endregion ***第4話:苦手な場所(親愛レベル8) [#qe785b8f] #region(ネタバレ注意) うーん……いや、でも。&br;まあ、これはなくても……?&br; ……あっ、〇〇さん。&br;いえ、大きな問題があったわけでは&br;ないのですが……。&br; 実は、&br;もうすぐ作戦開始の時刻だというのに……。&br; 火門蓋に付いているチェーンが、&br;切れてしまったんです。&br; ええ、銃の用心金のところから伸びていた&br;チェーンです。……先に付いている&br;この部品が火門蓋ですね。&br; 射撃を行わないときには、この蓋を……&br;こうして、火門に被せておくのですよ。&br; もちろん撃つときは外しますから、&br;なくても問題ないと言ってしまえば、&br;それまでなのですが……。&br; でも、火門は保護しておくに越したことは&br;ありませんし……僕としては&br;直しておきたくもあり……うーん。&br; やはり、&br;可能な限りは手を尽くしてみましょうか。&br; 〇〇さん、何か……&br;ペンチなどはありますでしょうか?&br; ……あ、ええ、そ……そうですよね。&br;ペンチは修理所に行けば……はい。&br; ええ、わかります。&br;僕が自分でやらずとも……。&br; 修理所の職人さんに銃を預ければ、&br;チェーンなんて&br;一瞬で直ってしまうでしょうね。&br; ですが……僕は、あの場所は、その、&br;あまり……ですから……ええと……。&br; …………あっ、ああ!&br;そうでした、そうでした!&br; そろそろブラウン・ベス先輩の洗濯物が&br;乾いた頃です!&br;取り込んで差し上げなければっ!&br; ……と、いうわけで。ぼ、僕は失礼します! #endregion ***第5話:エンフィールド銃とスナイダー銃(親愛レベル11) [#q8a9b99b] #region(ネタバレ注意) ……う、ううっ…………はっ!&br; 〇〇さん!&br;ここはっ……衛生室?&br; ……ああ、そうでした。&br;僕は、戦場で……!&br; なぜ、こんなことに……&br;いつものように心銃を撃ったはずなのに、&br;敵を倒しきれなかったのです。&br; まさか……銃が、&br;完全な状態ではなかったせいでしょうか?&br;作戦の間も、それが気にかかって……。&br; ……ええ。&br;結局、修理所へは行きませんでした。&br;どうしても、足を向けられなかったのです。&br; その結果、このような不始末に……!&br;〇〇さん、ご迷惑を&br;おかけして、申し訳ありません……。&br; あの、戦場で……僕は最後、&br;どうなったのですか?&br; ……え、ええっ!?&br;僕は、スナイダーに助けられて……!?&br; そ、そんな……それじゃあ……!&br;ああ、〇〇さん!&br; お、お願いします!&br;僕を改造しないでください!&br; 僕がスナイダーに劣るとしても……&br;僕は、スナイダーになりたくありませんっ!&br; 他のことなら、なんでもします!&br;だから、改造だけは……!&br; ……えっ、僕のこと……改造しない?&br;本当ですか?&br; ああ……そうですか、そうですか……!&br;はぁ……。&br; 〇〇さんは、&br;僕をエンフィールドのままで&br;いさせてくださるんですね……。&br; ありがとうございます……。&br;すみませんでした、取り乱してしまって。&br; そもそも作戦前に、&br;僕がちゃんと修理所に行っていれば、&br;こんなことにはならなかったんですよね。&br; 修理所で、スナイダーに改造されて&br;しまうんじゃないか……と、&br;苦手意識を持っていたんです。&br; ですが、&br;『逆境から与えられる収益は美しい』&br;と言いますし……。&br; ええ、もう少し体調が良くなったら……&br;行ってみます。修理所へ。 #endregion ***第6話:勇気を出して(親愛レベル14) [#a529d32b] #region(ネタバレ注意) ……〇〇さん!&br;先日は、お手数をおかけいたしました。&br; ええ、僕はもう、すっかり元気ですよ。&br; これも、〇〇さんが&br;僕を改造しないと&br;約束してくださったからですね。&br; ……コホン。先日の僕は、誇り高き&br;大英帝国の銃として、非常によろしくない&br;態度を取ってしまいました。&br; スナイダーに後れをとったくらいで、&br;実の弟を恐れるような発言をして!&br; ですが……僕は今日、&br;新たなステージに進んだのです。&br; 〇〇さんの、&br;僕を改造しないというお言葉と……。&br; 偉大なるブラウン・ベス先輩の後押しで!&br; ついに勇気を出して、&br;修理所に足を踏み入れたのです!&br; ご覧ください、僕の銃を!&br;壊れていたチェーンが&br;完璧に直っているでしょう?&br; 修理所の職人さんは、大変腕が良くて&br;いらっしゃる。あまりの手際の良さに、&br;思わず見入ってしまいましたよ。&br; ……僕は、今まで何を恐れていたのか。&br;兄弟とはいえ、&br;僕とスナイダーは違う銃……。&br; 僕には僕だけの良さが……&br;高貴さが、備わっているのですから!&br; 修理所への苦手意識を克服して、&br;ようやくそのことを思い出しましたよ。&br; 〇〇さん、僕は今後も、&br;より高貴になれるよう努力します!&br; ですから、これからも……&br;僕に期待してくださいね、&br;〇〇さん! #endregion ***第7話:それでも大事な弟(親愛レベル17) [#df90668e] #region(ネタバレ注意) ……う……むうっ…………はっ!&br; 〇〇さん!&br;ここはっ……衛生室?&br; やれやれ……このシチュエーション、&br;なんだか覚えがありますね。&br; そうだ……〇〇さん!&br;スナイダーは無事でしたか?&br; ……そうですか。よかった……&br;僕は、間に合ったようですね。&br; それにしても、&br;スナイダーが戦場で隙を見せるとは。&br;珍しいこともあるものです。&br; 敵が迫っているにも関わらず、&br;虚空を見つめ……動く気配も見せないで。&br; スナイダーのことなので、みすみす&br;撃たれはしないと思ったのですが……。&br; 敵の銃口が彼に向けられ、&br;銃弾が発射されたとき……&br;僕は、とっさに飛び出してしまったのです。&br; ……あんな弟ですが、彼が壊れるところは&br;見たくありませんからね。&br; その結果、またもや〇〇さんや&br;修理所の皆様には、ご迷惑をおかけして&br;しまいましたね。申し訳ありません。&br; ですが僕は……スナイダーをかばったこと、&br;後悔していませんよ。&br; ええ!&br;僕は、誇り高き大英帝国の銃ですからね!&br; そうですね、例えばブラウン・ベス先輩も、&br;あの場面では、&br;きっと同じことをなさったでしょう!&br; おや? 僕の行動は、もしかすると……&br;騎士道精神に則った、&br;気高い行いというやつでしょうか?&br; ブラウン・ベス先輩に、お褒めの言葉を&br;いただけるかもしれませんね!&br; ついでに、&br;僕の高貴も磨かれたかもしれません!&br;ふふふ。 #endregion ***第8話:言葉だけでは伝えられない(親愛レベル21) [#v2fd0823] #region(ネタバレ注意) 〇〇さん!&br;本日の作戦、お疲れ様でした。&br; 僕も、戦場でいつも通りの高貴さを発揮し&br;……いえ、それどころか!&br; お聞きください!&br;僕の心銃が、より強くなっていたのです!&br; 大英帝国の誇り……&br;それを取り戻したことで、&br;高貴さが磨かれたのでしょう。&br; これも、あなたの支えと、&br;ブラウン・ベス先輩の&br;アドバイスあってのこと!&br; 貴銃士として、高貴さが磨かれることほど&br;嬉しいものはありませんよ。&br; 〇〇さんには、&br;本当に感謝しているんです。&br; あなたは、僕という貴銃士の価値を……&br;ひいてはエンフィールド銃の価値を、&br;認めてくださいましたよね。&br; 世に存在するエンフィールド銃の大半は、&br;より新しい技術を用いたスナイダー銃に、&br;改造されました。&br; そんな中で、あなたは……&br;僕が僕という貴銃士として在ることを、&br;認めてくださった。&br; これが、どんなに嬉しいことか……&br;どんなに言葉を尽くしても、&br;伝えきることはできそうにありませんよ。&br; ……と、いうわけで。&br; 今日は〇〇さんに、&br;感謝の気持ちを余すことなく伝えるため!&br; 僭越ながらこの僕が!&br;〇〇さんに贈る&br;感謝の歌を作ってきました!&br; ええ! どうぞ、遠慮なさらず。&br;ブラウン・ベス先輩にも監修していただいた&br;自信作なんですよ!&br; それでは、お聞きください。&br;エンフィールドで──&br;『My dear master.』 #endregion ***第9話:仲裁はお任せを(親愛レベル25) [#p4165fc5] #region(ネタバレ注意) ……ああ、ダメです表に出ては!&br;あなたまで巻き込まれてしまいますよ!&br; いえ、敵襲ではなく……&br;スナイダーとゲベールが、&br;殴り合いの喧嘩をしているんです。&br; あんな危ないところに&br;〇〇さんを&br;行かせるわけにはいきませんからね。&br; 僕も、酷い目に遭いました。&br;止めに入ったら、思いっきり&br;頬を殴られてしまって……いてて。&br; ……手当てを?&br;ええ、そうしていただけると助かります!&br; …………ふぅ、ようやく痛みが引きました。&br;ありがとうございます、〇〇さん。&br; 2人の喧嘩ですか?&br;ええと……最初は、&br;ちょっとした言い合いだったんです。&br; ゲベールの落とした守り袋を、&br;スナイダーが拾い上げまして。&br; スナイダーは、最初からゲベールに&br;返すつもりだったようですが……。&br; ゲベールが、早く返せと吠えるもので。&br;それが、&br;スナイダーの癪に障ったのでしょうね。&br; しかもその守り袋が、〇〇さん&br;からの贈り物だと発覚して……。&br; スナイダーも、&br;ああ見えて手が出やすいタチでしょう?&br;そこからはもう、拳の応酬ですよ。&br; 僕も、なんとか止めようとしたのですが……&br;その結果が、&br;先ほど手当てしていただいた傷です。&br; ……いえいえ、あなたが仲裁しては、&br;火に油を注ぐことになります!&br; 〇〇さんは、&br;衛生室に隠れていてください。いいですね?&br; 基地の秩序のため、弟を止めるため……&br;ここは、僕が収めてみせましょう!&br; 〇〇さん……&br;僕の無事を、祈っていてくださいね! #endregion ***第10話:日常を共に(親愛レベル30) [#o21198e0] #region(ネタバレ注意) お疲れ様です、〇〇さん。&br; そろそろ休憩の時間ですよね?&br;紅茶をお持ちしました。&br; あ、そのタオル……&br;先日、僕が差し上げたものですよね。&br; 使ってくださっているとは、感激です!&br;ありがとうございます、&br;〇〇さん。&br; ささ、〇〇さん。&br;そちらの椅子に座って……。&br; 昨日は、フレーバードティーをストレートで&br;召し上がっていただきましたので……。&br; 今日の紅茶は、イングリッシュ・ブレンドを&br;ミルクティーにしてみました。&br; ふふ、いい香りでしょう?&br;ブラウン・ベス先輩も、この店のブレンドを&br;気に入ってらっしゃるんです。&br; さあ、熱いうちにどうぞ……&br;僕も、お隣失礼しますね。&br; ふぅ……こうして、〇〇さんに&br;お茶を入れて差し上げる時間が、&br;最近の僕の楽しみなんですよ。&br; ああ、そういえば……最近、&br;スナイダーが迷惑をかけていませんか?&br; どうも近頃、スナイダーは&br;不穏なことばかり言っているようで……。&br; あいつは最終的に、〇〇さんを&br;独占するつもりのようですが……&br;そんなことをされては困ります。&br; 〇〇さんを必要としているのは&br;あいつだけじゃないんです。&br; あなたは僕のことを認めてくれた、&br;たったひとりの……&br;僕のマスターなんですから。&br; だから、もし困ったことが起きたら……&br;ぜひ、僕に相談してくださいね。&br; 僕は、大英帝国の誇りにかけて、&br;〇〇さんを守ると&br;誓っているのですから。&br; いつでも、どんなことでも、&br;僕にお任せください。&br;……ね、〇〇さん。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#episode_medal] ***マイペース兄弟([[品格の貴銃士−I>カード/エンフィールド/★3 品格の貴銃士−I]]) [#l0b46029] #region(ネタバレ注意) |スナイダー|今日の作戦はなかなかのものだった。&br;いい気分だ。| |スナイダー|前装銃とはいえ、傑作の誉れは&br;伊達ではないな、エンフィールド?| |エンフィールド|はっはっは!&br;当然の結果だよ、スナイダー!| |エンフィールド|それに僕は傑作というだけじゃあない。&br;ブラウン・ベス先輩にならって、&br;日々高貴さも磨いているからね!| |エンフィールド|ああ、ゲベール。君も僕らを見習いたまえ!&br;君はただでさえ旧式なんだから、&br;せめて高貴さを磨かないとね。| |ゲベール|うっせーなゴルァ! テメェらだけの手柄&br;みてぇなツラしやがって!| |ゲベール|俺も活躍してただろうが!&br;ナメてんじゃねーぞ!!| |エンフィールド|はぁ、言ったそばからこれだ。&br;……やれやれ、向上心というものを&br;知らないのかな?| |エンフィールド|よし! まずはこの僕が、&br;君に美しい言葉遣いを教えてあげよう!&br;いいかい? まずは……。| |ゲベール|うっせーーー!&br;テメェらブッ飛ばすぞ!&br;表出ろやゴルァ!!| #endregion ***休日の予定は([[偉大な先輩とともに>カード/エンフィールド/★4 偉大な先輩とともに]]) [#b26bb819] #region(ネタバレ注意) |ブラウン・ベス|……ん?&br;エンフィールド、どこかに出かけるのか?| |エンフィールド|ブラウン・ベス先輩!&br;今日はお休みをいただきましたので、&br;紅茶を買いに行こうかと。| |エンフィールド|先輩も一緒にいかがですか?&br;先日、先輩に教えていただいた&br;あの店ですよ!| |ブラウン・ベス|ああ、あそこか。それなら俺も付き合う。&br;そろそろ新しい茶葉が入ってる頃だしな。| |ブラウン・ベス|おい、〇〇も飲むだろ?&br;おまえの口に合いそうなやつ、&br;いくつか買ってきてやるよ。| |エンフィールド|それはいいですね!&br;では僕も、〇〇さん好みの&br;スコーンを見繕ってきます!| |エンフィールド|あそこは紅茶の質が良いだけでなく、&br;スコーンも絶品だと有名なんですよ!| |ブラウン・ベス|スコーンはいろんな味が揃ってるしな。&br;……あー、想像したら食いたくなってきた。| |エンフィールド|ええ、僕もですよ先輩!&br;……さあ、早く行きましょう。&br;売り切れてしまう前に!| |ブラウン・ベス|……だな。〇〇、&br;美味いやつ買ってきてやるから、&br;期待して待っとけよ。| #endregion ***美味しいお土産([[偉大な先輩とともに>カード/エンフィールド/★4 偉大な先輩とともに]]) [#c75ac59d] #region(ネタバレ注意) |エンフィールド|〇〇さん、&br;ただいま戻りました!| |エンフィールド|先輩と一緒に、街で紅茶を買ってきました。&br;さあ、お好きなものをどうぞ!| |ブラウン・ベス|もちろん、スコーンもあるからな。&br;ほら、まずはおまえが選べよ。| |エンフィールド|おや、〇〇さんは&br;プレーンですか。お目が高い!| |エンフィールド|シンプルだからこそ奥深いものですよね!&br;僕は、レモンクリームをいただきます。| |ブラウン・ベス|俺は……そうだな、チョコチップにするか。&br;エンフィールド、紅茶を頼む。| |エンフィールド|ええ、今お注ぎしますね! さあ、&br;ジャムとクロテッドクリームもご一緒に。| |エンフィールド&ブラウン・ベス|……いただきます!| |ブラウン・ベス|ん! やっぱ美味いな。| |エンフィールド|外はさくっと、中はしっとり……&br;いやあ、まったくもって期待を裏切らない!| |ブラウン・ベス|これ、基地でも作れねーかな。&br;材料は……たぶん、街で買えるだろ?| |エンフィールド|いいですね、先輩!&br;そのときはぜひ、お手伝いさせてください!| |エンフィールド|〇〇さんも、&br;一緒にいかがですか? そうしたら、&br;焼き立てをご馳走できますから!| #endregion ***事前調査は完璧([[大英帝国の誇り>カード/エンフィールド/★5 大英帝国の誇り]]) [#j840f802] #region(ネタバレ注意) 〇〇さん!&br;次の休暇、楽しみですね!&br; 旅行を通して、貴銃士同士の親睦を深める&br;……素晴らしい企画だと思いますよ!&br; ですが、メンバーには少し不安も&br;ありますね。スナイダーは皆と上手く&br;やれるでしょうか……。&br; 特に、ゲベールとヤーゲルが気がかりです。&br;ミニエーもミニエーで、&br;ゲベールとよく揉めていますし。&br; ……いえ、弱気になってはいけませんね!&br;騒がしい旅行となりそうですが、&br;どうかご安心を!&br; スナイダーが皆を振り回さないよう、&br;兄として、この僕が&br;しっかりと監督いたしましょう!&br; ええ、もちろん観光名所の事前調査も&br;完璧ですよ!&br; 〇〇さんのお好きな場所が&br;あれば、どうぞおっしゃってください。&br; 豊富な知識と流れるようなガイドで、&br;快適な観光をお約束いたしましょう!&br; 歴史や文化的背景を知っていれば、&br;旅はより楽しくなりますからね!&br;期待していてください! #endregion ***自由過ぎる仲間たち([[大英帝国の誇り>カード/エンフィールド/★5 大英帝国の誇り]]) [#d7d73048] #region(ネタバレ注意) |エンフィールド|〇〇さん、見えてきましたよ。&br;あれが歴史博物館です!| |エンフィールド|コホン……さて。みんな、いいかい?| |エンフィールド|あの博物館は、収蔵されている資料も&br;さることながら……建物自体も、&br;大変貴重なものなんだ。| |エンフィールド|見たまえ、あの荘厳なエントランス!&br;繊細なアーチ! 素晴らしいだろう?&br;それから……。| |ゲベール|おい、マスター。先にメシにしねぇか。&br;腹減っちまった。| |エンフィールド|ゲベール! 説明をきちんと聞きたまえ!| |ゲベール|ああ゛!?&br;さっきからペラペラうっせーんだよ!| |エンフィールド|やれやれ……&br;歴史に思いを馳せられないなんて、&br;まったく憐れな感性だよ!| |エンフィールド|……あれ?&br;スナイダーはどこに行ったんだい?&br;それに、ヤーゲルとミニエーも……。| |ゲベール|あいつらなら、&br;テメェが喋ってる間に中に入っちまったぜ。| |エンフィールド|なんだって!? 勝手に行動しないよう&br;あれほど言ったのに……。| |エンフィールド|……はぁ。僕の話を聞いてくださるのは、&br;〇〇さんだけですよ……。| |エンフィールド|ええ、〇〇さんさえ&br;いてくだされば、&br;僕はそれで問題ありません!| |エンフィールド|さあ、気を取り直して行きましょうか。&br;館内の見どころも、&br;完璧におさえていますからね!| #endregion ***ふたりのディナー([[大英帝国の誇り>カード/エンフィールド/★5 大英帝国の誇り]]) [#nb251626] #region(ネタバレ注意) |エンフィールド|はぁ……今日は大変な1日でしたね、&br;〇〇さん。| |エンフィールド|博物館の中で、&br;みんな散り散りになってしまって……&br;ええ、最初から嫌な予感はしていましたが。| |エンフィールド|まあ、お腹が空いたら帰ってくるでしょう。&br;早々に合流を諦めて、&br;正解だったと思います。| |エンフィールド|彼らには困ったものですが……&br;おかげでこうして、〇〇さんと&br;ふたりで食事ができたわけです。| |エンフィールド|基地ではこうして、ふたりだけで&br;食事をする機会はそうありませんからね。&br;とても嬉しいですよ!| |エンフィールド|今日の夕飯は、お口に合いましたか?&br;……それはなによりです。| |ウエイター|失礼いたします。&br;〇〇様へ、スペシャル&br;サービスのケーキをお持ちしました。| |エンフィールド|……ふふ、驚きました? このケーキは、&br;僕からのサプライズプレゼントです!| |エンフィールド|いつもお世話になっている&br;〇〇さんへ、&br;ささやかながらお返しですよ。| |エンフィールド|これからも、僕はあなたを守り、&br;勝利のために尽力すると誓いましょう!| |エンフィールド|改めて、よろしくお願いしますね。&br;〇〇さん!| #endregion ***憧れの虚像([[Paradox Brothers>カード/エンフィールド/★5 Paradox Brothers]]) [#k0ee747c] #region(ネタバレ注意) (ナレーション)&br; 作戦へ向かう途中、嵐に見舞われ&br;本隊からはぐれてしまった&br;エンフィールドたちは、&br; 森の中で廃墟となった屋敷を見つけ、&br;そこで雨宿りをすることになった。&br; 無人のはずの屋敷には、なぜか出来たての&br;食事があり、それを食べた貴銃士たちには、&br;徐々に異変が現れ始めていた──。&br;&br; |エンフィールド|……さっきの食事、一体何だったんだろう。&br;スナイダーが余計なことを言うから、&br;気味が悪くなってきたなぁ。| |スナイダー|本物のゴーストがいるだのと浮かれて&br;勝手に食べたのはおまえだろう、&br;エンフィールド。| |エンフィールド|でも、ゴーストがいる古い屋敷だなんて&br;ロマンがあるじゃないですか。&br;そうですよね、先輩?| |スナイダー|…………。| |エンフィールド|先輩……? どうしたんですか?&br;……ああ、スナイダーがいないことですか?| |エンフィールド|まったく……すぐ勝手に行動するんだから。&br;おーい、スナイダー?| |スナイダー|エンフィールド、おまえ……。| |エンフィールド|弟が迷惑をかけてすみません、ブラウン・&br;ベス先輩。スナイダーは強いですし、&br;ひとりでも問題ないでしょう。| |エンフィールド|それより先輩、&br;いつもより口数が少ないですね……&br;体調は大丈夫でしょうか?| |スナイダー|…………ほう。なるほどな。| |エンフィールド|〇〇さん……&br;先輩は一体どうされたんでしょう。&br;様子が変ですよね?| |エンフィールド|この状況でお疲れなのかもしれません……。&br;優秀な後輩として、&br;僕が労って差し上げないと! ええ!| #endregion ***いなくなった弟([[Paradox Brothers>カード/エンフィールド/★5 Paradox Brothers]]) [#a6504666] #region(ネタバレ注意) |エンフィールド|〇〇さん、&br;そこに蜘蛛の巣がありますから&br;お気をつけくださいね!| |エンフィールド|ああ、ブラウン・ベス先輩!&br;足元にガラスの破片が散乱しているので、&br;こちらへ!| |スナイダー|……愉快だなぁ?&br;エンフィールド。| |エンフィールド|えっ?&br;なんでしょうか、先輩?| |スナイダー|いや……。おまえは本当に頼りになるな、&br;と言ったんだ。| |エンフィールド|ほ、本当ですか? ありがとうございます、&br;ブラウン・ベス先輩!| |エンフィールド|おっと、&br;こちらにも段差があるのでご注意を!| |エンフィールド|しかし……スナイダーは戻ってきませんね。&br;一体どこまで行っているのか……。| |エンフィールド|この屋敷の中をひとりで動き回るなんて、&br;本当に怖いもの知らずだなぁ……。| |スナイダー|……ふっ。&br;エンフィールド、弟を探さなくていいのか?| |エンフィールド|え……? ええ、先輩はお気になさらず!&br;スナイダーならその内&br;ふらっと戻ってきますよ。| |スナイダー|…………そうか。| #endregion ***兄と弟([[Paradox Brothers>カード/エンフィールド/★5 Paradox Brothers]]) [#r2def704] #region(ネタバレ注意) |エンフィールド|わぁ、綺麗な場所だなぁ……!| |スナイダー|そうでもないようだぞ。&br;おい、あっちを見てみろ。| |エンフィールド|うわっ! 大きな穴だ!&br;廊下が半分、崩れかかっていますね……。| |エンフィールド|天井にも穴が空いていますし、&br;雨漏りで床板が腐り落ちたんでしょうか。| |エンフィールド|万が一足を滑らせてしまっては大変です。&br;僕が先に飛び越えて、&br;向こう側からお支えしますね!| |エンフィールド|さあ、ブラウン・ベス先輩、お手をどうぞ!| |エンフィールド|先輩? さあ、遠慮なさらず!&br;僕は、銃の性能に慢心せず鍛えています。&br;ですから、どうぞ頼ってください!| |エンフィールド|〇〇さんや先輩を&br;こうしてお支えするくらい、&br;なんてことはありませんよ!| |エンフィールド|それに……おふたりの役に立てるのは、&br;とても嬉しいんです。&br;……なんて。| |エンフィールド|先輩はあまり調子がよろしくないようなのに&br;すみません……。&br;なんだか浮かれてしまって。| |エンフィールド|そろそろ、&br;みんなのところに戻って休みましょうか。&br;ね、先輩!| |エンフィールド|よ……っと!&br;ふぅ!&br;おふたりとも、怪我はありませんか?| |エンフィールド|こんな状況ですが、〇〇さんと&br;先輩と3人なので……&br;僕、満ち足りた気分です。えへへ……。| |スナイダー|…………。| |エンフィールド|ああ、そうだ。休憩の前に、&br;スナイダーも一応探さないといけませんね。| |エンフィールド|あいつなら、ひとりでも問題ないと&br;思いますが……何かあっては困りますし。| |エンフィールド|あれでも大切な弟ですから。&br;……僕を改造しようとしなければ、ですが。| |エンフィールド|そういうわけですので、先輩と&br;〇〇さんは先に戻っていて&br;ください。では、また後ほど!| |スナイダー|……ああ。| #endregion ***銃とクリスマス([[きらめくオーナメント>カード/エンフィールド/★4 きらめくオーナメント]]) [#v29c1cbd] #region(ネタバレ注意) |エンフィールド|○○さん、もうすぐクリスマス&br;ですね。ブラウン・ベス先輩も、&br;とても楽しみにされているようです!| |エンフィールド|僕はこれから、クリスマス・プディングを&br;作ろうかと思うのですが……。| |エンフィールド|ああ、スナイダー! いいところに来たね。&br;君もクリスマスの準備を&br;手伝ってくれたまえ!| |スナイダー|……くだらん。銃である俺たちに、&br;そんな行事など関係ないだろう。| |スナイダー|お前が楽しいなら好きにすればいいが……&br;俺にまで理解を求めないことだな。| |エンフィールド|あっ……スナイダー!&br;手伝うくらいいいじゃないか?| |エンフィールド|ふぅ……。&br;○○さん、すみません。&br;お見苦しいところを……。| |エンフィールド|あの、小耳に挟んだのですが……&br;○○さんは、&br;全員分のプレゼントを用意されているとか。| |エンフィールド|スナイダーはあんなことを&br;言っていましたが……プレゼント、&br;ぜひあいつにも渡してやってください。| |エンフィールド|○○さんに貰ったものなら、&br;スナイダーも無碍にはしないはずです。| |エンフィールド|あなたからの心のこもったプレゼントを&br;手にしたら、きっとクリスマスの良さを&br;理解するでしょう。ええ!| #endregion ***永遠の幸福([[きらめくオーナメント>カード/エンフィールド/★4 きらめくオーナメント]]) [#n0e6c754] #region(ネタバレ注意) わぁ……素晴らしい!&br;大変な賑わいぶりですね!&br; ○○さん、ご覧ください!&br;このリースなんてどうでしょう。&br; オーソドックスなデザインなので、&br;間違いないかと思いますよ。ええ!&br; 飾る場所は……&br;リースに使われている柊には魔除けの力が&br;あるそうなので、玄関がいいでしょうか。&br; 基地にはいくつも建物がありますから、&br;たくさん買っていかなければですね!&br; そういえば……&br;日本でも、新年にリースのようなものを&br;玄関に飾っていたなぁ。&br; リースは新年の幸せを祈る飾りでも&br;あるそうですから、&br;意味合いも似ているのかもしれませんね。&br; リースが輪になっているのは『永遠』を&br;表していて、幸福が永遠に続くよう&br;願いが込められているそうです。&br; ○○さんと、&br;レジスタンスの皆さん、&br;そして僕たち貴銃士……。&br; たくさんの方々に、&br;これからも幸福が訪れるよう、&br;祈っておきますね!&br; ……さ、〇〇さん!&br;あちらのお店も見て見ましょう!&br;荷物は僕にお任せを。ええ! #endregion ***あなたには敵わない([[リスペクト&リスペクト>カード/エンフィールド/★5 リスペクト&リスペクト]]) [#e67ca189] #region(ネタバレ注意) ふーんふふんふふふ~ん♪&br; ……おや、〇〇さん。&br;こんにちは。&br; 僕は草むしりをしていました。&br;ちょうどいい壁もありますし、ここを&br;テニスの練習場に整えようかと思いまして。&br; 街へ行けばコートはあるのですが……&br;大英帝国が誇る名銃として、初戦から&br;華麗に勝利を収めたいものですからね。&br; まずは基地で壁打ち練習をして、&br;感覚を掴んでから&br;実践に臨もうかと思っているのです。ええ!&br; 僕のことより、〇〇さん。&br;何かご用でしたか?&br;お困りのことがあればこの僕に……。&br; えっ、バレンタインの贈り物、ですか……?&br;僕にもいただけるとは!&br;ありがたくいただきま──&br; おっと。泥だらけの手で&br;受け取るわけにはいきませんね。&br;少々お待ち下さい!&br; 〇〇さん、お待たせいたしました……!&br;贈り物、ありがたく頂戴しますね!&br; 嬉しいなぁ……!&br;ここで開けてみても構いませんか?&br; ……わぁ! テニスのグローブですか!&br;大英帝国の国旗に名前の刺繍まで……!&br; これはもしや、〇〇さんが&br;入れてくださったんですか?&br;なんということでしょう……。&br; ですが、〇〇さんに&br;僕がテニスに興味があるとお話したこと、&br;ありましたっけ……?&br; えっ、ブラウン・ベス先輩から!?&br;そうだったんですね……!&br;わざわざ、僕が喜びそうなものを……!&br; こんなに素敵な贈り物を&br;いただけるなんて……。&br;〇〇さんには敵いませんね!&br; 改めて、心からの感謝を。&br;これからずっとずっと、大切に使いますね! #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **日常 [#episode_daily] ***弟は偏食家 [#j1e48ef3] #region(ネタバレ注意) 発生場所:宿舎付近 |エンフィールド|スナイダー!&br;君、今日も食堂に来なかったね?&br;○○さんが心配していたよ。| |スナイダー|たいして腹が減っていない。&br;これを飲んでいたからな。| |エンフィールド|これ? ……って、炭酸水じゃないか。&br;なんの栄養にもならないだろう、それ。| |スナイダー|そうなのか? 簡単に腹が膨れるから、&br;重宝していたんだが。| |エンフィールド|満腹になるからって、&br;栄養が摂れるとは限らないんだよ。&br;……しょうがないなあ。| |エンフィールド|ほら!&br;とりあえず、このスコーンを食べるといい。| |エンフィールド|ブラウン・ベス先輩のために作ったものの&br;余りだから、ひとつしかないけど……&br;ないよりはマシだろうからね。| |エンフィールド|食事の時間は終わってしまったけれど、&br;食堂に行けばジャムくらいはもらえるんじゃ&br;ないか?| |スナイダー|ジャムなど要らん。このままでいい。&br;……ふむ、これなら食えそうだ。&br;べとべとしていないし、妙な味もしない。| |エンフィールド|……なるほどね。&br;君の食べられるものが、&br;なんとなくわかってきたよ。| #endregion ***世話好きの日常 [#a4d38e5e] #region(ネタバレ注意) 発生場所:宿舎付近 |エンフィールド|ブラウン・ベス先輩、洗濯物はありますか?&br;今から自分のをやるところなので、&br;ついでにと思いまして!| |ブラウン・ベス|あー、じゃあ、&br;そっちのカゴに入ってるやつ、頼む。| |エンフィールド|かしこまりました! いつも通り、&br;完璧に仕上げてお届けしますよ!| |ブラウン・ベス|悪いな、助かる。| |エンフィールド|……あれ? 先輩、いつもより少しだけ、&br;右肩の可動域が狭くなっていませんか?| |ブラウン・ベス|そうか?&br;いつもと変わらないと思うんだが……。| |エンフィールド|自覚がおありでないだけで、&br;疲れが溜まっているのかもしれませんね。&br;僕が、肩をお揉みしましょう!| |ブラウン・ベス|いや……さすがに、&br;そこまでしてもらうのは悪いだろ。| |エンフィールド|いえいえ! 尊敬する先輩のためなら、&br;このくらいなんでもありませんよ。&br;ささ、遠慮なさらず!| |ブラウン・ベス|そ、そうか? それなら、少しだけ……。| |エンフィールド|ええ! この僕に、すべてお任せください!| #endregion ***紅茶と紳士と秘密と [#d8acccfd] #region(ネタバレ注意) 発生場所:食堂付近 |ケイン|おや? エンフィールドさん、&br;難しい顔になっていますが……&br;何かあったのですか?| |エンフィールド|ええ……&br;実は、ブラウン・ベス先輩のことで少々。| |エンフィールド|先程食堂の前でお会いした時、&br;「ヘイ! 元気か?」と&br;陽気に声を掛けられまして……。| |エンフィールド|おまけに、持ってらしたのは&br;カフェ・ラテの入ったマグカップ……&br;何か事件があったに違いありません。| |エンフィールド|しかし、問い詰めようとしたら、&br;どこかに行かれてしまったのです……。| |ケイン|なるほど……訳ありでしょうか。&br;まあ、誰にでも秘密はあるものですよ。| |エンフィールド|うーん……&br;と言われましても、僕には&br;秘密なんてありませんよ?| |エンフィールド|はっ……ケインさんには、何か秘密が……?| |エンフィールド|……いえ、これは&br;あまり褒められた質問ではありませんね。&br;すみません、忘れてください。| |ケイン|では、そういたしましょう。&br;……さあ、紅茶の蒸らしは十分です。&br;エンフィールドさんも、ミルクは先で?| |エンフィールド|ええ、もちろんです!&br;では、頂戴します。| |エンフィールド|……ふぅ。やはりケインさんの紅茶は&br;美味しいです。今度、スナイダーにも&br;飲ませてやってください。| |ケイン|ええ、もちろん構いませんよ。&br;今度はぜひ、ご一緒にいらしてくださいね。| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *グッズ [#item] [[エンフィールドのグッズ>https://amzn.to/2IQmHRA]] //--------------------------------------------------- //*メモ・雑記 //あれば //--------------------------------------------------- *コメント [#comment] #pcomment(./コメント,reply,10) &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する