キャラクター/アレクサンドル の編集 Top > キャラクター > アレクサンドル *自己紹介 [#introduction] お目にかかれて光栄です、マスター。 私はロシアの第10代皇帝、アレクサンドル1世に仕えておりました銃です。 貴銃士アレクサンドルとお呼びください。 長らく冬の宮殿におりましたもので…… 実用から離れて久しい身ではありますが、ご安心を。 いずれ、エカチェリーナをも驚かせる戦果をあげてみせますよ。 マスター、あなたと巡り合えた運命に……心から感謝いたします。 //--------------------------------------------------- ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える &aname(top); &attachref(./09aleksandr.png,nolink, ,100x249); CV:平野良 &size(18){''私にすべて、お任せいただけますか、マスター。''}; //--------------------------------------------------- #contents //--------------------------------------------------- *プロフィール [#prof] ロシア皇帝アレクサンドル1世のフリントロック式ライフル |~所属グループ|ロマノフ| |~身長|180cm| |~体重|63kg| |~趣味|チェス| |~好きなもの|ロシアンティー、スケート| |~攻撃回数|1| |~キャラクターソング|Trust Me!!| //--------------------------------------------------- *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[風雅な貴銃士−I>カード/アレクサンドル/★3 風雅な貴銃士−I]]|★★★|&color(red){赤};| |[[風雅な貴銃士−II>カード/アレクサンドル/★3 風雅な貴銃士−II]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[ダークゴシック>カード/アレクサンドル/★3 ダークゴシック]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[オーナメント・リボン>カード/アレクサンドル/★3 オーナメント・リボン]]|★★★|&color(blue){青};| |[[余裕の笑み>カード/アレクサンドル/★4 余裕の笑み]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[立ち向かう覚悟>カード/アレクサンドル/★4 立ち向かう覚悟]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[愛し君の旅立ち>カード/アレクサンドル/★4 愛し君の旅立ち]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[張り詰めた一瞬>カード/アレクサンドル/★4 張り詰めた一瞬]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[スウィート・スワン>カード/アレクサンドル/★4 スウィート・スワン]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[揺るぎない心>カード/アレクサンドル/★5 揺るぎない心]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[氷の貴公子>カード/アレクサンドル/★5 氷の貴公子]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[麗らかな午後の旅立ち>カード/アレクサンドル/★5 麗らかな午後の旅立ち]]|★★★★★|&color(darkorange){黄};| //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *自己紹介 [#introduction] お目にかかれて光栄です、マスター。 私はロシアの第10代皇帝、アレクサンドル1世に仕えておりました銃です。 貴銃士アレクサンドルとお呼びください。 長らく冬の宮殿におりましたもので…… 実用から離れて久しい身ではありますが、ご安心を。 いずれ、エカチェリーナをも驚かせる戦果をあげてみせますよ。 マスター、あなたと巡り合えた運命に……心から感謝いたします。 //--------------------------------------------------- *銃 [#gun] 深い落ち着きを感じさせる木の質感や、 金銀による繊細な装飾が大変優美な一品である。 アレクサンドル1世はロシア帝国第10代皇帝で、エカチェリーナ2世の孫にあたる。 エカチェリーナ2世は孫のアレクサンドル1世を溺愛し、 自分のお気に入りのガンスミスに アレクサンドル1世へ贈るライフルなど一式のセットを注文した。 //--------------------------------------------------- *絶対高貴 [#noble] |~開放できる貴銃士ランク|1| |~開放に必要なエピソード|第1話:立ち向かう強さ| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *セリフ [#talk] **日常 [#talk_daily] |~初対面の挨拶| |私はかの大国、ロシアの第10代皇帝である&br;アレクサンドル1世に仕えておりました。&br;どうぞ私に、なんなりとお任せを。| |>|~マイページ会話| |~1|エカチェリーナのドレスにかける情熱は、&br;驚くべきものです。私も、できる限り&br;サポートしたいと思っているのですよ。| |~2|私は、マスターのお力になりたいのです。&br;どんな難題も、ふたりで立ち向かえば&br;きっと解決できるでしょう。| |~3|ロシアンティーはいかがですか?&br;温かい紅茶と、甘いジャムで&br;英気を養ってくださいね。| |~ひとこと| |私にすべて、お任せいただけますか、マスター。| |~レベルアップ| |ふふ、この調子で上を目指しましょう。&br;身体も……心も、もっと強くなりたいものです。| |~勲章授与のお礼| |なんと! 身に余る光栄です。&br;きっと、エカチェリーナも&br;私のことを見直してくれるでしょう。| |~基地でのお誘い| |マスター、あなたとお話がしたいのです。&br;お付き合いいただけませんか?| |>|~衛生室| |~回復依頼|みっともなく傷を晒したままでは&br;エカチェリーナに叱られてしまいます……&br;マスター、手当をお願いできませんか?| |~回復お礼|ああ、助かりました。&br;ようやく、ひと息つけそうですよ。&br;いつもありがとうございます、マスター。| |~全快お礼|マスターに背中を押していただいたからには&br;最高の戦果をお約束しましょう。| |>|~基地あいさつ| |~1|ごきげんよう、マスター。&br;何をしていらっしゃるのですか?| |~2|もしお暇なら、チェスでもいかがです?&br;僭越ながら、私がお相手いたしましょう。| |>|~基地あいさつ(親愛Lv高)| |~1|……おや?&br;マスター、よろしいですか?| |~2|ふふ、お顔に汚れが……&br;お取りしますから、少々お待ちくださいね。&br;……はい、綺麗になりましたよ。| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **バトル [#talk_battle] |~戦闘開始|高貴に戦え! Be noble!| |~とどめを刺す|あなたを倒すのは私です!| |>|~バトル:回復お礼| |~1|感謝いたします……力とともに&br;敵に立ち向かう勇気も湧いてくるようです。| |~2([[立ち向かう覚悟>カード/アレクサンドル/★4 立ち向かう覚悟]])|マスターがいつも私の傍にいてくださる……&br;そう、再確認いたしました。| |~バトル:回復お願い|あなたの手が&br;必要なのです……!| |~絶対高貴発動|強い心で&br;立ち向かうのです!| |~心銃発動|恐れなければ&br;倒せぬ敵などいない!| |~仲間を庇う|お怪我はございませんか?| |~バトル:勝利|マスターのために&br;勝ち取った勝利です。| |~バトル:敗北|ごらんエカチェリーナ&br;美しい花畑ですね。| |~戦闘不能|……ああ、なんて&br;美しい星空……。| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#talk_medal] |~甘い言葉([[立ち向かう覚悟>カード/アレクサンドル/★4 立ち向かう覚悟]])|マスターが、誰かの手を取るとき……&br;その相手が、私であればいいと思います。| |~優しい言葉([[揺るぎない心>カード/アレクサンドル/★5 揺るぎない心]])|マスターと一緒ならば、私はどんな困難も&br;乗り越えられる気がしているのですよ。| **期間限定 [#limited_time] |~ハロウィン 1|マスター、かぼちゃのクッキーをどうぞ。&br;エカチェリーナと一緒に作ったのですよ。| |~ハロウィン 2|もし仮装をなさるなら、私にお任せを。&br;……ふふ、裁縫は得意なのですよ。| |~ハロウィン(基地)|悪戯なんて、私にはとても……。| |~クリスマス 1|| |~クリスマス 2|| |~クリスマス(基地)|| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *エピソード [#episode] **親愛 [#episode_affection] ***第1話:立ち向かう強さ(親愛レベル1) [#s60222c8] #region(ネタバレ注意) ごきげんよう、マスター。お目にかかれて&br;光栄です。私のことは、アレクサンドルと&br;お呼びくださいね。&br; 私のかつての主人は、ロシア第10代皇帝、&br;アレクサンドル1世でございました。&br; ご覧ください。皇帝の銃にふさわしい、&br;エレガントな装いでしょう?&br; 長いこと冬の宮殿におりましたので、&br;実用から離れて久しい身ではありますが&br;…………ご心配には及びません。&br; これでも、れっきとしたロシア皇帝の銃。&br;マスターのご期待には、&br;必ず応えてみせましょう。&br; 私が戦場で活躍したと知れば……&br;エカチェリーナも、&br;きっと喜んでくれるでしょうね。&br; エカチェリーナは、アレクサンドル1世の&br;祖母である、エカチェリーナ2世の&br;ご寵愛を受けたピストルです。&br; 貴銃士となっても、私のことを家族として&br;気にかけてくれるのですが……&br;これがなかなか、気の強い子でして。&br; ははっ、私はどうにも、&br;頭が上がらないのですよ。&br; ……しかし、あの子がいるなら心強い。&br; 世界帝軍は、恐ろしい武力を&br;保持しているそうですが……。&br; エカチェリーナと私が共に戦場に立てば、&br;世界帝軍など恐るるに足りません。&br; ……私は、敵を恐れず立ち向かう強さ&br;こそが、高貴さであると考えています。&br; 高貴な貴銃士だけが目覚められるという、&br;絶対高貴の力を得て……。&br; 次の作戦では早速、&br;私の勇姿をお見せできることでしょう。&br; マスターが私を頼りにしてくださるなら、&br;その喜びを胸に……思うがまま、&br;戦地を駆けることができそうですよ。 #endregion //------------------------------ ***第2話:悪魔の再来?(親愛レベル3) [#rb94f902] #region(ネタバレ注意) ……ま、まさか……!&br; いや、でも……そんな……あああ……!&br; ……お、おや? マスター!&br; これはこれは、お見苦しいところを……&br;失礼いたしました。&br; いえ、それがですね。先ほどこの基地で、&br;我がロシアの大敵である、とある人物……。&br; コルシカの悪魔と呼ばれる、&br;あの人物の象徴が……。&br; あの忌まわしい『N』のモノグラムが、&br;目に入ったような気がいたしまして……。&br; で、ですが……彼が、この時代に&br;生きているわけがありませんよね?&br; 申し訳ありません、私としたことが。&br;つい、取り乱してしまいました。&br; ……ええ。先日の作戦は、つつがなく。&br;なんの問題もありませんでした。&br; それに私は、世界帝軍との戦いの中で、&br;絶対高貴に目覚めることができたのです。&br; やつらは、確かに強いのでしょうが……。&br; モスクワで、あのナポレオン率いる&br;フランス軍に対峙したときのことを思えば、&br;赤子の手を捻るようなものですよ。&br; ですから、どうぞご安心を。&br; これからもマスターのため、素晴らしい&br;戦果を上げてご覧にいれましょう。 #endregion //------------------------------ ***第3話:ナポレオン恐怖症(親愛レベル5) [#ld8bed88] #region(ネタバレ注意) あっ!? あんなところにナポレオンが!&br;……あ、ああ……&br;こちらにはきれいな星が……。&br; きらきらと輝いてとても美しい……&br;これはいったい……?&br; ……と思ったら、マスターでしたか。&br;ごきげんよう。&br; すみません、最近うっかりすると&br;空想の世界に入ってしまうことがありまして&br;……というのも……ハァ……。&br; あの、マスター。実は今、&br;少々やっかいなことになっておりまして……&br;聞いてくださいませんか?&br; 先日、私が基地で見かけた『N』の男……&br;彼は、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト&br;に仕えた銃の貴銃士だったのです。&br; それだけなら、よかったのですが……私は、&br;どうも彼に恨まれているようなのですよ。&br; 確かに、私と彼の主人同士は&br;過去何度も戦いを重ねました。&br; 皇帝ナポレオン失脚の原因となった、&br;モスクワへの遠征……。&br; 私の主人であるアレクサンドル1世陛下は、&br;ナポレオンの運命に決定的敗北を与えた&br;存在のひとりです。&br; ですから、恨まれているのは&br;わからなくもありません。&br; ……貴銃士の中には、亡き主人の敵を討とう&br;とする者もいると聞いていますからね。&br; しかし、主人は主人、貴銃士は貴銃士&br;でしょう? 貴銃士同士でいがみ合う&br;必要などないと思いますが……。&br; そして、これが最大の問題点なのですが……&br;あの貴銃士ナポレオンは、&br;様子がおかしいのです。&br; 彼は、貴銃士であるにも関わらず……。&br; 自分のことを、ナポレオン・ボナパルト&br;その人だと思い込んでいるようなのです!&br; ああ……どうしたものでしょう。私には……&br;彼が理解できそうにありません!&br; あのような相手に、いったいどんな理屈が&br;通じると言うのでしょうか!&br; あの調子では、&br;どんな言いがかりをつけられるか&br;わかったものではありませんよ。&br; ……それどころか、闇討ちされてもおかしく&br;ありません! ああ、恐ろしい……!&br; 私はどうしたら……次の作戦も、&br;彼と同じ部隊だというのに……! #endregion //------------------------------ ***第4話:窮地に立たされて(親愛レベル8) [#b0a9e0bf] #region(ネタバレ注意) あ、マスター……。&br; 申し訳ありません、私は……今日の作戦で、&br;ひどい失態を演じてしまいました……。&br; ナポレオンの存在を気にするあまり、&br;視野が狭くなっていたのでしょうか?&br; 気が付いたら敵に囲まれ、&br;窮地に立たされていたのです。&br; 本当ならば、敵を恐れず&br;立ち向かうべきですよね?&br;それなのに……私ときたら!&br; あろうことか敵を目の前に、&br;空想の世界へ逃げ込んでしまったのです!&br; 美しい花畑で蝶と戯れていたら……&br;エカチェリーナに頬を叩かれて、&br;正気を取り戻しました。&br; ナポレオンに何をされたわけでもなく、&br;自身を自ら窮地に追い込み……&br;しかも現実逃避してしまうなんて!&br; ああ……! なんと情けない……!&br;私のどこかに、敵を恐れる弱い心が&br;残っているのでしょうか?&br; エカチェリーナにも、&br;散々怒られてしまいましたよ。&br; ここのところ、&br;気付くと頬が赤く腫れていることがあり、&br;疑問に思っていましたが……。&br; エカチェリーナは、私が空想に耽るたびに&br;頬を叩いて、愚かな私の目を&br;覚ましてくれていたようです。&br; ……このままでは、いざというときに&br;いけません。私もあの子のように、&br;強い心を身につけなければ。&br; エカチェリーナは気丈で……ナポレオンの&br;ことなど、少しも気にかけていません。&br; それどころか、あの子は進んで&br;ナポレオンを挑発しにいくのです。&br; そんなとき、もう私は気が気ではなくて……&br;いつも隣でハラハラと……ハァ……。&br; ……ああ、そうですよね。&br;気落ちしている場合ではありません。&br; ナポレオンを恐れる心と、窮地に弱い心&br;……私はその両方を、&br;克服しなければならないのですから! #endregion //------------------------------ ***第5話:恐怖を乗り越えるには(親愛レベル11) [#n9535f64] #region(ネタバレ注意) ……や、やあナポレオン、ごきげんよ……&br;あー、ああ……向こうに美しい花畑が……!&br; ……ハッ! マスター!?&br; はは……&br;ご心配をおかけして、申し訳ありません。&br; 今、ナポレオン恐怖症を克服しようと、&br;訓練をしているところなのです。&br; ほら、このように。&br;ナポレオンの写真に向かって話しかけて……&br;む、むむう……!&br; はぁ……ナポレオンの顔を見るだけで、&br;心がすり減っていくようです。&br; ラップには白い眼で見られてしまうし……&br;エカチェリーナには、しゃんとしろと&br;怒られるし……。&br; ……マスター、ナポレオンがいる基地で&br;暮らすのは、心労が絶えませんよ。&br; 先日の作戦でも、ナポレオンの手柄を&br;うっかり横取りする形になってしまい……。&br; きっと彼は私を、&br;今まで以上に恨んでいることでしょう!&br; この基地で私は味方もなく、&br;ひとりぼっち……&br;ああ、冬の宮殿に帰りたい……!&br; ふ、うふふ……あははっ……!&br; ……ハッ!&br;いけません、また空想の世界に&br;逃げてしまうところでした。&br; このままでは、&br;私はおかしくなってしまいます!&br; そんなわけで、&br;一刻も早くなんとかせねばと、&br;こうして鍛錬をしているのですが……さて。&br; 写真に話しかけているだけでは、&br;根本的解決になっている気がしないのです。&br; マスター、&br;私は一体どうしたらよいのでしょう?&br; ……食事をしながら語り合う、ですか?&br;……あ、あのナポレオンと!?&br;とても気が進みません……。&br; で、ですが……&br;マスターが同席してくださるなら。&br; マスターと一緒なら、ナポレオンもいきなり&br;襲ってきたりはしないでしょうから。 #endregion //------------------------------ ***第6話:『紳士』との会食(親愛レベル14) [#eed4b99a] #region(ネタバレ注意) マスター、先日はありがとうございました。&br; マスターに同席いただかなければ、&br;ナポレオンと面と向かって&br;食事をするなど……。&br; 以前の私には、&br;とてもできなかったでしょう。&br; 実際に言葉を交わすと……&br;ナポレオンは、実に紳士的でした。&br; それだけではありません。&br;堂々たる弁舌に、人を引きつける力……!&br; ああいった魅力を、&br;カリスマと呼ぶのでしょうね……!&br; 前回の作戦で、彼の手柄を横取りする&br;形となってしまったことも、&br;謝罪しましたら……。&br; ナポレオンは怒るどころか、&br;『貴公の働きは1000の兵士に値する』と&br;言ってくださったのです!&br; 彼のように立派な貴銃士を、&br;どうして恐れていたのでしょう。&br; 私は長い間、不要な憂いに&br;煩わされていたのですね!&br; ああ、マスター! マスターのおかげで、&br;私はナポレオン恐怖症を克服できるかも&br;しれません!&br; まだ、二人きりでの会話には&br;自信がありませんが……&br;ともかく、希望は見えました。&br; ……今度、ナポレオンとふたりで、&br;チェスをする約束をしたのです。&br; 今日のような機会を重ねることで、&br;いつか完全に克服できれば……と、&br;思っているのですよ。&br; それにしても……この基地で初めて&br;チェスをする相手が、&br;まさかあのナポレオンになろうとは。&br; 彼はきっと、チェスも強いのでしょうね&br;……ふふっ、楽しみです。 #endregion //------------------------------ ***第7話:チェスの効力(親愛レベル17) [#w34f0fcb] #region(ネタバレ注意) マスター、ああマスター!&br;どうぞお聞きください!&br; 先ほど、&br;ナポレオンとチェスに興じてまいりました!&br; 空想の世界に逃げ込んでしまった場合に&br;備えて、エカチェリーナに同席をお願いし&br;……準備は万全でした。&br; ナポレオンはやはり強く、チェスの勝負には&br;負けてしまったのですが……。&br; 盤上でいかに追い詰められても、&br;1度もお花畑や、&br;美しい星々を見ることはなかったのです!&br; エカチェリーナは、私がナポレオン恐怖症を&br;克服したのもさることながら……。&br; この私が、窮地に立たされても&br;現実逃避癖を出さなかったことに、&br;本当に目を丸くしていましたよ。&br; チェスのゲーム上とはいえ、とことん追い&br;詰められていたのに……1度もエカチェ&br;リーナのビンタをもらわなかったのです!&br; カーチャ……いえ、エカチェリーナに&br;褒められたのなんて、いつぶりでしょう。&br;思わず、目頭が熱くなってしまいました。&br; これも、恐怖を克服するために、&br;努力を重ねたおかげでしょう。&br; きっと試行錯誤の過程で、&br;私の高貴力が磨かれたのです。&br; ナポレオン恐怖症と、窮地に弱い心……&br;私はその両方を克服したと、&br;確信いたしました。&br; 今までは、何をするにも、つい悪い方へと&br;考えがちだったのですが……。&br; もう、そのような思考からも&br;解放されたようです。&br;久々に、自信が溢れてまいりました……!&br; 今や、戦場で何を心配することも&br;ありません……次の作戦では、&br;さらに活躍できることと存じます。&br; マスターの助けで磨かれた、&br;この高貴さで……私はマスターに、&br;高貴な勝利をお約束いたしましょう! #endregion //------------------------------ ***第8話:もう怖いものなどない(親愛レベル21) [#j0fdfe14] #region(ネタバレ注意) マスター、本日もお勤めお疲れ様です。&br; 今日の作戦では、予想外の戦闘が発生しましたから……。&br; 残念ながら、怪我人も出てしまいました。&br;マスターもお忙しかったでしょう?&br; ……ふふっ、私は大丈夫ですよ。&br;ご心配なく。&br; それよりも……今日はマスターに、&br;良いご報告があるのです。&br; 今日の作戦は、想定外のことで準備もなく、&br;1度は世界帝軍に追い込まれたの&br;ですが……。&br; 私はナポレオンと協力し、&br;やつらを退けることができたのです!&br; 今までの私なら、確実に現実逃避をする&br;シチュエーションでした。&br; これも、マスターが私の恐怖症克服に、&br;手を貸してくださったおかげですよ。&br; ナポレオンと、窮地に弱い心……&br;その両方を克服した私は、&br;もう怖いもの知らずです!&br; これからは、マスターのお心のまま……&br;なんでも私に頼ってくださいね。&br; ところでマスター。&br;先ほどまで、食事も取らずに&br;救護にあたっていらしたようですが……。&br; そろそろ、何か召し上がったほうがよろしい&br;のでは? ……ふふっ、なんでも頼って くださいと言ったでしょう?&br; ちょうど、お菓子が2つあるのです。&br;一緒にいかがでしょう?&br;どうぞ、遠慮なさらず。&br; ああ、ですが……&br;このことは、エカチェリーナには&br;内緒にしてくださいね?&br; このお菓子は、あの子の好物なのです。&br; それなのに、ふたりだけで食べたことが&br;バレたら……! ふ、ふふふ……。&br; ……ハッ! と、ともかくですね。&br;内密にお願いします。&br; あの子を怒らせると、&br;機嫌を直してもらうのが、&br;とっても大変なのですよ。&br; そうですね……そのための口止め料、&br;というわけではありませんが……。&br; マスターには今度、とっておきの紅茶を&br;ごちそういたしましょう。&br;そのときには、エカチェリーナも一緒に。 #endregion //------------------------------ ***第9話:冬将軍の思い出(親愛レベル25) [#r787de9b] #region(ネタバレ注意) ……ふぅ、&br;今日はずいぶんと冷え込みますね。&br; こんな日は、室内で紅茶を飲むに限ります。&br;ねえ、エカチェリーナ。&br; ……さあ、マスターもどうぞ。&br;暖かいロシアンティーですよ。&br; ふふ、熱いのでお気をつけて……おや?&br; 見てください、マスター。&br;とうとう雪まで降ってきたようです。&br; これは……&br;すぐにでも吹雪になりそうですね。&br; 今日のような空を見ていると……。&br; ナポレオン・ボナパルトが、&br;モスクワに攻めてきたときのことを&br;思い出します。&br; あのときは、今日のような冬将軍が&br;彼を追い返してくれたのですよ。&br; 当時はフランスの進軍を知って、&br;毎日不安に苛まれ、&br;神に祈ったものですが……。&br; 貴銃士ナポレオンと手を結んだ&br;今となっては……あの日々に、&br;いっそ懐かしさすら感じますよ。ははは!&br; おや、風もさらに&br;強くなってきましたね……。&br; マスター……どれほど空が荒れても、&br;ご心配には及びませんよ。&br; 私たち……&br;冬の宮殿からやってきた貴銃士が、&br;あなたをお慕いしているのですから。&br; きっとこの吹雪は、&br;世界帝軍に猛威を振るい……。&br; マスターや、私たち……レジスタンスの&br;皆を、守ってくれることでしょう。 #endregion //------------------------------ ***第10話:これからも手を取り合って(親愛レベル30) [#h90c3f0a] #region(ネタバレ注意) ごきげんよう、マスター。&br; 今日はいい天気ですね。&br;先日から続いた吹雪が、嘘のようです。&br; マスター、もしよろしければ……今日は&br;私に、少しお時間をくださいませんか?&br; 基地から少し離れたところに、美しい湖が&br;あるのですが……昨日までの吹雪で、&br;氷が張ったらしいのです。&br; 実は私、&br;スケートを少々たしなんでおりまして。&br; せっかくの機会ですから、ぜひマスターを&br;楽しませて差し上げたいのです。&br;いかがでしょう?&br; ……よろしいのですか?&br;ふふ、ありがとうございます。&br;私も、とても楽しみです。&br; それではマスター、お手をどうぞ。まずは&br;湖まで、私がエスコートいたしますよ。&br; もちろん氷の上でも、私がしっかりと&br;マスターをお支えしますから、ご安心を。&br; それにしても……この基地で、&br;このように楽しい時間を過ごせる日が&br;来ようとは、思ってもみませんでした。&br; かつての私は、ナポレオンにおびえ、&br;己の弱さから逃げ……&br;気の休まる暇などありませんでしたから。&br; それが今となっては、あれだけ苦手だった&br;ナポレオンと協力し……。&br; 窮地に弱い心も、少しは強くなったと、&br;エカチェリーナに褒められるまでに&br;なりました。&br; 私は自信を取り戻したのですよ。……ふふ、&br;今日などは思い切って、マスターを&br;スケートにお誘いしてしまうくらいに。&br; ここまで頑張れたのも、ときに助言を、&br;ときに励ましをくださった……。&br; マスターという心の支えがあったからこそ。&br;本当に……ありがとうございました。&br; ……しかし、世界帝を完全に退けるまで、&br;安心しきるわけにはまいりません。&br; これからも手を取り合い、&br;共に参りましょう。&br; そう、さながら……手と手を取り合って&br;氷の上をゆく、ペアスケーターのように!&br; なんて……ふふっ、すみません。&br;マスターとふたりきりだと思ったら、&br;ついはしゃいでしまいました。&br; ですが、マスターと手を取り合ったなら……&br;私は本当に、どんな強敵にも&br;立ち向かうことができるでしょうね。&br; ……もし、マスターが許してくださるなら。&br;私は決して、&br;この手を離さないと誓いましょう。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#episode_medal] ***ちょっとした問題([[風雅な貴銃士−I>カード/アレクサンドル/★3 風雅な貴銃士−I]]) [#t0d769d1] #region(ネタバレ注意) |アレクサンドル|エカチェリーナ。&br;今日の作戦も、お疲れ様でした。| |アレクサンドル|世界帝軍の兵士たちを露ほども&br;寄せ付けない、見事な戦いぶりでしたね。| |エカチェリーナ|ふふん……ぼくにかかれば、&br;とーぜんなのですー。| |エカチェリーナ|……そういえばアレク、&br;さくせんのとちゅうで、&br;すこし動きが止まっていましたよね。| |エカチェリーナ|また、なぽれおんですか?| |アレクサンドル|は、はは……見られていましたか。| |エカチェリーナ|まったく……あの男ごときに、&br;いつまでビビってるのですか。| |アレクサンドル|いやはや、情けないかぎりで……。| |アレクサンドル|で、ですが……そのあとすぐ、&br;石に躓いたおかげで、&br;すぐ我に返ることができたのですよ。| |エカチェリーナ|はぁ……石につまづくのも、&br;どうかと思いますけど。&br;むしろ、そちらのほうが間抜けなのです。| |アレクサンドル|はは……&br;エカチェリーナはなんとも手厳しい……!| #endregion //---------- ***信頼に応える手段([[風雅な貴銃士−II>カード/アレクサンドル/★3 風雅な貴銃士−II]]) [#z241e31e] #region(ネタバレ注意) 私は、いつもマスターに&br;頼っていただきたいと思っていました。&br; ですが改めて、あなたからの信頼を、&br;勲章という目に見える形でいただくと……。&br; ……ふふ、誇らしいものですね。&br; なんだか力も湧いてまいります。&br; マスター、あなたから頂戴したこの勲章は、&br;いつまでも大切にいたしますね。&br; いつか私が、とてつもなく強大な敵に、&br;立ち向かうことになったとしても……。&br; この勲章がきっと、私を励まし、&br;導いてくれることでしょう。&br; そして、この勲章が胸にある限り……&br;私は必ず、敵に打ち勝ってご覧にいれます。&br; それが、あなたからの信頼に応える&br;最良の手段であると……&br;私は、信じておりますから。 #endregion //---------- ***初めてのスケート([[余裕の笑み>カード/アレクサンドル/★4 余裕の笑み]]) [#a93b2585] #region(ネタバレ注意) |アレクサンドル|ごきげんよう、エカチェリーナ。最近は、&br;ずいぶんと気温が下がってきましたね。| |エカチェリーナ|ええ、そうですねー。きのうのよるは、&br;雪もふったみたいです。| |アレクサンドル|はい、ですから……近くの湖には、&br;氷が張ったかもしれませんよね。| |アレクサンドル|氷が張っているなら、たまには&br;スケートなどに興じるのも良いかと……。| |エカチェリーナ|氷のみずうみですか……そんなばしょが&br;あるとは、しりませんでした。| |アレクサンドル|ふふ、とても美しいところですよ。&br;エカチェリーナも、一緒にいかがですか?| |エカチェリーナ|……ええ、たまにはいってみましょーか。| |アレクサンドル|やっぱり行きませんよね……。| |アレクサンドル|……えっ?&br;い、いいのですか!?| |アレクサンドル|エカチェリーナとスケートを楽しめるなんて&br;……次の休日が楽しみですね、カーチャ!| #endregion //---------- ***腕前のほどは?([[余裕の笑み>カード/アレクサンドル/★4 余裕の笑み]]) [#g6200615] #region(ネタバレ注意) |アレクサンドル|おや……ごきげんよう、マスター。&br;ただいま戻りました。| |アレクサンドル|今日は、エカチェリーナとふたりで&br;スケートをしてきたのですよ。| |エカチェリーナ|ふん……&br;すけーとも、アレクのえすこーとにしては、&br;なかなかたのしかったのですー。| |アレクサンドル|ふふ、カーチャの足取りも、&br;最初は危なっかしいものでしたが……。| |エカチェリーナ|……ちょっとアレク。ますたーに、&br;よけいなことを言わないでください。| |アレクサンドル|あ……私としたことが失礼を。&br;さ、最初はともかく、滑っているうちに&br;だんだんと上達しましたよね。| |アレクサンドル|カーチャは本当に上達が早く……&br;最後の方など、&br;氷の妖精が舞うかのようでしたよ。| |エカチェリーナ|……ふふふ、そうでしょー?&br;ぼくのうつくしい姿、ますたーにも&br;見せてさしあげたかったのですー。| |アレクサンドル|ええ、本当に……&br;次はぜひ、マスターもご一緒に。| #endregion //---------- ***私にお任せください([[揺るぎない心>カード/アレクサンドル/★5 揺るぎない心]]) [#tb1abaa2] #region(ネタバレ注意) ごきげんよう、マスター。&br;旅行の準備は進んでおりますか?&br; 次の休暇は、私たちと一緒に、&br;うんと羽を伸ばしましょうね。&br; ふふ……&br;エカチェリーナも私も、マスターとの旅行を&br;とても楽しみにしているのですよ。&br; ……実はですね、この休暇のために、&br;少々アルバイトを増やしてみました。&br; 旅行といえば、旅先でのショッピングは&br;欠かせない! と、エカチェリーナが&br;言っておりましたので……。&br; この旅行を素晴らしいものにするためにも、&br;たくさん働いて、お金を貯めたのです。&br; エカチェリーナとふたりで、旅行の計画を&br;立てているのですが……&br;なかなか楽しいものですね。&br; 旅先でやりたいことを話し合うほどに、&br;より一層、休暇が待ち遠しく&br;なってしまいます。&br; マスターは、どこか行きたい場所など&br;ございますか?&br;なんでも、私にお任せくださいね。&br; マスターのお望みなら、エカチェリーナも、&br;きっと喜んでお付き合いしますよ。&br; 皆で、素晴らしい旅行にいたしましょう! #endregion //---------- ***荷物持ちの苦労([[揺るぎない心>カード/アレクサンドル/★5 揺るぎない心]]) [#uaae28c4] #region(ネタバレ注意) |エカチェリーナ|……あ! あのお店も、みてみましょー。&br;アレク、いきますよ!| |アレクサンドル|あの……カーチャ、&br;そ、そろそろ休憩しませんか?| |アレクサンドル|それに、これ以上の荷物は、&br;持ちきれそうにないのですが……!| |エカチェリーナ|はい? もうつかれたというのですか?&br;また、およーふくしか見てないじゃ&br;ありませんか。| |アレクサンドル|お、お洋服……しか!?| |エカチェリーナ|しょっぴんぐはまだまだこれからですよー。&br;あの店が終わったら、&br;つぎは靴のお店をまわるのですー。| |アレクサンドル|そ、そうですか……!&br;では、せめて……一度宿に戻り、&br;荷物を整理させてください……!| |アレクサンドル|ランチの時間もありますし……ね?&br;マスターもお疲れのようですし……。| |エカチェリーナ|むぅ……ますたーもそう言うなら&br;しかたありませんねー。ランチのあと、&br;いちど宿にもどりましょーか。| |アレクサンドル|ふふ……ありがとうございます、カーチャ。&br;それでは、さっそくレストランへ&br;ご案内しますね。| #endregion //---------- ***すべてはあなたのために([[揺るぎない心>カード/アレクサンドル/★5 揺るぎない心]]) [#nbc6de2e] #region(ネタバレ注意) はぁ……今日は大変でした。&br;エカチェリーナのお買い物に、&br;まる1日かかってしまうとは。&br; 今、カーチャは部屋で&br;ファッションショーをしていますよ……。&br; ふふ……大変でしたが、&br;喜んでもらえたようで、よかったです。&br; 今回の休暇……マスターは、&br;楽しめましたか?&br;食事はいかがでしたか?&br; ……楽しんでいただけたのなら、&br;何よりです。&br; 実は……このレストランは、&br;いろいろと吟味して私が予約したのです。&br; いつも忙しくしてらっしゃるマスターが、&br;少しでもリフレッシュできればと……。&br; マスターと何ができるか、どこに行こうか&br;……あれこれ考えるのも楽しいものでした。&br; 私が、マスターのためにと計画したことが、&br;マスターの喜びに&br;繋がったのだとしたら……。&br; 私にとって、&br;こんなに嬉しいことはないのです。 #endregion //---------- ***皆の力となるように([[氷の貴公子>カード/アレクサンドル/★5 氷の貴公子]]) [#rcba9786] #region(ネタバレ注意) マスター、少々お時間を頂戴しても?&br;お耳に入れておきたいことがあるのです。&br; 実は、『月刊NOBLE』から&br;取材を申し込まれまして。&br; ……ええ、雑誌のことは存じておりました。&br;各地のレジスタンスの活躍を&br;掲載しているのですよね。&br; 私も、これまで何度か載っていたらしい&br;のですが……今回はより大々的に&br;取り上げていただけるそうです。&br; 大国の皇帝に仕えた身とはいえ、&br;取材を受けるのが私でよいものかと、&br;少々迷いはいたしました。&br; しかし、エカチェリーナに相談しましたら、&br;『おまえ、顔だけはいいのですから&br;自信をおもちなさい』と。&br; ……ふふ、&br;そう言って背中を押してくれたのですよ。&br; 取材をお受けするからには、&br;素晴らしいものとなるよう&br;協力を惜しまない所存です。&br; レジスタンスの皆さんだけでなく、&br;我々を支援してくださっている方々……。&br; 多くの方が、『月刊NOBLE』を&br;毎月楽しみにしておられるのですよね。&br; 私を取り上げると決めてくださった方、&br;マスターやカーチャのためにも……&br;精一杯、努めてまいりますよ。 #endregion //---------- ***ロシア流の温まり方([[氷の貴公子>カード/アレクサンドル/★5 氷の貴公子]]) [#xf285cc5] #region(ネタバレ注意) |アレクサンドル|わざわざ作戦に同行していただいて、&br;ありがとうございます。| |記者|ご活躍を写真に収めるためなら&br;お安い御用です! いやぁしかし、&br;遠征でこんなに北方まで来るとは……。| |アレクサンドル|基地のある辺りに比べると、&br;ずいぶん冷えますでしょう。&br;暖かくなさってくださいね。| |記者|ありがとうございます。そう言う&br;アレクサンドルさんは普段通りですが……。| |アレクサンドル|私はロシア生まれの銃ですので、&br;この程度の寒さなら平気なのですよ。| |アレクサンドル|寒いのでしたら、ウォッカ多めで&br;ロシアンティーにいたしましょう。| |記者|いえ、仕事中ですので……! 早速ですが、&br;基地での暮らしやレジスタンスの&br;活動についてお聞かせください。| |アレクサンドル|そうですね……基地の皆さんは親切な方&br;ばかりです。冬の宮殿で共に暮らしていた&br;エカチェリーナもおりますし……。| |アレクサンドル|大変なこともありますが……&br;カーチャやマスターに支えられ、&br;毎日とても充実しておりますよ。| |記者|ふむ、皆さんとの良い関係性も力になって&br;いるのですね。次の質問は……&br;おっと、吹雪が止んできましたね。| |記者|今のうちに撮影をお願いいたします!&br;庭園をバックにしましょうか。| |アレクサンドル|ええ、よろしくお願いします。&br;それでは、着替えてまいりますね。| |記者|アレクサンドルさん、寒い中ご協力いただき&br;ありがとうございました!&br;ささ、早く中へ……!| |アレクサンドル|ふふっ、私は大丈夫ですよ。&br;もう少し、この美しい雪景色を&br;楽しんでから戻りますね。| #endregion //---------- ***切なる願い([[氷の貴公子>カード/アレクサンドル/★5 氷の貴公子]]) [#kc004d86] #region(ネタバレ注意) マスター、どうかなさいましたか?&br;おや、それは『月刊NOBLE』ですか。&br; 大きく取り上げると伺っていましたが……&br;表紙とは。ふふ、光栄ですね。&br; マスターはもう、&br;記事をご覧になったのですね。&br;いかがでしたか?&br; ……ふふ。ありがとうございます。&br;素敵に撮ってくださった広報部の方に、&br;感謝いたしましょう。&br; ……ええ、そうですね。&br;カーチャにも見せてこなくては。&br; ですが、その前に……。&br; マスター……&br;記事にも書かれているでしょうが、&br;私自身の口から改めて言わせてください。&br; 我々貴銃士をいつも支えてくださり、&br;本当にありがとうございます。&br; この基地での生活は、&br;毎日が私にとってかけがえのないものです。&br; あなたと過ごす日々が、&br;少しでも長く続くことを……&br;心から、願っておりますよ。 #endregion //---------- ***美しい童話([[麗らかな午後の旅立ち>カード/アレクサンドル/★5 麗らかな午後の旅立ち]]) [#gda5a958] #region(ネタバレ注意) ごきげんよう、マスター。&br;少しよろしいですか?&br; ……おや、『白鳥の湖』ですか。&br; 美しい装丁に、挿絵も繊細で……&br;実に素晴らしい絵本ですね。&br; しかし、マスターが&br;絵本を読まれているとは、珍しいですね。&br; ああ、なるほど。&br;エカチェリーナへ、ですか。&br; エカチェリーナはそういった類の童話を&br;とても好んでおりますし、&br;きっと喜ぶでしょう。&br; マスターのお心遣いに、&br;私からも感謝いたします。&br; それで、用件なのですが……。&br; ふふっ、すみません、&br;大したことではないのですよ。&br; ただ、そろそろ休憩にされてはどうかと、&br;お茶のお誘いに来ただけなのです。&br; 美味しいロシアンティーを&br;お淹れしますので、&br;どうぞいらしてくださいね、マスター。 #endregion //---------- ***お礼とお誘いと([[麗らかな午後の旅立ち>カード/アレクサンドル/★5 麗らかな午後の旅立ち]]) [#nf55c1f2] #region(ネタバレ注意) おや、マスター。&br;朝食後に伺うつもりでおりましたので、&br;少し驚いてしまいましたよ。&br; 先日のお礼を&br;改めて伝えたいと思いまして……。&br; はい。絵本の件です。&br; エカチェリーナはあの本をいたく&br;気に入った様子で、毎日のように眺めては、&br;うっとりしておりますよ。&br; 素晴らしい贈り物をくださり、&br;本当にありがとうございます。&br; それともうひとつ……。エカチェリーナから&br;聞いたのですが、次の作戦で行く街で、&br;お祭りがあるそうなのです。&br; 中世の人々に扮して街を練り歩くパレードや&br;数多の露天で、&br;それはそれは賑わうのだとか。&br; 伝統行事ということで、&br;その日だけは&br;世界帝府も特別に許可をしているそうです。&br; 折角なので、私もエカチェリーナと&br;行ってみようと思っているのですが、&br;マスターもご一緒にいかがですか?&br; 当日は世界帝軍兵士が&br;見回りをしているので、&br;こっそりと……ですが。&br; もちろん、&br;エスコートは私にお任せくださいね。 #endregion //---------- ***おとぎ話のように([[麗らかな午後の旅立ち>カード/アレクサンドル/★5 麗らかな午後の旅立ち]]) [#yf339217] #region(ネタバレ注意) ふう……&br;思いの外監視の兵士が多くて、&br;あまり近寄れませんでしたね。&br; しかし、遠くから見ただけでも……&br;華やかな人々のパレードは素敵でした。&br; それに、このように&br;見事な馬車まで出ているとは……&br;今日は本当に特別な日なのでしょう。&br; 我々もいつの日か、&br;こうして隠れることなく、&br;あのパレードに参加したいものですね……。&br; さて、実はですね。&br;もう一つ、私とカーチャから&br;マスターへサプライズがあるのですよ。&br; ただ、今はまだ秘密です。&br;着いてからのお楽しみ……ということで。&br; 到着までもうしばらく、&br;馬車の旅を楽しんでくださいね。&br; ……きっと素晴らしい1日になることを、&br;お約束いたしますよ。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **日常 [#episode_daily] ***手だし無用なのです![#cbaef362] #region(ネタバレ注意) 発生場所:宿舎付近 |エカチェリーナ|アレク! おまえ……ぼくが作っている&br;ドレスに、手をだしましたね?| |アレクサンドル|うっ……は、はい。ほつれいていた部分を、&br;少しだけ繕いましたが……。| |エカチェリーナ|よけいなことを! ぼくひとりで、&br;ちゃんとなおせましたのに……!| |エカチェリーナ|しかも、ぼくよりちょっぴりじょうずなのが&br;腹立たしいのですよ……!| |アレクサンドル|上手く直っていたなら、&br;それに越したことはないのでは……?| |エカチェリーナ|そういう問題ではありません!&br;このドレスは、ぼくひとりで&br;完成させたかったのです!| |アレクサンドル|た、大変失礼をいたしました……。| |エカチェリーナ|……アレク。&br;ばつとして、ぼくのすきなおかしを&br;買ってきなさい。| |アレクサンドル|ええっ!?&br;あのお菓子は、遠くの街へ行かないと&br;買えないのですが……。| |エカチェリーナ|もんくはうけつけません!&br;ぼくはおこっているのです!| |アレクサンドル|わ、わかりました。行ってきます……。| |アレクサンドル|はぁ……カーチャのドレスにかけるプライド&br;は、並々ならぬものなのですね……。| #endregion ***因縁は昔の話……? [#k9b7c4c2] #region(ネタバレ注意) 発生場所:裏庭付近 |ナポレオン|やあやあ!&br;これはアレクサンドルではないか!| |アレクサンドル|……ナ、ナポレオン殿。&br;ははは……&br;ご、ご機嫌いかがですかな?| |ナポレオン|はっはっは!&br;余の機嫌は、いつでも上々だっ!| |アレクサンドル|それは何より……は、ははは……!| |ナポレオン|はっはっはっは……&br;そう、いつでも上々なのだよ。| |ナポレオン|ロシアのかの地で、我が軍が壊滅的被害を&br;被ったときでさえ、うろたえはしなかった&br;のだから……フ、フフフ……!| |アレクサンドル|ヒッ!&br;あ、その……&br;ソンナコトモアリマシタカネ……。| |ナポレオン|……ゴホン。まあ、それはそれ。&br;今はレジスタンス同士、&br;良好な関係を築こうではないか!| |アレクサンドル|ハイ……リョウコウ……&br;ワタシタチ、ナカマデス……!| |ナポレオン|そうだとも! たとえ、憎み合った過去が&br;あったとしてもだ! はーっはっはっは!| #endregion ***将たちの遊戯 [#cd80f5da] #region(ネタバレ注意) 発生場所:食堂付近 |イエヤス|──王手、だ。| |アレクサンドル|これは……。&br;む、むむむ……。| |アレクサンドル|…………参りました。| |アレクサンドル|いやぁ、やはりイエヤス殿はお強い。&br;勝利までの道のりは&br;まだまだ遠そうです……。| |イエヤス|だが、随分と上達されたな。&br;途中、ひやりとすることも幾度かあったぞ。| |アレクサンドル|そうとわかれば攻めようもありますが……&br;イエヤス殿はポーカーフェイスが&br;お得意ですからね。| |カール|まったくだ。傍から見ていた僕にも&br;よくわからなかったぞ。| |アレクサンドル|おや、カール殿。&br;ショーギに興味がおありで?| |カール|ああ。相手から取った駒も使える──&br;というルールは、実に僕たち向きだ。| |カール|人手不足のレジスタンスは、&br;敵から寝返ってこちらへ来た者も&br;うまく使って戦う必要があるからねー。| |アレクサンドル|なるほど……そういう視点もありますね。&br;……どうでしょう。&br;ぜひ、一局さしてみては?| |カール|うん、お願いしよう。&br;見ていておおよそルールは理解したが、&br;間違っていたら都度教えてくれ。| |イエヤス|ほう……そう来るか。では……。| |カール|はははっ、困った素振りをしつつ&br;痛いところを突いてくるねー、君は。| |アレクサンドル|おふたりとも、言葉も表情も&br;どれが本当でどれが嘘なのだか……。| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *グッズ [#item] [[アレクサンドルのグッズ>https://amzn.to/2MIGQeU]] //--------------------------------------------------- //*メモ・雑記 //あれば //--------------------------------------------------- *コメント [#comment] #pcomment(./コメント,reply,10) &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する