キャラクター/イエヤス の編集 Top > キャラクター > イエヤス ***栄誉と責任([[勇武の貴銃士−II>カード/イエヤス/★3 勇武の貴銃士−II]]) [#p2060391] #region(ネタバレ注意) 〇〇、&br;今一度、勲章の礼を言わせてほしい。&br; こたびの栄誉を受けて……&br;俺は改めて、身が引き締まる思いだ。&br; この勲章は、〇〇に&br;その武功を認められた証なのだろう?&br; ……栄誉に浴す者は、&br;それ相応の責任を負う。&br; レジスタンスの皆が、&br;貴銃士たる俺に寄せる期待は、&br;今以上となるだろう。&br; さすれば……&br;武士として、その期待に応えんと努力するは&br;必定というわけさ。&br; ……もちろん、〇〇の&br;期待にも、応えたいと思っている。&br; 俺は家康様に比べれば、&br;まだまだ若輩の身ではあるが……。&br; 〇〇の力となれるよう、&br;より一層励んでゆく。&br; そしていずれば世界帝を廃し……&br;家康様がなされたように、&br;長い太平の世を共に築こう。 #endregion //---------- ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える &aname(top); &attachref(./17ieyasu.png,nolink, ,100x249); CV:梅原裕一郎 &size(18){''家康様の名に恥じぬ、勇ましい働きを約束しよう。''}; //--------------------------------------------------- #contents //--------------------------------------------------- *プロフィール [#prof] |~所属グループ|大坂の陣| |~身長|175cmcm| |~体重|60kg| |~趣味|異文化交流、鍛錬| |~好きなもの|茶、天ぷら| |~攻撃回数|1| |~キャラクターソング|花ノ舞、鬨ノ歌| //--------------------------------------------------- *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[勇武の貴銃士−I>カード/イエヤス/★3 勇武の貴銃士−I]]|★★★|&color(blue){青};| |[[勇武の貴銃士−II>カード/イエヤス/★3 勇武の貴銃士−II]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[晴れやかに>カード/イエヤス/★3 晴れやかに]]|★★★|&color(red){赤};| |[[将軍の威容>カード/イエヤス/★4 将軍の威容]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[外柔内剛>カード/イエヤス/★4 外柔内剛]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[営業部の古狸>カード/イエヤス/★4 営業部の古狸]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[凛として歩む士道>カード/イエヤス/★5 凛として歩む士道]]|★★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[美しき夜桜>カード/イエヤス/★5 美しき夜桜]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[いざ勝鬨を>カード/イエヤス/★5 いざ勝鬨を]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[相棒と風を切り>カード/イエヤス/★5 相棒と風を切り]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[癒しへの誘い>カード/イエヤス/★5 癒しへの誘い]]|★★★★★|&color(blue){青};| //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *自己紹介 [#introduction] お初にお目にかかる。俺は江戸幕府の初代将軍、徳川家康様に仕えた火縄銃である。 貴銃士として、恐れ多くもイエヤスという名前を頂戴した。 この偉大な名に恥じぬよう、あなたのために士道を全うする所存だ。 異国の地では不慣れゆえの迷惑をかけるかもしれんが…… ヒデタダ共々、どうかよろしく頼む。 //--------------------------------------------------- *銃 [#gun] 江戸幕府の初代将軍、徳川家康所用の火縄銃。 徳川幕府お抱えの鉄砲鍛冶、野田清堯によって作られた。 徳川家康はあらゆる武術を習得していたが、鉄砲についても名手として知られていた。 家臣たちが誰も撃ち落とせなかった遠くの標的に対して、 家康は幾度も命中させることができたという。 //--------------------------------------------------- *絶対高貴 [#noble] |~開放できる貴銃士ランク|1| |~開放に必要なエピソード|第1話:士道を全うするために| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *セリフ [#talk] **日常 [#talk_daily] |~初対面の挨拶| |俺は、江戸幕府初代将軍&br;徳川家康様にお仕えした火縄銃である。&br;士道を全うし、あなたを支えよう・| |>|~マイページ会話| |~1|家康様は、よく鷹狩を行われていた。&br;俺も、いずれ挑戦してみたいものだが……&br;この地でも、できるものだろうか?| |~2|士道を全うするが、俺の務め。&br;俺の主……マスターである、あなたの思いを&br;もっと知りたいと思っているのだ。| |~3|ヒデタダを見なかったか?&br;出掛ける時は一言声を、と言われていたが&br;……ふむ。いないのであれば、仕方ないな。| |~ひとこと| |家康様の名に恥じぬ、&br;勇ましい働きを約束しよう。| |~レベルアップ| |技を磨くは、士道を往く者の務め。&br;今後も精進してまいろう。| |~勲章授与のお礼| |かような栄誉を賜り、恐悦至極。&br;マスターの期待に応えるべく&br;以後、いっそうの研鑽を重ねる所存だ。| |~基地でのお誘い| |なあ、マスター。&br;しばし、俺の話に付き合わないか。| |>|~衛生室| |~回復依頼|ヒデタダが心配をするからな。&br;あいつに悟られる前に、手当てを頼みたい。| |~回復お礼|これで、ヒデタダが切腹するなどと言って&br;大騒ぎすることもないだろう。&br;ありがとう、マスター。| |~全快お礼|あなたに助けられてしまったな。&br;……この恩は、必ず。| |>|~基地あいさつ| |~1|……どうした?&br;俺に何か用だろうか。| |~2|急いては事を仕損ずる。&br;落ち着いて話をしよう。| |>|~基地あいさつ(親愛Lv高)| |~1|マスターに尋ねたいことがあったのだ。&br;あなたから声を掛けてくれるとは&br;ありがたいことだ。| |~2|西洋でも鷹狩は流行していたと聞いた。&br;マスターは興味があるか?| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **バトル [#talk_battle] |~戦闘開始|高貴に戦え! Be noble!| |~とどめを刺す|覚悟めされよ。| |>|~バトル:回復お礼| |~1|お心遣い、痛み入る。&br;さあ、次の策を練るとするか。| |~2([[外柔内剛>カード/イエヤス/★4 外柔内剛]])|礼を言わせてくれ。俺が士道を全うできる&br;のも、あなたの支えがあってこそだ。| |~バトル:回復お願い|マスター、あなたの&br;手を借りたい。| |~絶対高貴発動|士道こそ&br;我が進むべき道!| |~心銃発動|いざ、参らん。&br;尋常に勝負!| |~仲間を庇う|大事ないか?| |~バトル:勝利|無事、務めを&br;果たせたようだ。| |~バトル:敗北|このような失態……&br;面目ない。| |~戦闘不能|俺としたことが&br;……不覚!| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#talk_medal] |~甘い言葉([[外柔内剛>カード/イエヤス/★4 外柔内剛]])|マスターのためなら、士道に殉ずるも&br;悪くない……そう思わされるな。| |~優しい言葉([[凛として歩む士道>カード/イエヤス/★5 凛として歩む士道]])|忠臣は二君に仕えずと言うが&br;あなた相手なら家康様もお許しくださるさ。| **期間限定 [#limited_time] |~ハロウィン 1|ホールに仮装の相談をしたら&br;のっぺらぼうを勧められたのだが……ふむ。| |~ハロウィン 2|ヒデタダがやたらと菓子を渡してくるのだ。&br;これで、しばらく茶菓子には困らんな。| |~ハロウィン(基地)|とりっく・おあ・とりーと、だ。| |~ハロウィン(心銃)|亡霊の行列に&br;加わるがいい。| |~クリスマス 1|| |~クリスマス 2|| |~クリスマス(基地)|| |~クリスマス(心銃)|我らの勝利を掲げ&br;くりすますを彩ろう。| |~年末 1|| |~年末 2|| |~年末(基地)|| |~年末(心銃)|最期はせめて&br;潔く散らせてやろう。| |~年始 1|| |~年始 2|| |~年始(基地)|| |~年始(心銃)|今年も変わりなく&br;士道を全うする所存。| |~バレンタイン 1|マスターへ、贈り物を用意した……おや?&br;あなたからもいただけるのか、これは僥倖。| |~バレンタイン 2|愛と感謝を込めた贈り物をする日だろう?&br;……ふふ、異国の文化も学んでいるのだ。| |~バレンタイン(基地)|| |~バレンタイン(心銃)|仕置きをするも&br;愛ゆえやもしれんな。| |~ホワイトデー 1|『ホワイト』は白という意味だと聞いた。&br;あなたには、白い薔薇を贈らせてくれ。| |~ホワイトデー 2|大切な人へ、贈り物をする日が&br;何度もあるのだな。素晴らしい行事だ。| |~ホワイトデー(基地)|| |~ホワイトデー(心銃)|&br;| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *エピソード [#episode] **親愛 [#episode_affection] ***第1話:士道を全うするために(親愛レベル1) [#pf831749] #region(ネタバレ注意) マスター、改めて自己紹介をさせて&br;いただこう。俺は江戸幕府の初代将軍、&br;徳川家康様に仕えていた火縄銃だ。&br; 貴銃士としては『イエヤス』との名で&br;呼ばれることになるそうだが……。&br; マスターは、家康様のことを&br;しっているだろうか?&br; 遠い日本という島国で、戦国の世を平定し、&br;長き太平の時代をもたらした偉大な人物だ。&br; あの方は家臣をとても大切にし、&br;知略に富み、日々鍛錬を欠かさない……&br;文武に優れた素晴らしいお方だった。&br; 家康様は、&br;俺が心より尊敬する人であるのだ。&br; マスターのもとで貴銃士になるにあたり、&br;家康様と同じ名前を頂戴したが……&br;恐れ多いとはまさにこのこと。&br; まだまだ至らぬ点も多い俺が、家康様と&br;同じ名を名乗ってもいいものだろうかと、&br;悩みはするが……。&br; しかし、くよくよしてもいられん。決まった&br;からには、家康様の名前に恥じぬよう、&br;士道をまっとうする所存だ。&br; マスターのため、&br;貴銃士として忠誠を尽くそう。&br; と、言っても……火縄銃である俺は、&br;西洋の新しい銃と比べたら&br;性能は劣るであろうし……。&br; 強大な軍事力を持つ世界帝軍相手に、&br;どこまで俺の力が通用するのかも&br;わからん状態だ。&br; 絶対高貴……&br;貴銃士の気高さが頂点に達したときに、&br;目覚めることができるらしいが……。&br; その力があれば世界帝軍にも&br;立ち向かうこともできる、と聞いている。&br; まずは、俺も絶対高貴に目覚められるよう&br;……鍛錬を積むことから始めるとするか。&br; 俺は異国から来た者ゆえ、慣れないことも&br;多く、迷惑をかけるだろうが……。&br; 日々精進してまいるので、&br;これからよろしく頼む。 #endregion ***第2話:日々鍛錬(親愛レベル3) [#u7ed74f1] #region(ネタバレ注意) ふっ……! ふっ……!&br; ……ん? ああ、〇〇か。&br;おはよう。気持ちのよい朝だな。&br; この地に来てから、1日の初めに&br;こうして素振りを行うようにしているのだ。&br; 身体を動かして筋肉を鍛えることは、&br;健康にも繋がって心も引き締まるからな。&br; 俺の尊敬する家康様も……日頃から&br;鍛錬を欠かさず、お年を召されても&br;戦の場に立てるほどに健康であった。&br; 俺はといえば、&br;まだまだ若輩者の身であるし……&br;怠けている暇はないのさ。&br; それに……つい昨日、初めて&br;レジスタンスの作戦に参加したのだが……。&br; 世界帝軍の軍事力は予想以上だった。&br;幸いにも俺は絶対高貴に目覚めることが&br;でき、心銃で敵を圧倒できたが……。&br; 一瞬の油断が命取りになるような戦場だ。&br; 身体能力を高めることはもちろん、&br;より高貴に身を高めていかねば&br;我らに明日はないだろう。&br; より気を引き締めて、精進せねば……と、&br;改めて感じた次第である。&br; それにしても、レジスタンスの皆は&br;優しい者たちばかりだな。&br; 勝手がわからず迷惑をかけてしまったが、&br;誰も俺を責めることはなく……。&br; それどころか、初めて戦場に出た俺のことを&br;気遣ってくれたのだ。&br; 俺が絶対高貴に目覚めることができたのも、&br;彼らの存在が大きい。〇〇は、&br;本当に良い仲間を持っているな。&br; さて、そろそろ鍛錬を再開して……。&br; うん? 俺が素振りに使っているこの棒か、&br;これは物干し竿だ。&br; 竹刀がなかったので、近くにあった&br;物干し竿を使わせてもらっている。&br; 竹刀より扱いづらいが、&br;これはこれでいい鍛錬になるぞ。&br; よければ〇〇も、物干し竿を&br;振ってみないか? 共に鍛錬をしよう。 #endregion ***第3話:わびさびの心(親愛レベル5) [#zd305e9f] #region(ネタバレ注意) ああ、〇〇。&br;よく来てくれたな。&br;ヒデタダの隣に座ってくれ。&br; 今日は、これから皆で茶を飲むのだ。&br; 俺の国には、わびさびの心……&br;というものがあってな。&br; 異国にいても、わびさびの心を感じ精神を&br;落ち着けることで、己の高貴力を磨くこと&br;にも繋がるだろう……と思ったのだ。&br; 世界帝軍を相手にするためには、力だけ&br;ではなく、動じない心も必要だからな。&br; 〇〇も忙しい身ではあると&br;思うが、今は日頃の喧騒を忘れ、&br;共に静けさを感じよう。&br; さて、それでは早速茶を淹れるとするか。&br; 茶道はまず、抹茶をふるってお湯を注ぎ……&br;それから茶せんを使って茶を点てるの&br;だが……。&br; あいにく抹茶も茶道具もないので、ここは&br;ティーポットで紅茶をいただくことにした。&br; 紅茶の淹れ方は、事前にレジスタンスの&br;友から教わってきたぞ。&br; 彼らは異国からやってきた俺たちに、&br;いろいろなことを教えてくれる。初めて&br;知ることも多く、日々驚きの連続なのさ。&br; さて、そろそろ良い時間か?&br;カップに茶を注いでみよう。&br; ……ふむ、いい香りだな。&br;さあ、皆で茶を飲もうではないか。&br; これはティーカップだが、飲む際の作法は&br;茶道にのっとることにしよう。ティーカップ&br;を時計回りに2度回してから飲んでくれ。&br; …………。&br; ……うん、美味い。抹茶でなくても、&br;心の落ち着きとは万国共通……。&br; …………。&br; ……まぁ、本音を言えば、抹茶があるに&br;越したことはないが……&br;高望みすべきではないからな。&br; これはこれ、ということで……&br;ヒデタダ、片付けを頼むぞ。&br; うん…………。&br; 〇〇、よければ、&br;レジスタンスの皆とも、このように&br;茶を飲みたいと考えているところなのだ。&br; 我らは異国から来た身ゆえ、こちらのことを&br;もっと理解したいと思っていてな。&br; 紅茶のうまい淹れ方も、&br;彼らに教えてもらうことにしよう。 #endregion ***第4話:ファンの集い(親愛レベル8) [#f5383ed4] #region(ネタバレ注意) なんと非道な……。そのような世界帝軍の&br;仕打ち、よくぞ耐え抜いたな。&br; 君は若いのに、とても芯が強い。&br;レジスタンスの仲間として、&br;俺は心から誇りに思うぞ。&br; 君が笑顔でいられるような、&br;素敵な未来を……共に作っていこう。&br; うん? ああ、〇〇。&br;よく来てくれたな。&br; 先日話したように……レジスタンスの皆と&br;語らいながら、茶を飲んでいたところだ。&br; 彼らと話していると、世界帝が支配する世&br;への絶望が、ひしひしと伝わってくる……。&br; しかし、彼らはそのような状況においても、&br;希望を捨てずに戦っているのだ。&br; レジスタンスの人々は皆、&br;もちろん〇〇も、&br;素晴らしい勇気の持ち主たちだな。&br; しかし、気持ちでは勝っていても……&br;現実的な武力の差は縮まるものではない。&br; 世界帝軍と唯一戦うことのできる俺たち&br;貴銃士が……、たくさんの人々の、&br;どれほどの希望を背負っているか。&br; 俺は精進せねばならない……&br;この基地にいる、愛しき者たちのためにな。&br; ところで……宿舎には、&br;もう少し広い部屋はないのだろうか?&br; 俺たちと共に、わびさびを味わいたい……&br;と、集まってくれる者が増えてきてな。&br; 俺は皆の話を聞きたいと思っていたが……&br;逆に、我が国の文化を知りたいと&br;言ってくれてな。嬉しい限りだ。&br; それからは、毎日、多くの者と茶を飲む&br;ようになったが……あまりにも人が増えた&br;ため、この狭い部屋では入りきらなくてな。&br; ヒデタダが取りまとめを買って出てくれて、&br;数回に分けて行うようにしているが……。&br; そうか、食堂で行うという手もあったか。&br;次は食堂で開催するとしよう。&br; ……ふぅ。&br; 美味い紅茶を淹れられるようには&br;なったが……やはり、我が国の茶が&br;恋しいところだな。&br; といっても、異国の地でそれを望むのは、&br;やはり無理なのだろうか……。&br; なにっ……蚤の市……というところに、&br;あるかもしれないと?&br; これはいいことを聞いた……早速今度、&br;蚤の市に行ってみることにしよう。 #endregion ***第5話:蚤の市での出会い(親愛レベル11) [#uf331c42] #region(ネタバレ注意) マスター、これを見てくれ。&br;さきほど、蚤の市で手に入れてきたのだ。&br; 趣のある急須と湯呑みのセットに、&br;玉露だ……!&br; 本格的な茶道具はなかったが、&br;俺にはこれで十分さ。&br; ああ……心が安らぐ香りだ。&br;これも、マスターが蚤の市を&br;教えてくれたおかげだな……。&br; 本当に、ありがとう。&br;今度、お礼にこの玉露をご馳走させてくれ。&br; それにしても、蚤の市とはいろいろなものが&br;売られていて、まことに楽しかったぞ。&br; 見たことのない珍しいものを見つけたりも&br;してな……例えば、これなどすごいぞ。&br; 美しいアンティークの時計だ。&br;洒落ているだろう?&br; 家康さまもこのような時計を持っていたなあ、&br;と懐かしくなり……&br;思わず買ってしまったよ。&br; 俺に付き添ってヒデタダも来てくれたが……&br;ヒデタダは俺よりも楽しそうにしていたぞ。&br; ヒデタダはなんでも、&br;味噌作りに凝っているらしいからな。&br; 味噌を入れるカメを手に入れられて、&br;嬉しそうにしていたよ。&br; しかし、蚤の市での収穫は&br;それだけではない。物だけでなく、&br;多くの情報があふれていたのだ。&br; 考えてみれば、あれだけ人が集まる場所だ。&br;さまざまな情報も集まる場ということなの&br;だな。&br; うわさ話程度のものでも、&br;聞き流せないものもあったりしたし……&br; 世界帝軍の貴銃士にも、&br;マスターがいるらしい、など……&br;嘘か真かは、わからんが。&br; 今後の作戦遂行において、有益な&br;情報を手に入れられるかもしれない……&br;と思った次第だ。&br; それに、外の者たちと話すのも&br;なかなか楽しいぞ。多角的な視点から&br;物事を見ることは大事であるし。&br; これからは定期的に、&br;蚤の市に行くことにしよう。&br; 湯呑みの数も、&br;もっと揃えねばならないしな。 #endregion ***第6話:新たな発想(親愛レベル14) [#a7873331] #region(ネタバレ注意) ああ、マスター。いやなに&br;少し考え事をしていたところだ。&br; 次の作戦は、かなり大規模なものに&br;なりそうでな……。&br; 数を集めて敵の基地へ総攻撃を仕掛ける&br;方法もあるが、相手はあの世界帝軍だ。&br; 俺自身、日々の鍛錬で&br;高貴力を磨いてはいるものの……。&br; 今のままで果たして、作戦をやり遂げる&br;ことができるかは……正直、懸念がある。&br; それにこれから先の作戦の事も考えると、&br;できるだけこちらの損害は抑える必要が&br;あるし……。&br; ここは確実に基地を落とす方法を&br;考案したいところなのだ。&br; はて、どうしたものか……。&br; たとえば……一挙にこちらが&br;有利になれるような情報を手に入れて……。&br; ……なるほど。世界帝軍基地の地図を&br;手に入れてしまえば楽だが、&br;そのような重要機密を……。&br; ……いや、待てよ。可能かもしれないな。&br; つい先日、蚤の市でうわさに聞いた……&br;味噌の男……とやら、&br;使えるかもしれんな……。&br; 家康様も参謀と知略をめぐらし、&br;大坂の陣で勝利を確実なものにしていたし。&br; 何より、相手はあの世界帝軍だ。&br;俺も正攻法だけではなく、&br;使えるものは使わねばな……。&br; ん? ……ああ、いや。なんでもない。&br; マスターのおかげで、&br;ひとつ名案が閃いたのさ。&br; マスター。次の作戦……&br;もしかしたら、ある切り札を&br;手に入れられるかもしれん。&br; なぁに。心配はいらない。&br;俺は皆の勝利のために、力を尽くすだけだ。 #endregion ***第7話:裏取り引き(親愛レベル17) [#s1c322df] #region(ネタバレ注意) ……ひとりで来たな?&br;ああ、つけられてはいないようだな。&br; 軍に関わるものがいると聞いて、知人を通じ&br;こうして対面させてもらった次第だ。&br; あなたに頼みたいことがある。この先にある&br;世界帝軍基地の地図が欲しいのだ。&br; ははっ、そんなに怪しまないでくれ。俺は&br;レジスタンスなどではなく、ただの商人だ。&br; とある商談の材料に……&br;その基地の地図が、必要なのさ。&br; なんの商談か、と?&br;申し訳ないが、それは言えぬ。&br; まぁ……足の引っ張り合いは、&br;どの組織でもある話ということだ。&br; どうだ? 礼は弾むぞ。&br; ……そうか。首を縦に振ってはもらえぬか。&br; 仕方ない。あなたのために用意したこの味噌&br;は、後で味噌汁にしていただくとしよう。&br; うん? ああ、そうだ。味噌だ。&br;あなたが味噌好きだと聞いて、&br;特上のものを用意したのだが……。&br; ……何、それはまことか?&br;そうか、地図を用意してくれるか!&br; それはありがたい。もちろん、&br;この味噌はカメごと全部差し上げよう。&br; 作りての愛情がたっぷり詰まった味噌だ。&br;重いから気をつけるのだぞ。&br; さて、受け渡しは後日でよいか?&br;日時は、そうだな……3日後、&br;今日と同じ時間に同じ場所にしよう。&br; 見事地図を手に入れることができれば、&br;味噌をさらに持ってくるからな。&br; くれぐれも、他のものにばれぬよう頼むぞ。 #endregion ***第8話:作戦会議(親愛レベル21) [#d6f84655] #region(ネタバレ注意) なるほど、こうして補給線を&br;確保しているのか。&br;それでは、ここから侵入して……。&br; ああ、〇〇か。どうした?&br; ヒデタダの味噌? いや、俺は知らないな。&br;ヒデタダが探しているのか?&br; きっと、自分でどこかに置いたのを&br;忘れているのだろう。〇〇は&br;気にしないで大丈夫だと思うぞ。&br; ……これか? これは次の作戦で使用する&br;世界帝軍基地の地図だ。なぁに、&br;協力者を通じて手に入れただけのこと。&br; ちょうどいい。〇〇も共に、&br;次の作戦について話し合おうではないか。&br; まずはこの地図についてだが、&br;レジスタンスの皆の調査により&br;信憑性を確認した。&br; 敵の主力部隊は、この辺りに集結すると&br;考えていいだろう。こちらは二手に&br;分かれて、一方が補給線を断ち……。&br; ……という作戦案だ。うまくいけば、&br;一挙に敵を叩くことができるだろう。&br; いやなに、俺がすごいのではない。&br; 事前調査に協力してくれたレジスタンスの&br;皆や、情報を提供してくれた蚤の市の者達。&br; 皆の力がなければ、ここまでの作戦を&br;立てることはできなかっただろう。&br; 危険をかえりみず、&br;力を貸してくれるとは……&br;俺は本当に仲間に恵まれたと思っている。&br; さて、作戦を必ずや成功させるためにも。&br;今はできる限りのことをするとしよう。&br; 俺はひとつ用事を済ませてくる。&br;〇〇は、他の貴銃士にも&br;この作戦を説明してやってくれないか。&br; 頼んだぞ。 #endregion ***第9話:祝勝会にて(親愛レベル25) [#pc55e4f5] #region(ネタバレ注意) ああ、かたじけない。俺の分の&br;ローストビーフを持ってきてくれたのか。&br; ヒデタダが取りに行ってくれたのだが、&br;帰ってこなくてな……。また、ユキムラの&br;罠にでも嵌っているのだろうか?&br; それにしても、今日の作戦が成功して、&br;まことによかった。申し分のない&br;完勝と言える出来だったな。&br; 今夜は無礼講だ。〇〇も&br;思う存分、羽目を外すといい。&br; 全く損害を出すことなく勝利することが&br;できたのは、あの地図の力が大きいだろう。&br; いや……〇〇は俺のことを&br;褒めてくれるが、あれを入手できたのは&br;あなたの助言があったからこそ。&br; あの助言がなければ、苦戦したかも&br;しれず……勝利できていたかも疑わしい。&br; 〇〇には、&br;本当に感謝をしているぞ。ありがとう。&br; それに、感謝をしているのは、&br;〇〇にだけではない。レジス&br;タンスの皆にも、心から感謝しているのだ。&br; 遠い異国の地からやってきた俺を、&br;レジスタンスの皆はこころよく&br;受け入れてくれた。&br; 皆と共に過ごし、共に戦い……&br;今では、確かな絆を感じている。&br; 今日の作戦成功は、その絆の表れ……&br;と言えるものだ。&br; 皆となら、平和な世界を築けると&br;信じている。俺は……貴銃士として&br;この場にいられることを、誇りに思うよ。&br; 〇〇、これから先も、&br;共に支え合い歩んでいこう。&br; ……うん、ローストビーフというのは、&br;なかなかに美味いなぁ。&br; このような機会でなければ&br;めったに食べられないものだし……&br;ヒデタダにも食わせてやらねば。&br; ちょっと、ヒデタダを探しに行ってくる。 #endregion ***第10話:ふたりきりのお茶会(親愛レベル30) [#m9e8d7e3] #region(ネタバレ注意) 〇〇。よく来てくれたな。&br; そこに正座をして待っていてくれ。&br;今、茶の用意をする。&br; ああ、今日は他の者達はいない。&br;〇〇とふたりでくつろぎ&br;たかったから、遠慮してもらったのだ。&br; 先日手に入れた急須で、このように&br;蓋を押さえ、湯呑みに注ぐと……。&br; さぁ、これが玉露だ。&br;若草のような、綺麗な色だろう。&br; 早速いただくとするか。&br; …………。&br; …………ああ…………。&br; …………美味い…………。&br; やはり、慣れ親しんだ味というのは、&br;格別だな……。&br; いや、共にいるのが〇〇&br;だから、これほどまでに心が落ち着くの&br;かもしれないな。&br; 〇〇……最近はいろいろと&br;忙しくしているそうだが、大丈夫か?&br; いささか自信を失くしているようだが、&br;〇〇は真面目で立派なお方だ。&br; 俺はそんな〇〇のことを&br;好ましく思っている。&br; いや、好ましく思うだけではないな。&br;〇〇には感謝しても&br;しきれないほどの恩があるのだ。&br; 貴銃士として姿を得て、士道をまっとうする&br;ことができるのは、他でもない&br;〇〇がいたからこそ。&br; 最初は、何もかも違う異国の地で、&br;士道をまっとうできるのかと&br;悩んだこともあったが……。&br; しかし、それは杞憂に終わったな。&br;こうして立派な貴銃士になれたのだから。&br; 今では、皆の力になれるのが嬉しいのだ。&br; もちろん、一番力になりたいのは&br;〇〇、あなただ。&br; 世界帝軍を前にしても決して折れぬあなたの&br;姿は、どこか家康様を思い出させる。&br;その姿は何よりも美しく、尊いものだ。&br; 俺はそんなあなたの剣となり、&br;盾となりたいと思っている。&br;どうか末永く仕えさせてくれ。&br; 何かつまづくことがあれば、&br;その時はまたふたりきりで茶会を開こう。&br; こうして静かにお茶を飲むだけでも、&br;心が洗練されるのだからな。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#episode_medal] ***不覚の極み([[勇武の貴銃士−I>カード/イエヤス/★3 勇武の貴銃士−I]]) [#a0fd15e8] #region(ネタバレ注意) |ヒデタダ|大御所様、お疲れ様でございます。&br;本日も素晴らしいご活躍であったと&br;伺いました。| |イエヤス|ふ……俺だけの手柄ではないさ。| |イエヤス|今日の勝利は、俺を支えてくれた&br;レジスタンスの皆があってこそだ。| |ヒデタダ|ああ、なんと謙虚でいらっしゃる……。&br;さすがは大御所様にございます!| |ヒデタダ|このヒデタダも、大御所様の勇姿を&br;この目で見とうございました……。| |ヒデタダ|道中で世界帝軍に出くわし遅参するなど、&br;不覚の極み……!| |ユキムラ|あはは! お前、ホントどんくさいよなー。| |ヒデタダ|くぅ……! お、おのれユキムラっ……!| |イエヤス|まあまあ、ふたりとも。&br;まずは作戦の成功を喜ぼう。&br;茶でも淹れて、ひと息つこうではないか。| |ヒデタダ|お、大御所様ぁ……!&br;ありがたき幸せにございまする!| |イエヤス|はっはっは。では、参ろうか。| #endregion //---------- ***栄誉と責任([[勇武の貴銃士−II>カード/イエヤス/★3 勇武の貴銃士−II]]) [#p2060391] #region(ネタバレ注意) 〇〇、&br;今一度、勲章の礼を言わせてほしい。&br; こたびの栄誉を受けて……&br;俺は改めて、身が引き締まる思いだ。&br; この勲章は、〇〇に&br;その武功を認められた証なのだろう?&br; ……栄誉に浴す者は、&br;それ相応の責任を負う。&br; レジスタンスの皆が、&br;貴銃士たる俺に寄せる期待は、&br;今以上となるだろう。&br; さすれば……&br;武士として、その期待に応えんと努力するは&br;必定というわけさ。&br; ……もちろん、〇〇の&br;期待にも、応えたいと思っている。&br; 俺は家康様に比べれば、&br;まだまだ若輩の身ではあるが……。&br; 〇〇の力となれるよう、&br;より一層励んでゆく。&br; そしていずれば世界帝を廃し……&br;家康様がなされたように、&br;長い太平の世を共に築こう。 #endregion //---------- ***新しい趣味([[将軍の威容>カード/イエヤス/★4 将軍の威容]]) [#t99f0198] #region(ネタバレ注意) 〇〇、少々いいだろうか?&br;ヒデタダのことなのだが……。&br; 最近あまり調子が良くないようでな。&br;どうも、胃腸を痛めているらしい。&br; こちらの生活に不慣れなのが&br;祟ったのだろう。&br;……いたわしい話だ。&br; そこで、俺も考えたのだ。&br;今日は休日で、&br;時間もたっぷりあることだし……。&br; 家康様に倣って、&br;俺も薬など煎じてみようかと。&br; レジスタンスの友に聞いたのだが、&br;この地の植物にも、&br;薬になるものがあるらしいのでな。&br; 詳しい者に良い場所を教えてもらい、&br;薬草は手に入れたのだが……&br;問題は道具だ。&br; ああいった道具を買い揃えるのは、&br;なかなか骨が折れそうだが……。&br; 貸す? ……ああ、そうか。&br;あなたはメディックであるからな。&br; 考えてみれば、&br;持っているのは当然のことか。&br; ありがとう、〇〇。&br;では、お言葉に甘えて拝借しよう。&br;早速取り掛からねばな。 #endregion //---------- ***良薬の証([[将軍の威容>カード/イエヤス/★4 将軍の威容]]) [#a4a59e07] #region(ネタバレ注意) |イエヤス|おお、〇〇に&br;ヒデタダ、いいところに。&br;先ほど、薬が完成したのだ。| |ヒデタダ|薬ですと!?&br;大御所様、どこかお体が……!?| |イエヤス|いやいや、これはヒデタダのものだ。&br;最近、胃腸を悪くしていただろう?| |ヒデタダ|な、なんと! 私のために……!?&br;くっ……ヒデタダ、感激にございますぅ!| |イエヤス|はっはっは。さっそく、飲んでみてくれ。| |ヒデタダ|はっ、頂戴いたしまする……ぐ、ぐぅ!?| |イエヤス|どうだ? 薬効あること間違いなしと、&br;先達のお墨付きも得たのだが……。| |ヒデタダ|にがっ……い、いえ!&br;大変……身体に良い味がいたします!&br;五臓六腑に染みわたりまするな!!| |イエヤス|そうか……それはよかった。&br;薬草はまだたくさんあるからな。&br;これから毎日煎じてやろう。| |ヒデタダ|う、ぐ……有り難きっ……幸せ……!| #endregion //---------- ***慰労の旅へ([[凛として歩む士道>カード/イエヤス/★5 凛として歩む士道]]) [#x199bd2f] #region(ネタバレ注意) 〇〇、&br;このたび賜った休暇だが……&br;ヒデタダと共に、旅行をしようと思うのだ。&br; あいつには、いつも気苦労を&br;かけているからな。&br;これを機会に、骨休めをさせてやりたい。&br; そこで……〇〇も&br;一緒にどうだろうか?&br; あなたは俺たちのため、&br;日々力を尽くしてくれる……。&br;慰労を兼ねて、ぜひ共に来てほしい。&br; そうか、来てくれるか。ありがとう。&br;これは楽しい旅行になりそうだ。&br; ん?&br;ああ……、ユキムラには声を掛けていない。&br; あいつは、俺のことを&br;目の敵にしているからなあ。&br;俺が誘っても、嫌がるだろう。&br; ヒデタダも、ユキムラの前では&br;気を張るようだから……ああ、そうだ。&br; そういえば、ヒデタダは以前より、&br;温泉に入りたいと零していたな……。&br; 〇〇、&br;この地にも温泉はあるのだろうか?&br; ほう……あるのか。&br;ありがとう、〇〇。&br;きっと、ヒデタダも喜ぶだろう。 #endregion //---------- ***好きなタイプ……?([[凛として歩む士道>カード/イエヤス/★5 凛として歩む士道]]) [#ue064e13] #region(ネタバレ注意) |ユキムラ|ああっ!&br;おーい! おいおい!&br;見ろよヒデタダ!| |ヒデタダ|ええい、騒がしい!&br;図々しくも大御所様のご旅行に&br;割り込んできた分際で……。| |ユキムラ|イエヤスのやつ、&br;美人にすっげー囲まれてるぞ!?| |ヒデタダ|……なんですと!?| |イエヤス|ああ……いや、ははは。&br;お誘いはありがたいが、&br;連れがいるのでな……。| |ヒデタダ|あのおなごたち……&br;大御所様に気安く触れるとは、&br;なんと無礼な!| |ヒデタダ|しかし、不躾な者どもにも&br;寛容に接されております……。| |ヒデタダ|さすがは大御所様、&br;貴銃士としての器が違いまするな!| |ユキムラ|へー、あいつ、&br;若い女にも興味あるんだなー!&br;人妻じゃないとダメかと思ってたぜ。| |ヒデタダ|な!? な、なな何を言っておるのですか!&br;〇〇殿の前で!| |イエヤス|……いや、まいった。&br;こちらの女性は、積極的な方が多いのだな。| |イエヤス|ん? どうしたのだ、ヒデタダ。&br;目を白黒させて。| |ユキムラ|イエヤスは若い女が好きなのか、&br;人妻が好きなのかって話してたんだ。| |ヒデタダ|ちっ、違います大御所様!&br;それはユキムラめが勝手に……!| |イエヤス|ん……? 俺は、女性は皆&br;大切にしたいと思っているぞ。| #endregion //---------- ***今、この時を([[凛として歩む士道>カード/イエヤス/★5 凛として歩む士道]]) [#o85415de] #region(ネタバレ注意) ……ああ、〇〇。&br;とても良い食事だったな。&br; この店も、今夜泊まる宿も……。&br; レジスタンスに賛同する者たちが、&br;都合を付けてくれたのだと聞いている。&br; 世界帝と戦う我々に、&br;ひと時のやすらぎを……と、&br;計らってくれたのだろう。&br; なんとも有り難いことだ。&br;俺たちは、彼らの想いに&br;応えなければならないな。&br; 〇〇……&br;俺はこの旅行を通じて、改めて決意した。&br; 必ずや、世界帝を倒そう。&br;俺たちならば、&br;きっと成し遂げることができるさ。&br; 世界帝を倒したあとも、&br;この旅行のように……穏やかな時間を、&br;あなたと共に過ごせるとよいのだが。&br; ふ……いや、先のことを考えるのはよそう。&br; 今は、この時を楽しみたい。&br;〇〇とふたりで過ごす、&br;この時を……。 #endregion //---------- ***([[美しき夜桜>カード/イエヤス/★5 美しき夜桜]]) [#qddfcc94] #region(ネタバレ注意) #endregion //---------- ***([[美しき夜桜>カード/イエヤス/★5 美しき夜桜]]) [#p9e93367] #region(ネタバレ注意) #endregion //---------- ***([[美しき夜桜>カード/イエヤス/★5 美しき夜桜]]) [#r8b547da] #region(ネタバレ注意) #endregion //---------- ***その信頼に感謝を([[いざ勝鬨を>カード/イエヤス/★5 いざ勝鬨を]]) [#bd28abb2] #region(ネタバレ注意) 〇〇。&br;先の作戦では、メディックとして&br;俺たちを支えてくれたこと、感謝する。 ……いや、今回に限った話ではない。&br;俺たちはいつも、&br;あなたに支えられているな。&br; 改めて礼を言わせてくれ。&br;……ありがとう、〇〇。&br; しかし、こたびの作戦では……&br;ヒデタダはギリギリ間に合ったものの、&br;皆には心労をかけたことを謝りたい。&br; もし作戦が失敗すれば、仲間たちは&br;……考えるのもおぞましい事態と&br;なっていただろう。&br; 俺もヒデタダも、銃としてこそ&br;数百年の歴史があるが、&br;貴銃士としては若輩の身。&br; 恭遠と〇〇が&br;作戦の重要な局面を委ねてくれたことは、&br;とても名誉なことであったが……。&br; 常に気を引き締めて臨まねば、&br;と改めて心に刻んだ次第だ。&br; レジスタンスが目指す世界の実現まで、&br;道のりはまだ遠いが……。&br; いつか来るその日を、&br;あなたと共に迎えられるよう願い……&br;これからも、力を尽くそう。 #endregion //---------- ***期待に応えて([[相棒と風を切り>カード/イエヤス/★5 相棒と風を切り]]) [#uc4425dc] #region(ネタバレ注意) |ヒデタダ|ああ、大御所様……!&br;さすがは大御所様にございます!!| |ヒデタダ|貴銃士の鑑、&br;皆が手本とすべきお方ですからなっ!&br;この抜擢も当然と言えましょう!| |イエヤス|ヒデタダ……、&br;それは大袈裟であろう。| |ヒデタダ|何をおっしゃいます、&br;大袈裟などということは&br;決してございませぬ!| |ヒデタダ|……ああ、〇〇殿!&br;よいところにいらした。お聞きくだされ!| |ヒデタダ|大御所様が『月刊のーぶる』の表紙に&br;抜擢されたのです!| |ヒデタダ|これまでも度々、&br;大御所様の特集がございましたが、&br;此度は表紙!| |ヒデタダ|表紙とはすなわち、雑誌の顔!&br;これは、&br;まこと素晴らしきことにござりまする……!| |ヒデタダ|かくなる上は、&br;読む用、保存用、予備の3冊……。| |ヒデタダ|いえ、観賞用にもう1冊!&br;4冊は入手したいものです。| |イエヤス|……雑誌にも、&br;いろいろな用途があるのだな……。| |ヒデタダ|もちろんでございます!&br;……はっ! 他の者たちにも&br;この件を知らせねばなりませぬな!| |イエヤス|はは……ヒデタダは元気だな。&br;さっきからずっとあの調子なのだ。| |イエヤス|〇〇、&br;そういうわけで、&br;近々取材に赴くことになる。| |イエヤス|何度か載ったことがあるのだが、&br;その度に各地のレジスタンスや&br;支援者の皆から文を貰っていてな。| |イエヤス|雑誌を楽しみにしている、&br;元気をもらっている……と&br;言ってくれる者も少なくないのだ。| |イエヤス|大事な雑誌の表紙となれば、&br;責任は重大……。| |イエヤス|皆の期待に沿えるよう、&br;精一杯に努めるとしよう。| #endregion ***新しい友([[相棒と風を切り>カード/イエヤス/★5 相棒と風を切り]]) [#yb886d0f] #region(ネタバレ注意) |記者|ご足労いただきありがとうございます!&br;『月刊NOBLE』の取材です、&br;よろしくお願いいたします。| |イエヤス|ああ。&br;こちらこそ、よろしく頼む。| |記者|お写真はこれまで何度も&br;掲載させていただきましたが、&br;単独インタビューは初ですね。| |記者|まずは、こちらでの生活について&br;お聞かせください!| |イエヤス|そうだな……&br;慣れないこともあるが、新しい文化に&br;触れるのは、新鮮で良いものだ。| |イエヤス|基地の皆もとても親切で、&br;日々楽しく過ごしているよ。| |記者|作戦がない日など&br;余暇の時間はいかがでしょうか?| |イエヤス|〇〇や詳しいものに教わり、&br;薬学を学んでみたり、&br;薬を煎じたりすることもある。| |イエヤス|それから近頃は、&br;鷹匠をしている者とも知り合ってな。| |イエヤス|かねてより鷹狩に興味があったゆえ、&br;彼に教えを請うているところだ。| |イエヤス|鷹狩は、獲物を得られるだけでなく、&br;鳥獣を払うことにも繋がるからな。| |イエヤス|まだまだ鍛錬中の身ではあるが……&br;農作をしている者たちの&br;助けになればとも思っている。| |記者|作戦だけでなく、さまざまな面で&br;皆さんを支えてらっしゃるのですね……!| |記者|それでは、&br;いつものように鷹狩をなさっている姿を&br;撮らせていただきます!| |イエヤス|うむ。&br;……では、参ろうか。今日も頼んだぞ。| |イエヤス|さて、獲物は……&br;ん? あちらが怪しいか。| |イエヤス|よし──行け!| #endregion ***挑戦する心を([[相棒と風を切り>カード/イエヤス/★5 相棒と風を切り]]) [#m00c304e] #region(ネタバレ注意) 〇〇、少しいいだろうか。&br;森で図鑑にない植物を見つけてな。&br; あなたなら、&br;これが何かわかるだろうか?&br; ……ん?&br;それは『月刊NOBLE』か。&br;あなたも読んでいるのだったな。&br; 嬉しいが……&br;はは、そう熱心に読まれると、&br;少しばかり気恥ずかしい。&br; 取材か? そうだな……&br;日々の過ごし方のことを話した。&br; 鍛錬をしたり、薬について学んだり、&br;鷹狩をしたり……。&br; 近頃は戦いや作戦に限らず、&br;新たなこともいろいろとできるように&br;なってきた。嬉しいものだ。&br; ……ああ、そうだった。&br;この植物について聞きに来たのだった。&br; ほう……何やら独特な香りがするから&br;そうではないかと思っていたが、&br;やはり薬草の類か。&br; ありがとう、〇〇。&br;あなたのおかげで、薬にはずいぶんと&br;詳しくなってきたように思う。&br; 今後もいろいろなことを学び、&br;挑戦していきたいものだ。&br; あなたや皆の力に、&br;少しでもなれるように……な。 #endregion //---------- ***似て非なるもの([[癒しへの誘い>カード/イエヤス/★5 癒しへの誘い]]) [#udf3bbf4] #region(ネタバレ注意) 〇〇。&br;ただいま戻った。&br; 今日の作戦も無事成功した。&br;小規模なものだが、&br;万事抜かりなく進んだよ。&br; それより、あなたは……&br;先日の傷は、もう完治したのか?&br; ……そうか。&br;それならばよかった。&br; ん? 俺たちはもう大丈夫だ。&br;他の皆も、すっかりもとの調子を&br;取り戻しているよ。&br; むしろ、以前より&br;身体が軽くなったような気さえする。&br;湯治のおかげだろうか。&br; 俺たちは人ではないが、人の姿をしている&br;以上、同じように日々の疲労というものも&br;蓄積していくのかもしれないな。&br; まして、&br;紛れもなく人であるあなたの負担は&br;どれほどか……。&br; なあ、〇〇。&br;あなたは自己を顧みることなく&br;人に尽くすことのできる人だ。&br; だが……&br;どうか、御身を大事にしてくれ。&br;あなたは俺たちの、唯一の人なのだからな。&br; ……そうだ。&br;家康様のように、&br;我々もたまに湯治に通ってはどうだろうか。&br; ヒデタダはずいぶんと気に入って、&br;あの山を去る際も、口には出さぬが&br;名残惜しそうにしていたし……。&br; 温泉に入ったことがない者たちも誘って、&br;出かけるとしようか。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **日常 [#episode_daily] ***いつもの攻防 [#q216295c] #region(ネタバレ注意) 発生場所:作戦室付近 |ユキムラ|イーエーヤースーー!| |イエヤス|ははは、ユキムラは今日も元気だな。| |イエヤス|……おっと。| |ユキムラ|イエヤス!&br;今日こそ、かの日の決着をつけよう!&br;正々堂々、俺と戦えっ!| |イエヤス|そう言われてもな……ああ、そうだ。| |イエヤス|ユキムラ、今朝の朝食はなんだったか、&br;覚えているか?| |ユキムラ|はぁ? さっき食ったばっかだろ。&br;今日の朝メシは……あれ? なんだっけ?| |イエヤス|俺も、あとひと息というところまで&br;出かかっているのだが……うーむ。| |ユキムラ|えーっと、えっとなぁ……。| |ユキムラ|あ、思い出した!&br;しちゅーっていう、こっちの食いモンだ。&br;あれ、うまかったなあ。| |イエヤス|おお、そうだそうだ!&br;いや、すっきりした。ユキムラ、恩に着る。| |ユキムラ|おう! じゃーな!| |ユキムラ|……って、ちげーよ!&br;話は終わってないぞっ。待て待てー!| #endregion ***自慢の右腕 [#h9eeeb8f] #region(ネタバレ注意) 発生場所:食堂付近 |ヒデタダ|大御所様! 大御所様ー!!&br;ご覧ください!| |ヒデタダ|このヒデタダ、基地の食堂をお借りし……&br;完璧な天ぷらを揚げることに&br;成功いたしました!| |イエヤス|おお、これは凄いな。さつまいもに、&br;にんじんの葉に……こっちは、白身魚か?| |ヒデタダ|はい! ヒデタダの自信作にございます。&br;大御所様に、ぜひ食して頂きたく!| |イエヤス|ありがとう、美味しくいただくとしよう。&br;……おや? これは、まさか……。| |ヒデタダ|流石は大御所様!&br;お気付きになられましたか。| |イエヤス|……抹茶塩か。この地で手に入れるのは、&br;大変だったろう?| |イエヤス|ヒデタダほど、俺のことを考えてくれる右腕&br;はいないだろう。俺は果報者だな……。| |ヒデタダ|お、大御所様……! そのお言葉だけで……&br;ヒデタダは、寿命が百年は伸びた心地に&br;ございますっ!| #endregion ***罠にかかるのは…… [#n13f1db9] #region(ネタバレ注意) 発生場所:井戸付近 |ヒデタダ|ハッ! 大御所様、お待ちくだされ!&br;お足元に、罠が仕掛けられておりまする!| |イエヤス|この落とし穴のことか?&br;はは、ユキムラも懲りない奴だ。| |ヒデタダ|笑い事ではございませぬ!&br;あの不届き者めが……。| |ユキムラ|くっそー! また見破られたっ!!| |ユキムラ|こーなったら、作戦変更だ!&br;とにかく、落とし穴に落とせば俺の勝ち!| |ユキムラ|イエヤス、覚悟……でやーー!| |ヒデタダ|危ないっ大御所様! ……あああーっ!!| |ユキムラ|あれ? ……ヒデタダ〜、邪魔すんなよー!| |イエヤス|ヒデタダ、大事ないか?&br;怪我は……ああ、よかった。なさそうだな。| |イエヤス|ほら、引き上げてやろう。&br;えいやっ……と……!&br;ヒデタダ、見た目によらず重いな……。| |ヒデタダ|ううう……申し訳ございませぬ、&br;大御所様っ……!| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *グッズ [#item] [[イエヤスのグッズ>https://amzn.to/2MJzTdA]] //--------------------------------------------------- //*メモ・雑記 //あれば //--------------------------------------------------- *コメント [#comment] #pcomment(./コメント,reply,10) &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する