キャラクター/ラップ の編集 Top > キャラクター > ラップ ***盾([[手負いの獅子>カード/ラップ/★5 手負いの獅子]]) [#yedf670a] #region(ネタバレ注意) |ナポレオン|シャルル、戦況はどうだ!?| |シャルルヴィル|南側が押され気味でちょっと危ないかも。&br;……俺、援護に行ってきます!| |ナポレオン|うむ。任せたぞシャルルヴィル。| |シャルルヴィル|Oui♪ お任せを、ナポレオンさん。&br;それじゃあ、〇〇、&br;またあとでね。| |ラップ|ナポレオン陛下、只今戻りました。| |ラップ|正門の攻略は順調に進んでおり、&br;もう間もなく突破できるかと。&br;陛下も前進なさいますか?| |ナポレオン|無論だとも!&br;指揮官たる余が前線に行けば、&br;一層の猛攻ができよう!| |ナポレオン|〇〇、君は負傷兵とともに&br;あちらで待機して──| |ラップ|──!&br;〇〇! 陛下っ!!| |ラップ|くっ……!| |ナポレオン|ラップ!&br;〇〇、君は大事ないか!?&br;急ぎラップの手当てを頼む!| |ラップ|いえ……、これしき、私は平気です。&br;それより、おふたり、は……。| |ナポレオン|ラップ! おい、ラーップ!!| #endregion //---------- ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える &aname(top); &attachref(./06rapp.png,nolink, ,100x249); CV:羽多野渉 &size(18){''……ほら陛下、マスターの邪魔ですよ。''}; //--------------------------------------------------- #contents //--------------------------------------------------- *プロフィール [#prof] 皇帝ナポレオンがラップ将軍へ贈ったフリントロック式の銃 |~所属グループ|ナポレオン| |~身長|183cm| |~体重|72kg| |~趣味|乗馬| |~好きなもの|ハンバーグ| |~攻撃回数|1| |~キャラクターソング|vaincre ou mourir 〜誇り高きナイトメア〜| //--------------------------------------------------- *カード [#card] |~カード名|~レア度|~属性| |[[瞭然たる勝利>カード/ラップ/★5 瞭然たる勝利]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[大切な存在のため>カード/ラップ/★5 大切な存在のため]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[穏やかな演奏会>カード/ラップ/★5 穏やかな演奏会]]|★★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[夜空に咲く花の下で>カード/ラップ/★5 夜空に咲く花の下で]]|★★★★★|&color(red){赤};| |[[手負いの獅子>カード/ラップ/★5 手負いの獅子]]|★★★★★|&color(blue){青};| |[[勇猛果敢な戦士>カード/ラップ/★4 勇猛果敢な戦士]]|★★★★|&color(darkorange){黄};| |[[武勇を我が手に>カード/ラップ/★4 武勇を我が手に]]|★★★★|&color(red){赤};| |[[トナカイに懐かれて>カード/ラップ/★4 トナカイに懐かれて]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[敏腕エリートのプレゼン>カード/ラップ/★4 敏腕エリートのプレゼン]]|★★★★|&color(blue){青};| |[[冷静沈着な貴銃士−I>カード/ラップ/★3 冷静沈着な貴銃士−I]]|★★★|&color(blue){青};| |[[冷静沈着な貴銃士−II>カード/ラップ/★3 冷静沈着な貴銃士−II]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[凛々しく>カード/ラップ/★3 凛々しく]]|★★★|&color(darkorange){黄};| |[[貴銃士−I>カード/ラップ/貴銃士−I]]|★★|&color(darkorange){黄};| |[[貴銃士−II>カード/ラップ/貴銃士−II]]|★★|&color(blue){青};| |[[貴銃士−III>カード/ラップ/貴銃士−III]]|★★|&color(red){赤};| //レアリティ>実装順(旧→新)の並びで記載 //&color(red){赤}; &color(blue){青}; &color(darkorange){黄}; &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *自己紹介 [#introduction] 私のことは、ラップとお呼びください。 フランスの皇帝ナポレオンが、彼の副官ラップ将軍に贈った褒章……それが私ですから。 将軍に負けぬ、勇ましい働きをお約束しますよ。 それにしても、貴銃士ナポレオンが、まさかあのようなことになっているとは…… 私はどうやら、ナポレオン陛下のお世話をすることになりそうですね。 //--------------------------------------------------- *銃 [#gun] ジャン・ラップは皇帝ナポレオンの副官として10年以上仕えたフランスの将軍。 当時功績を挙げた将校に対し武器などの褒賞を贈る慣例があり、 この銃はその一例である。 全体に金銀による華麗な装飾が施され、 ストックには馬の意匠が刻まれている。 これはラップ将軍がアルザス地方出身であり、 『Rapp』がドイツ語で『黒い馬』を意味することに由来している。 //--------------------------------------------------- *絶対高貴 [#noble] |~開放できる貴銃士ランク|1| |~開放に必要なエピソード|第1話:優秀な副官| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *セリフ [#talk] **日常 [#talk_daily] |~初対面の挨拶| |私は、皇帝ナポレオン陛下より&br;副官であるラップ将軍へと贈られた銃です。&br;将軍の名にかけて……あなたに、勝利を。| |>|~マイページ会話| |~1|陛下の居場所をご存じありませんか?&br;朝から姿が見えないのです。| |~2|酒は遠慮しております。&br;……言っておきますが、&br;弱いわけではありませんよ。| |~3|基地の周りを散歩してきました。&br;特筆すべきものはありませんでしたが&br;ぶらつくには良いところですね。| |~ひとこと| |……ほら陛下、マスターの邪魔ですよ。| |~レベルアップ| |もっと、もっと前線に……!&br;そして奴らを&br;完膚なきまで打ちのめすのだ!| |~勲章授与のお礼| |この上ない名誉ですね。&br;頂いた勲章の輝きに恥じぬよう&br;いっそう勇ましく戦いましょう。| |~基地でのお誘い| |……マスターさえよければ、&br;少し、お時間を頂戴しても?&br;無論、ふたりだけで。| |>|~衛生室| |~回復依頼|傷は男の勲章と言いますでしょう?&br;この程度、どうということはありません。| |~回復お礼|これが、陛下の言う&br;『リフレッシュ』でしょうか。&br;……なかなかよいものですね。| |~全快お礼|ご助力、感謝いたします。| |>|~基地あいさつ| |~1|私に御用ですか? それとも陛下に?| |~2|ああ、陛下がまた私をお呼びのようですね。&br;失礼します、マスター。| |>|~基地あいさつ(親愛Lv高)| |~1|マスター、聞いていただきたい。&br;さすがの私も、&br;頭を痛めておりまして……。| |~2|陛下が、シャンパン風呂に入りたいと&br;駄々をこねるのです。&br;まったく、どうしようもありませんね。| &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **バトル [#talk_battle] |~戦闘開始|高貴に戦え! Be noble!| |~とどめを刺す|我らに完全な勝利を!| |>|~バトル:回復お礼| |~1|こんなのかすり傷ですよ。&br;しかし……助かりました!| |~2([[武勇を我が手に>カード/ラップ/★4 武勇を我が手に]])|私が、前線で戦い続けられるのは&br;……マスターのおかげなのでしょうね。 | |~バトル:回復お願い|この程度の傷、&br;私はまだ戦える!| |~絶対高貴発動|無論、私は勝つ!| |~心銃発動|獅子の一撃に&br;ひれ伏せ!| |~仲間を庇う|一瞬の隙が命取りだぞ!| |~バトル:勝利|これで陛下に&br;良い報告ができます。| |~バトル:敗北|申し訳ありません、&br;陛下……!| |~戦闘不能|……無念……ッ!!| &aname(top);上へ戻る //--------------------------------------------------- **勲章 [#talk_medal] |~甘い言葉([[武勇を我が手に>カード/ラップ/★4 武勇を我が手に]])|私のことを、こんなにも振り回せるのは&br;陛下とマスターくらいですよ。 | |~優しい言葉([[瞭然たる勝利>カード/ラップ/★5 瞭然たる勝利]])|マスターのために戦っていると思えば&br;一歩でも前へ進みたくなるものですよ。| **期間限定 [#limited_time] |~ハロウィン 1|お菓子を差し上げますから、くれぐれも&br;イタズラなどはお控えくださいね?| |~ハロウィン 2|ニコラとノエルが、妙におとなしいのです。&br;まだ、警戒を解くわけにはいきませんね。| |~ハロウィン(基地)|マスターも、お菓子をご所望で?| |~クリスマス 1|クリスマスまで、陛下のお世話とは。&br;……まあ、仕方ありませんね。| |~クリスマス 2|| |~クリスマス(基地)|| &aname(top);上へ戻る //--------------------------------------------------- *エピソード [#episode] **親愛 [#episode_affection] ***第1話:優秀な副官(親愛レベル1) [#gbfcac47] #region(ネタバレ注意) 初めまして、マスター。&br;私のことは、ラップとお呼びください。&br; 皇帝ナポレオンから、&br;副官であるラップ将軍へと贈られた銃……&br;それが私ですので。&br; 皇帝の仕事量はすさまじく、&br;彼についていける人物は限られていた&br;そうですが……。&br; そんな皇帝の副官を10年間務めたのが、&br;ラップ将軍であったのです。&br; 貴銃士となり、&br;将軍の名を貰い受けた私ですが……。&br; ……はぁ、やれやれ。&br;これも何かの縁でしょうか。&br; この基地で私も『ナポレオン陛下』の&br;お世話をすることになりそうですね。&br; 貴銃士ナポレオン……彼は自身を、&br;ナポレオン・ボナパルトそのものだと&br;思っているようです。&br; そして私のことも、&br;ラップ将軍その人だと思い込んでいる様子。&br; ふん……あのナポレオン陛下は、&br;人の話を聞きませんからね。&br; しばらくは彼の言う通り、&br;副官のラップ将軍として振る舞うのも&br;よいでしょう。&br; あの尊大な勘違い貴銃士に付き合うのは、&br;癪ですが……。&br; 副官という立場は、なかなかどうして、&br;しっくりくる……そんな気もしますからね。&br; それに、彼の副官……つまり軍人として&br;扱われるのは、私にとっても好都合。&br; 私は貴銃士である己を、&br;軍人であると自負していますので。&br; 軍人の務めは、強くあること……。&br; 貴銃士が強くなるには、高貴さを磨き、&br;絶対高貴というものに目覚める必要が&br;あるそうですね?&br; ならば私は、レジスタンスの活動を通して、&br;功績を上げることにします。&br; それこそ、軍人である私にとっては、&br;高貴な行いですからね。&br; ラップ将軍のごとく、&br;勇ましく戦いましょう。&br;マスター、それで問題ありませんね? #endregion ***第2話:24の傷を持つ男(親愛レベル3) [#o8a57542] #region(ネタバレ注意) マスター、ただいま帰還いたしました。&br; ご心配なく。&br;作戦は、無事に成功しましたよ。&br; 私も作戦に参加し、&br;功績を上げることができました。&br; 絶対高貴、というのでしたか。&br;その力に目覚めたのも、&br;私にとっては大きな収穫です。&br; これでまた軍人として、貴銃士として、&br;全身できたと言えるでしょう。&br; 無論、多少の傷は負いましたが……え?&br; ……いえ、マスター。治療は結構。&br; 傷は男の勲章と言いますでしょう。&br;戦場での傷は、軍人の誇りですので。&br; ラップ将軍も、勇猛果敢という言葉&br;そのものであると言われた方で……。&br; 身体には、&br;戦場で負った24もの傷があったのです。&br; しかし……そうですね。&br;いかに傷が軍人の誇りだと言えど……。&br; 今日のような、軽い戦闘で&br;怪我をしてしまうなど、&br;身体がなまっている証拠かもしれません。&br; 今後の作戦に支障をきたさないよう、&br;もっと鍛錬を積まなければ……。&br; ふむ、それではマスター、&br;私はこれにて失礼しますよ。&br; たった今、大切な用事ができましたので。 #endregion ***第3話:ネズミ退治(親愛レベル5) [#z584bbcf] #region(ネタバレ注意) ……おや、マスター。&br;あなたも、支援物資を受け取りに?&br; 焦らずとも、こちらの大きな木箱は……。&br; 私とレジスタンスの男たちで、&br;食堂まで運びますので。少々お待ちを。&br; なかなかの重さですが、&br;これも鍛錬の一環と言ったところですね。&br; ……私の傷ですか?&br;まだ完全には治っていませんが、ご安心を。&br; この程度の傷、鍛錬には支障ありません。&br; ……む? 何でしょう。&br;木箱に、小さな金属らしきものが……。&br; これは……機械? ふむ、発信機というの&br;ですか。そういえば、レジスタンスの&br;者から聞いたことがあります。&br; 世界帝軍が、敵の居場所を追跡するために&br;使用する機械だとか……いけませんね。&br;さっさと壊してしまいましょう。&br; これで問題ありませんね? ……いえ、&br;褒めて頂くほどのことはしていません。&br; ……ネズミ退治には、慣れていますので。&br; それにしても……世界帝軍には、&br;このような最新の軍備があるのですね。&br; 我々レジスタンスには、それがありません。&br; ナポレオン陛下も、レジスタンスの軍備を&br;拡張するべきだと言っていましたが……。&br; あの陛下も、たまには的を射た発言が&br;できるというわけですか。 #endregion ***第4話:古銃はどこに?(親愛レベル8) [#jc2219ea] #region(ネタバレ注意) ……はい、マスター。何の御用でしょう。&br; 私ですか? 私はこれから、&br;古銃の収集へ出かけるのです。&br; ……陛下は、部下が私しかいないことが、&br;大変ご不満だそうで。&br; あの頃の連戦連勝というのは、&br;優秀な元帥たちによって&br;支えられておりましたからね。&br; 彼らが集まれば、向かうところ敵なし。&br;陛下は、自分の周りをより完全な布陣で&br;固めようとしているわけです。&br; まったく。あの馬鹿げた妄想に巻き込まれる&br;のは、私ひとりで充分でしょうに……。&br; ……ともかく。陛下は、皇帝ナポレオンの&br;部下が所持していた銃をご所望なのです。&br; その銃を、&br;マスターに貴銃士として目覚めさせて頂き、&br;部下として従えようという……。&br; はぁ……陛下らしい、&br;なんとも単純なお考えですね。&br; その銃が貴銃士になったところで、&br;陛下のあの言動に、&br;付き合いきれるとは思えませんが。&br; ……まあ、いいでしょう。&br; どんなものであれ、古銃が見つかれば……。&br; レジスタンスの軍備拡張にもなりますし、&br;一石二鳥ということで。&br; それにしても、古銃というのは、&br;どこへ行けば手に入るのでしょうか。&br; 陛下に聞いたところで、&br;まともな答えは得られないでしょうし……。&br; マスターは、ご存知ですか? #endregion ***第5話:荒らされた美術館(親愛レベル11) [#x6a34ebd] #region(ネタバレ注意) ラップ、古銃探索より、&br;ただいま帰還いたしました。&br; マスター。あなたに教えられた通り、&br;美術館へ行ってみたのです。&br; ……戦争で爆撃を受けたせいか、&br;美術館は見るからに荒れ果てていました。&br; 念のため、美術館の中も探しましたが……。&br; 強盗にでも入られたのでしょう。&br;美術品らしきものは、&br;ひとつもありませんでした。&br; 私も陛下も、&br;もしマスターに出会わなければ……&br; ……あの美術館のように、無残な姿に&br;なっていたかもしれないのですね。&br; しかし私は、あなたに救われ、&br;貴銃士になったおかげで……&br;このように、働くことができています。&br; あの美術館で、私は……マスターへの、&br;感謝の思いを新たにしましたよ。&br; ……ああ、そうでした。&br;陛下にも、美術館には古銃がなかったと&br;伝えたのですが……たいそうご立腹で。&br; 早速次を探すよう、&br;命じられてしまいました。&br; ですので、今度は陛下とともに、&br;レジスタンスの皆にも協力を仰ぐことに&br;したのです。&br; まったく、慌ただしいことです。&br; 私には、マスターや基地の皆と、&br;ゆっくり語らう時間もありませんよ。&br; 私もレジスタンスの一員として、&br;他の者たちとも親交を深めておきたい&br;のですが……。&br; 作戦中には、&br;不慮の事態が発生することもあります。&br; そんなとき……&br;仲間のことを、どれだけ知っているか。&br; それが作戦の成功率を、&br;おおいに左右することもありますからね。&br; しかし……&br;それはひとまず、後回しとしましょう。&br; 今の私にとっては、『古銃を見つける』&br;という功績を上げることこそ重要事項。&br; それによって、&br;より高貴さを磨き、強くなり……。&br; 私を救ってくれたマスターに報いたい。&br;そんな気持ちの方が、大きいものですから。 #endregion ***第6話:初めて見る笑顔(親愛レベル14) [#t66b5793] #region(ネタバレ注意) ……ああ、マスター。&br;はい、ただいま帰還いたしました。&br; 今回の古銃探しも、&br;ずいぶん難航しました……。&br; それというのも、新しく発見した美術館で、&br;世界帝軍と鉢合わせてしまったのです。&br; もちろん戦闘になりましたが……古銃は、&br;なんとか持ち帰ることができました。&br; 世界帝軍……&br;奴らは、貴銃士と古銃の関係を&br;知っているのでしょうか?&br; ともかく、世界帝軍も、&br;古銃に注目しているようです。&br; 奴らに奪われる前に、&br;なんとしても古銃を集めなければ……。&br; ……ええ。&br;これは、その戦闘で負った怪我ですよ。&br; 治療ですか……&br;でしたら私より、陛下をお願いします。&br; 陛下は今、疲れ果てて寝ておりますので……&br;今のうちに、治療して頂きたいのです。&br; 陛下ときたら、未だにご自分のことを、&br;人間だと勘違いしておりますからね。&br; 意識がないうちに治療して頂いた方が、&br;何かと面倒がないでしょう。&br;お願いできませんか?&br; ……ありがとうございます。&br;治療もそうですが……陛下のアレに、&br;いつも付き合ってくださって。&br; 陛下は驚かれるでしょうね。&br;目覚めたら、傷が跡形もなく&br;消えているのですから……ふふっ。&br; ……え?&br;私が笑うのは、そんなに珍しいことですか?&br;ふむ……。&br; 確かに、人前で笑うなんて久しぶりです。&br; ……マスターの前だからでしょうね。&br;つい、気が抜けてしまいました。 #endregion ***第7話:誰かを守って受けた傷(親愛レベル17) [#ke27a17b] #region(ネタバレ注意) ……マ、マスター。その……。&br; 先ほどは、お見苦しいものを……&br;失礼いたしました。&br;まさか、シャワー室で鉢合わせるとは……。&br; 想定外でしたので……&br;少々、取り乱しまして。&br; ……身体の傷ですか?&br;見た目ほど痛むものではありませんよ。&br; ご心配頂いている腹の傷は、先の作戦で&br;ニコラとノエルを庇ったときのものです。&br; いつも私にいたずらを仕掛けてくる&br;困った双子ですし、普段は憎らしいところも&br;ありますが……。&br; 彼らと陛下が笑顔でじゃれ合っているのを&br;見ると……まあ、助けてよかったと&br;思わなくもありません。&br; 陛下は、ニコラとノエルを&br;とても可愛がっていますから。&br; ……マスターが、&br;私を治療したいと思う気持ちと、&br;通じるところがあるのかもしれませんね。&br; ああ、そうです。&br;先日は、陛下を治療してくださり、&br;ありがとうございました。&br; 陛下は……体が軽い、&br;天にも昇る心地よさだと、&br;騒いでおりましたよ。&br; あの馬鹿みたいな喜びようを見ると、&br;マスターの治療とは、どれほど心地のよい&br;ものなのかと……っ、コホン。&br; ……さて。古銃収集の成功を祝って、&br;祝賀会が開かれると聞いております。&br;マスターも急がれては?&br; あの……マスター。&br; いつかレジスタンスが、&br;世界帝に勝利したら……&br;軍人としての私は必要なくなります。&br; その時が来たら……&br;最後に、マスターの治療を受けるのも、&br;いいかもしれません。&br; ……今は、そう思っていますよ。 #endregion ***第8話:祝賀パーティ(親愛レベル21) [#y50c308f] #region(ネタバレ注意) いえ。お酒は遠慮しておきます。&br;ああ、あちらのテーブルにあるのはもしや、&br;ハンバーグでは……?&br; ……おや、マスターではありませんか。&br;賑やかな祝賀会ですね。&br; このように盛大な会を開いていただけるとは&br;ありがたいことです。&br; 普段は交流のないメンバーとも&br;会話ができて、良い機会でした。&br; レジスタンスの皆の喜びようを見ると……&br;古銃を持ち帰れて、&br;本当に良かったと思いますよ。&br; 私自身、祝賀会に値するような&br;功績を残せて、嬉しく思っております。&br; ……陛下の、見るに堪えない浮かれようは、&br;少々気に障りますが。&br; ああ、ですが……&br;最近、ふと思うことがありました。&br; もし、もしもこの基地に、&br;陛下がいなかったなら。&br; 私がこれほどまで熱意を持って作戦に&br;挑むことは、なかったかもしれません。&br; ……なんて、少し褒めすぎましたかね。&br;今の言葉は、どうか忘れてください。&br; 私はこれからも、より積極的に、&br;作戦に参加したいと思っておりますので。&br; 最近……マスターの治療を拒むのが、&br;少々心苦しくなってきたのです。&br;ですから……。&br; もう怪我をしないよう、もっと高貴になり、&br;強くなりたい。&br; これまで以上に熱意をもって、&br;全力を尽くします……マスター、&br;あなたに、完全なる勝利を捧げるため。&br; とはいえ、古銃集めもひと段落しましたし……&br;しばらくは基地での鍛錬でしょうね。&br; ようやく私も、&br;ひと息つくことができそうです。 #endregion ***第9話:笑った顔を見せて!(親愛レベル25) [#lf5e3eed] #region(ネタバレ注意) マスター、&br;いいところにいらっしゃいました。&br; ニコラとノエルを見ませんでしたか?&br; ……先日の祝賀会で、&br;あのふたりがやらかしてくれましてね。&br; 私の笑顔を見ると幸運に恵まれる。&br;などと、皆に言いふらしたらしいのです。&br; 今朝から、妙に来客が多くて……&br;おかしいとは思っていました。&br; いつもは話しかけてこないような&br;貴銃士から、渾身のくだらないジョークを&br;聞かされたり……。&br; レジスタンスの男たちが、&br;私の前で唐突にコントを始めたり。&br; 最初は、彼らの気まぐれだろうと&br;思っていたのですが……。&br; あまりにも繰り返されるので、&br;さすがにおかしいと思いまして。&br; 彼らの一人に理由を聞きだしたところ、&br;ニコラとノエルのいたずらが原因だと&br;判明した……というわけです。&br; まったく、あのクソガキども……失礼。&br;あの双子には1度、きつい仕置きを&br;食らわせてやらねばなりません。&br; ああ、&br;古銃探索がようやく終わったと思ったら……&br;息をつく暇もありませんよ。&br; 陛下も、シャンパンを買いに行けなどと&br;言い出して……はぁ。この品不足の&br;ご時世に、何を考えているのやら。&br; ……おや? ああ……&br;また誰かに呼ばれていますね……。&br; さて、私はもう行きますが……&br;マスター、いいですか?&br; 私の笑った顔を、見たことがあるなんて……&br;誰にも口外してはいけませんよ?&br; あなたまで、妙な騒ぎに巻き込まれて&br;しまったら、申し訳が立ちませんので。 #endregion ***第10話:やっと触れた指先(親愛レベル30) [#l086b812] #region(ネタバレ注意) ……っ! ふぅ……。&br; ……おや、マスター。&br;何か……ああ、指のこれですか。&br; 木箱のささくれに、&br;引っ掛けてしまいまして。&br; 大した傷ではありませんよ&br;ですから、治療は……。&br; ……いえ、そうですね。&br; 戦闘外での傷は、軍人として誇れるような&br;ものでもありませんし……&br;お願いしましょうか。&br; ただし、ふたりきりでお願いします。&br;治療のことは、どうぞ内密に。&br; ……別に、治療を誰かに見られるのが、&br;嫌なわけではありませんよ?&br; ただ……そうですね。&br; マスターを独り占めしたなどと、&br;陛下に知られたら……&br;彼の心を乱してしまいますから。ふふっ。&br; ……ああ、失礼。陛下が取り乱す姿を&br;想像しましたら、あまりに無様で、つい。&br; それにマスターの前では&br;もう隠さず笑っても構わないかという気に&br;なりましたので。&br; では、マスター。よろしくお願いします。&br; ……ああ、これは……なるほど。&br; マスターの治療は、&br;心まで温かくなるようです……。&br; ……ありがとうございます、マスター。&br; このように、素晴らしい心地が&br;するものだったとは……。&br; これでは、また……&br;あなたに触れられたくなってしまいます。&br; ……今の私の言葉も、どうぞ&br;マスターの胸の内に留めておいてください。&br; これも、私とマスターだけの秘密&br;ということで……&br;ふふっ、よろしくお願いしますよ。 #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **勲章 [#episode_medal] ***面倒な相手([[冷静沈着な貴銃士−I>カード/ラップ/★3 冷静沈着な貴銃士−I]]) [#uaaf9ca7] #region(ネタバレ注意) |ナポレオン|今回の奇襲作戦成功にあたり……。| |ナポレオン|ラップ!&br;お前の勇ましい働きは、称賛に値するぞ!&br;さすが、私の副官を務める男だ!| |ラップ|はぁ……それはどうも。&br;軍人として、当然のことをしたまでですが。| |ナポレオン|素直に喜べっ!&br;このナポレオン・ボナパルト直々の&br;言葉だぞ!?| |ラップ|はいはい、ありがたきお言葉……&br;それよりも、耳元で大きな声を出すのは、&br;おやめください。| |ラップ|私の鼓膜は、いつも大騒ぎしている陛下の&br;ものほど、分厚くできてはいないのですよ。| |ナポレオン|はっはっは! 何を言っている!&br;それは、お前の鍛え方が足りんのだっ!| |ラップ|はぁ……。| |ニコラ|……おいラップ、&br;お前さっきから生意気だぞ!| |ノエル|せっかく陛下が褒めてくれてるのに……&br;その偉そうな態度、むかつく。| |ラップ|いつものことながら……&br;面倒なのが寄ってきましたね。| |ラップ|ふたりとも、おとなしく陛下に&br;くっついていればいいものを……まったく。| #endregion //---------- ***戦場での姿([[冷静沈着な貴銃士−II>カード/ラップ/★3 冷静沈着な貴銃士−II]]) [#d7580019] #region(ネタバレ注意) マスター、この度は……勲章の授与という&br;栄誉を賜り、心から感謝いたします。&br; 軍人として、貴銃士として。&br;戦いでは功績を上げようと&br;努めておりました。&br; とはいえ、私はナポレオン陛下の副官&br;という立場を取っています。&br; 陛下の横に控えていることも多い私が、&br;このように勲章をいただけたのは……。&br; あなたが、私の戦う姿を、&br;目に留めてくださったからなのでしょうね。&br; マスター……&br;いい機会ですから、お聞きしても?&br; ……戦場での私は、あなたの目に&br;どう映っているのでしょうか。&br; あなたが安心して戦場に送り出せるような、&br;勇ましい軍人の姿をしていますか?&br; ……いえ、そもそも、メディックである&br;あなたは、傷を恐れない私の戦い方を&br;嫌がるのかもしれませんね。&br; 私の高貴の在り方は変えられませんが、&br;その代わりに……。&br; この先、たとえ何があったとしても。&br;必ずあなたの元に帰ると……誓いましょう。 #endregion //---------- ***お目当ての料理は……?([[勇猛果敢な戦士>カード/ラップ/★4 勇猛果敢な戦士]]) [#i5a7a883] #region(ネタバレ注意) |ラップ|はぁ、私の貴重な休日が……。| |ラップ|陛下のせいで、ニコラとノエルの&br;ストーキングに費やされるとは。| |ナポレオン|ストーキングだとっ!?&br;私は、心からあの子たちを心配してだなっ!| |ラップ|はいはい、なんでも結構ですよ。| |ラップ|そんなことより……もし街へ行くのならば、&br;昼食はあのビストロで食べませんか?| |ラップ|大通りの角に、あるでしょう。&br;陛下も気に入ってらしたようですし、&br;時間はありますし……。| |ナポレオン|む? やけに、あのビストロに&br;こだわるではないか。| |ラップ|……そうですか?&br;たまたま、覚えていただけですよ。| |ナポレオン|ほほう? ははぁ……なるほど、なるほど。| |ナポレオン|いやいや、気付かなかった。&br;お前があの店のハンバーグを&br;そんなに気に入っていたとはな!| |ラップ|い、いえ。&br;別にハンバーグがどうというわけでは……。| |ラップ|……コホン。&br;とにかく、昼食はあの店ということで……&br;では陛下、さっさと行きますよ。| #endregion //---------- ***陛下もたまには……([[勇猛果敢な戦士>カード/ラップ/★4 勇猛果敢な戦士]]) [#ba8d72ba] #region(ネタバレ注意) |ラップ|……マスター、ただいま戻りました。| |ナポレオン|〇〇!&br;私を出迎えとは、素晴らしい心がけだなっ!| |ラップ|マスターは、たまたま通りがかっただけかと&br;……まったく、&br;おめでたい頭をしていらっしゃる。| |ラップ|ああ、めでたいといえば……今日は新しく、&br;味の良い食堂を見つけたのです。| |ナポレオン|そうだったな!&br;ぜひ、〇〇にも&br;教えてやらねばと思っていたのだっ!| |ラップ|最初はいつもの、肉料理のおいしい&br;ビストロへ行く予定でしたが……&br;あいにく、定休日だったのです。| |ラップ|そこで、陛下がアリ・パシャから&br;情報を入手したという、&br;別の食堂へ足を運んだのですよ。| |ナポレオン|情報があったとはいえ、&br;小耳にはさんだ程度の話だったからな。&br;半信半疑ではあったのだが……しかしっ!| |ラップ|その食堂が、なかなかの当たりでしてね。&br;陛下もたまには役に立つのだなあと、&br;感心してしまいましたよ。| |ナポレオン|たまには、だとっ!? 馬鹿を言え!&br;私はいつも、皆に利益をもたらしている!&br;はーっはっはっは!| #endregion //---------- ***休暇とは名ばかりの([[瞭然たる勝利>カード/ラップ/★5 瞭然たる勝利]]) [#n548dc4f] #region(ネタバレ注意) 次の休暇、私もそれなりに&br;楽しみにしていたのですが……。&br; どうやら、陛下とあの双子の旅行に、&br;付き合わされることになりそうです。&br; はぁ……陛下のお世話だけでも大変なのに、&br;あの双子まで。&br; 休暇とは名ばかりの、まったく気が&br;休まらない旅行になりそうですよ。&br; それに……陛下から聞きましたよ、マスター。&br; あなたも、この旅行に&br;巻き込まれてしまったのでしょう?&br; 私からは……ご愁傷様です、とでも&br;言っておきましょうか。&br; ……しかし私としては、&br;マスターが来てくださるなら、&br;願ったり叶ったりです。&br; マスターになら、陛下やあの双子を&br;お任せできますからね。&br;私の負担が減りそうです。&br; それに……&br;マスターといる時間だけは、私も&br;休暇気分を味わえるかもしれませんしね。 #endregion //---------- ***連れてけ、ラップ!([[瞭然たる勝利>カード/ラップ/★5 瞭然たる勝利]]) [#da87dcc9] #region(ネタバレ注意) |ニコラ|おいラップ! 手伝え!| |ラップ|はぁ……私は見ての通り、忙しいのですが。| |ノエル|嘘……日陰で休んでるだけだし……。| |ラップ|休むのも、私にとっては立派な用事なので。| |ラップ|……それで?&br;ふたりして、私になんの用ですか?| |ニコラ|ほら、海のほう……すぐそこに、&br;小島が見えるだろ。&br;ぼくら、あの小島に行ってみたいんだ!| |ノエル|たぶん、泳いだらすぐ……&br;だから、ラップが連れてってよ。| |ラップ|連れて行く……とは?&br;まさか、泳ぐ私に掴まって、&br;海を渡るつもりじゃないでしょうね。| |ニコラ|わかってるなら、さっさとしろよ!| |ナポレオン|ラップ、行ってやれ! 私の副官ならば、&br;その程度のこと、わけはないだろう!?| |ナポレオン|そして……愛しい双子を安全に送り届けたら&br;次は私を連れていくのだっ!| |ラップ|え、陛下もですか?&br;……ご冗談は、基地にいるときだけにして&br;いただきたいのですが……はぁ。| #endregion //---------- ***心休まる唯一の([[瞭然たる勝利>カード/ラップ/★5 瞭然たる勝利]]) [#e9cf9a45] #region(ネタバレ注意) やれやれ……ようやく、&br;マスターとふたりきりになれました。&br; これでやっと、静かに休暇を楽しめますよ。&br; あなたといる時間が、この休暇で唯一、&br;気の休まるときですから。&br; なんせ陛下やあの双子は、&br;食事の時も騒がしくて……&br;いえ、この話はやめておきましょう。&br; 貴重な時間を、疲れる話題で&br;わざわざ浪費することはありませんからね。&br; ……疲れる、とは言いましたが、&br;楽しくなかったわけではありませんよ。&br; 旅先の景色には、心が躍りましたし……。&br; 陛下の突飛な思いつきも……まあ、&br;旅先ならば許せなくもないのですから、&br;不思議なものです。&br; ああ、そういえば……。&br; 基地以外の場所で笑うあなたの姿を&br;見るのは、なんだか新鮮で、&br;不思議な感じがしました。&br; 穏やかな心地になると同時に、&br;守らなければと駆られるような……&br;まあ、悪くはない感覚でしたよ。 #endregion //---------- ***レジスタンスのために([[大切な存在のため>カード/ラップ/★5 大切な存在のため]]) [#ccb9c0bb] #region(ネタバレ注意) マスター、少々よろしいでしょうか。&br; 実は先日、『月刊NOBLE』という雑誌の&br;記者に、取材を申し込まれまして……。&br; こういったことは、&br;まずはあなたに相談すべきかと思い、&br;返事は保留しております。&br; マスターは『月刊NOBLE』について、&br;ご存知ですか?&br; ふむ、なるほど……&br;レジスタンスの地下出版物ですか。&br; 貴銃士の活躍や作戦の成功を掲載して、&br;レジスタンス全体の士気を高めるのですね。&br; 確かに……&br;各地で奮闘するレジスタンスにとっては、&br;大きな希望になるかもしれません。&br; 取材の対象に、なぜ私が選ばれたのか、&br;疑問ではありますが……。&br; 私の戦いぶりで、&br;レジスタンス全体を鼓舞できる……&br;そう判断されたということでしょうか。&br; そうだとしたら、名誉なことです。&br;取材を受けるのも、悪くはないでしょう。 #endregion //---------- ***希望の光([[大切な存在のため>カード/ラップ/★5 大切な存在のため]]) [#pbb4b69d] #region(ネタバレ注意) |記者|本日はいろいろなお話を聞かせてくださり&br;ありがとうございました!| |ラップ|いえ、お気になさらず。&br;レジスタンスのためになるならば&br;助力は惜しみません。| |記者|いやぁ、既に充分すぎるほどですよ!&br;貴銃士の方々は、&br;我々の希望になってくれたのですから!| |記者|それに、貴銃士の皆さんを支える&br;マスターさんにも、皆が感謝しています。| |ラップ|ええ、私たちにとっても、マスターの存在は&br;大きいですね。いつも助けられていますよ。| |ラップ|メディックとして働きつつ、&br;陛下のように面倒な貴銃士の対応まで&br;してくださいますし。| |記者|なるほど。ええと、&br;『陛下のように面倒な貴銃士の……』。| |ラップ|ああ、いえ。そこは書かないでください。| |記者|おっと、失礼しました。&br;では、最後に撮影をしましょう!&br;ラップさん、着替えをお願いしますね。| |ラップ|さ、撮影……ですか?| |ラップ|取材はインタビューで終わりかと&br;思っていたのですが……はぁ……。| |記者|素晴らしい写真になりましたよ!&br;本日はありがとうございました!| |ラップ|はぁ……そうですか。&br;こちらこそありがとうございました。| #endregion //---------- ***写真の使い道([[大切な存在のため>カード/ラップ/★5 大切な存在のため]]) [#j6370b3c] #region(ネタバレ注意) マスター、こちらにいらっしゃいましたか。&br; ……はぁ。&br; ああ、すみません。ついため息が……。&br; 先日、取材の申し出があったと&br;話しましたでしょう。&br; その雑誌が発刊されたそうで、&br;もう基地でも広まっているのですよ。&br; あの双子は『生意気だ』と&br;突っかかってきますし。&br; 陛下は『様になっているではないか!』と&br;雑誌を広めて回る始末……。&br; まさかあの写真が、雑誌の表紙に&br;使われるとは思いもしませんでしたよ。&br; マスターはご存じだったのですか?&br;黙っているとは、あなたもお人が悪い……。&br; ……格好いい、ですか。&br; 勇ましい軍人の姿――とは、&br;少し違いますが……。&br; これがレジスタンスの、&br;ひいてはマスターのためになるならば、&br;良しとしましょうか。 #endregion //---------- ***『買い出し任務』([[穏やかな演奏会>カード/ラップ/★5 穏やかな演奏会]]) [#rbc6b1ed] #region(ネタバレ注意) おや、マスター。私に何か御用ですか?&br; ……買い出しを?&br;ええ、それは構いませんが……。&br; いえ……あなたがそういったことを私に&br;頼むのは、少し珍しいなと思いまして。&br;ただそれだけのことですよ。&br; 今日は作戦にも参加しませんし、&br;お引き受けいたしましょう。&br; 問題は、陛下とあの双子が&br;何かしでかさないか、ですが……。&br; まあ、基地には他の貴銃士もいますし、&br;大丈夫でしょう。&br; もし陛下が私を探していたら、&br;急な任務に就いているとでも&br;言っておいていただけますか。&br; ……ありがとうございます。&br;それでは、行ってくるとしましょう。&br; おっと……その前に、&br;買い出しのリストをいただけますか?&br; ……ふむ、衣料品と食料ですね。&br;承知しました。&br; この『コピ・ルアク』はマフムト用ですか?&br;陛下に比べれば手はかかりませんが、&br;彼もなかなか……。&br; こればかりは、近隣の街で売っているか&br;怪しいところですね。&br;マスターは、何かご存じで?&br; ……なるほど。&br;確かにカフェならば、&br;珍しい豆も置いているかもしれません。&br; シャルルヴィルが働いているという店に&br;寄ってみましょう。&br;では、またのちほど。 #endregion //---------- ***休息のお礼([[穏やかな演奏会>カード/ラップ/★5 穏やかな演奏会]]) [#pecd6878] #region(ネタバレ注意) マスター、ただいま戻りました。&br; 買い出しの品はこちらに。&br;コピ・ルアクも無事入手できましたよ。&br; ……ふふ、お礼を言うのはこちらの方です、マスター。&br; あなたの図らいのお陰で、&br;久しぶりに羽を休めることができました。&br; カフェに入るなり、&br;シャルルヴィルに無理やり座らされた時には&br;驚きましたが……。&br; あなたからの伝言を聞いて事の次第は&br;理解しましたので、有り難く、&br;ゆっくりコーヒーをいただいてきました。&br; ……軍人として戦場に身を置き、&br;陛下のお世話をする忙しない日々は、&br;私の性に合っております。&br; ですが、より良い働きをするためには、&br;時に休むことも大事なのだと体感しました。&br; 心なしか身体も少し軽くなったような……。&br;これで明日から、&br;より一層の働きができそうですよ。&br; それで……マスター。&br;お礼と言ってはなんですが、&br;次の休みに、少し出掛けませんか?&br; とある伝手から、&br;演奏会の招待状を手に入れまして。&br; あなたも日々忙しくされていますから、&br;音楽を聞いてリラックスするのも&br;良いのではないかと……。&br; ……ありがとうございます。&br;当日の夕方、&br;こちらへお迎えにあがりますね。 #endregion //---------- ***ワルツに身を任せ([[穏やかな演奏会>カード/ラップ/★5 穏やかな演奏会]]) [#ub04759f] #region(ネタバレ注意) おや……?&br;ダンスの時間もあるのですね。&br; マスター、ワルツはお好きですか?&br; ……それは何よりです。&br; 心配なさらずとも、ダンスには多少の心得があります。&br; 陛下があれですからね。私も将軍として、&br;リードくらい上手くできねばと、&br;会得しておりますので。&br; ですから、どうぞ遠慮なさらず。&br;曲と私のリードに身を委ねていただければ、&br;きっと上手くいきますよ。&br; さあ、お手をどうぞ、マスター。 #endregion //---------- ***祭りのあとで([[夜空に咲く花の下で>カード/ラップ/★5 夜空に咲く花の下で]]) [#u8c34c16] #region(ネタバレ注意) マスター……&br;お疲れではありませんか?&br; いえ、&br;私は毎度のことで慣れておりますので、&br;お気遣いなく。&br; 私が戻るまで、陛下とあの双子の&br;世話をしてくださっていたと伺いました。&br;大変だったでしょう?&br; ですが……&br;あなたも充分に祭りを楽しめたのなら、&br;良かったです。&br; あの双子はなぜか&br;私を目の敵にしていますからね。&br; 私がいない方が&br;祭りを楽しめたでしょうに……。&br; あの陛下は何を考えているのやら、&br;よくわからないところもありますね。&br; いえ、何も考えていないのでしょうか?&br;……こうして考えを巡らすのも癪ですが。&br; しかし、あなたと共に&br;花火を見られたことは、&br;夏の良い思い出になりましたから。&br; そこは……&br;素直に感謝をすべきところですかね。&br; さて……、〇〇。&br;もう遅い時間ですから、&br;そろそろ休みましょう。&br; 明日に差し支えないよう、&br;ゆっくりお休みくださいね。&br; それでは……よい夢を。 #endregion //---------- ***盾([[手負いの獅子>カード/ラップ/★5 手負いの獅子]]) [#yedf670a] #region(ネタバレ注意) |ナポレオン|シャルル、戦況はどうだ!?| |シャルルヴィル|南側が押され気味でちょっと危ないかも。&br;……俺、援護に行ってきます!| |ナポレオン|うむ。任せたぞシャルルヴィル。| |シャルルヴィル|Oui♪ お任せを、ナポレオンさん。&br;それじゃあ、〇〇、&br;またあとでね。| |ラップ|ナポレオン陛下、只今戻りました。| |ラップ|正門の攻略は順調に進んでおり、&br;もう間もなく突破できるかと。&br;陛下も前進なさいますか?| |ナポレオン|無論だとも!&br;指揮官たる余が前線に行けば、&br;一層の猛攻ができよう!| |ナポレオン|〇〇、君は負傷兵とともに&br;あちらで待機して──| |ラップ|──!&br;〇〇! 陛下っ!!| |ラップ|くっ……!| |ナポレオン|ラップ!&br;〇〇、君は大事ないか!?&br;急ぎラップの手当てを頼む!| |ラップ|いえ……、これしき、私は平気です。&br;それより、おふたり、は……。| |ナポレオン|ラップ! おい、ラーップ!!| #endregion //---------- ***赤と黒を身にまとい([[手負いの獅子>カード/ラップ/★5 手負いの獅子]]) [#eb899d8e] #region(ネタバレ注意) |ラップ|ん…………。| |???|先生、こちらにも重傷の兵士が……!| |ラップ|(私、は……ああ、そうだ……)| |ラップ|(戦場で……敵の攻撃を、受け……)| |ラップ|(だが……ここは……どこだ……?)| |???|止血は済んだな?&br;しかしこの腕……野戦病院の設備では&br;本格的な手術は厳しいぞ……。| |ラップ|(野戦……病院……?)| |ラップ|(……ッ!!)| |ラップ|はっ……!| |レジスタンスのメディック|だ、駄目です! まだ動いては……!| |レジスタンスのドクター|君、落ち着いてくれ!&br;腕の骨がまだ砕けたままなんだ!| |ラップ|……止めないでいただきたい。| |メディック&ドクター|……っ!| |ラップ|腕の1本使えずとも、私はまだ戦える!&br;早く戦場へ戻らなければ……!| #endregion //---------- ***軍人の心得([[手負いの獅子>カード/ラップ/★5 手負いの獅子]]) [#ledf5887] #region(ネタバレ注意) マスター、治療していただき&br;ありがとうございます。&br; ええ、腕も手もきちんと動きます。&br;すっかり元通りですよ。&br;これなら、すぐにでも戦えそうです。&br; ……冗談ですよ。&br;私は戦えても、皆疲弊していますからね。&br; 肩と脇腹の傷……ああ。&br;肩はもう治りかけている古傷ですし、&br;大丈夫ですよ。&br; 脇腹の方も、戦場であなたが&br;穴をおおよそ塞いでくださったので、&br;大したことはありません。&br; 帰還してすぐ傷が全て綺麗に治っては、&br;陛下に怪しまれそうですし。&br; やれやれ……陛下は相変わらず、&br;私のことをラップ将軍本人だと&br;思い込んでいますからね。&br; あなたの「力」での治療は、&br;最低限にしておきたいのですよ。&br; ……あ、いえ。決して、&br;あなたの治療が嫌なのではなく……。&br; むしろ、こうして治療を受けると、&br;少しの怪我でここを訪れる者がいるのにも&br;納得します。&br; それほど、&br;あなたの手や力は心地よいものです。&br; 私も、軍人として自分を律しておかねば、&br;ともすれば際限がなくなりそうなほど……。&br; …………。&br; ……ゴホン。今のは忘れていただければと。&br; 私はこれで失礼します。&br; 〇〇、&br;あなたもお疲れでしょうから、&br;ゆっくり休まれてください。では。 #endregion //---------- ***潜入準備~変装編~([[敏腕エリートのプレゼン>カード/ラップ/★4 敏腕エリートのプレゼン]]) [#y6377ce5] #region(ネタバレ注意) (ナレーション)&br; ──世界帝軍基地に、浄水器の&br;営業マンとして潜入することになった、&br;ラップ、イエヤス、アリ・パシャの3人。&br; 潜入作戦の日を間近に控え、&br;レジスタンス基地では&br;着々と準備が進められていた──。&br;&br; |ラップ|……おや、マスター。そちらの衣装は?| |ラップ|ああ、次の作戦用ですか。&br;敵基地へ潜入する際には&br;これを着ればよいのですね。| |ラップ|ビジネススーツ……?&br;なるほど。ビジネスマンにとっての&br;軍服のようなものですか。| |ラップ|そう考えれば、悪くはありません。&br;拝借いたします。| |ナポレオン|ラーップ! 話は聞いたぞっ!&br;変装というからには服装だけでなく、&br;髪型も変えてみろ!| |ヒデタダ|変装の定番と言えば……&br;そう、眼鏡ですなっ!| |ヒデタダ|右腕仲間の副官殿であれば、&br;私の眼鏡これくしょんを貸し出すのも&br;やぶさかではありませんぞ。| |イエヤス|おお、眼鏡か。それはいい案だな。&br;ヒデタダ、俺にもひとつ&br;貸してくれるだろうか。| |ヒデタダ|もちろんでございます、大御所様!| |エセン|……アリ・パシャ様も、&br;変装して印象を変えた方がいいのでは?| |エセン|何度か現代銃に顔を見られていますし、&br;俺様キャラで印象が付いてしまっていると&br;思うので……。| |アリ・パシャ|…………は!?| |エセン|いっそ、すごく気弱な引っ込み思案を演じて&br;イエヤスさんの後ろに隠れながら&br;行ってみるとか……。| |アリ・パシャ|ありえん!&br;俺様が軟弱者のフリをするだと?&br;冗談ではない。スーツを着れば十分だろう!| |ラップ|あなたの正体が露見して、&br;作戦が失敗してもよいのですか?| |ラップ|……手始めに、&br;その長い襟足の毛を切ってみましょう。| |アリ・パシャ|くっ……!&br;自分が妙な髪型になったからといって、&br;俺様まで巻き込むな! おい!| #endregion //---------- ***潜入準備~プレゼン編~([[敏腕エリートのプレゼン>カード/ラップ/★4 敏腕エリートのプレゼン]]) [#j607361b] #region(ネタバレ注意) |ラップ|えー……&br;『我が社の製品はどこよりも高性能な&br;ろ過フィルターを搭載し……』| |ナポレオン|いいぞ、ラップ!&br;“どこよりも”の部分で&br;身振りを強くするのだ!| |ラップ|…………。&br;『不純物を超微粒子サイズまで&br;除去することが可能なのです』| |ナポレオン|うむっ!&br;そこでターンを入れると優雅に決まるぞ!| |ラップ|はぁ……。&br;陛下、これは演劇ではなく、&br;浄水器受注を巡るコンペのプレゼンです。| |ラップ|売り込みの最中に&br;ターンを入れる輩がいるとお思いで?| |ナポレオン|うむ。平凡な者では務まらぬだろうな。&br;……だが!| |ナポレオン|私が協力するからには万事うまくいく。&br;そうだ、演説の手法を取り入れよう。&br;確か、どこかにメモが──。| |ラップ|……マスター。&br;何でも構いませんので、&br;陛下を作戦に出していただけませんか。| |ラップ|その方が潜入準備がはかどりそうですよ。&br;まったく……。| |ラップ|陛下のことはさておき、マスター。&br;“ビジネスマン”の私はどうでしょう。&br;首尾よく潜入できそうでしょうか。| |ラップ|ふっ……ありがとうございます。&br;それなりに様になっているようで&br;何よりですよ。| |ラップ|しかし……潜入作戦というのは、&br;独特の緊張感がありますね。| |ラップ|軍人として&br;いくつもの戦場に立ってきましたが、&br;そのいずれとも違う……。| |ラップ|ですが、必ずや良い報せとともに&br;基地へ帰還しますので。&br;どうぞ期待して、帰りをお待ちくださいね。| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- **日常 [#episode_daily] ***意外な共通点? [#r636140e] #region(ネタバレ注意) 発生場所:裏庭付近 |ラップ|はぁ……。| |アレクサンドル|はぁ……。| |ラップ|おや、アレクサンドル。&br;どうしたのです、ため息など吐いて。| |アレクサンドル|はは……ラップ殿こそ、どうされました?&br;ため息を吐いておられましたよ。| |ラップ|……実はですね、ナポレオン陛下がまた、&br;無茶を言い出しまして。| |ラップ|ブルゴーニュの王、と呼ばれるワインが&br;飲みたいと。この物不足のご時世に……&br;まったく。| |アレクサンドル|実は、私もなのです。&br;エカチェリーナが、アンティークのレースを&br;探しているのですが……。| |アレクサンドル|そこらの市場では、簡単に見つかるはずも&br;なく……機嫌を損ねてしまったのですよ。| |ラップ|……あなたも、苦労しているようですね。| |アレクサンドル|ラップ殿こそ。気の強い身内を持つと、&br;気苦労が絶えませんな……。| #endregion ***副官のお仕事 [#mb46b861] #region(ネタバレ注意) 発生場所:作戦室付近 |ナポレオン|ラップ! 聞け、ラーーーップ!!| |ラップ|陛下、大声を出さないでください。&br;さっきから、あなたの隣にいるでしょう。| |ナポレオン|素晴らしい作戦を思いついたのだ! これで&br;世界帝軍を、一網打尽にしてくれよう!| |ラップ|はあ……そうですか。それで、なぜ私にその&br;素晴らしい作戦を聞かせてくださるので?| |ナポレオン|馬鹿なことを言うなっ! お前の耳は&br;なんのために付いていると思っているのだ!| |ナポレオン|私が考えた作戦を、書き留めるために&br;決まっているだろう!&br;メモの用意はいいか? いくぞ!| |ラップ|はいはい、メモはいつでも携帯してますよ。| |ラップ|もう癖のようなもので……&br;陛下がいつも、突拍子もなく&br;思い付きを喋り始めるものですから。| |ナポレオン|まず、この作戦で重要になるのは……。| |ラップ|聞いてらっしゃいませんね……&br;まあ、いつものことですが。| #endregion ***双子の悪戯 [#dc770a89] #region(ネタバレ注意) 発生場所:宿舎付近 |ラップ|はぁ……ニコラとノエルの悪戯には、&br;困ったものです。| |ラップ|私の軍服のボタンを、すべてうさぎの&br;モチーフに付け替えるとは……&br;まったく面倒なことを。| |ラップ|作戦前に、元通りに直さなければ……。| |ラップ|うおっ!&br;……どうしてこんなところに、落とし穴が。| |ニコラ|やーい、マヌケ!&br;ぼんやり歩いてるからだよーだ!| |ノエル|フッフッフ……落とし穴なんてお粗末な罠に&br;かかるなんて……陛下の副官が、&br;聞いて呆れるよね、| |ラップ|……待ちなさいニコラ、ノエル!| |ラップ|子供の悪戯と思って&br;放置していましたが……。| |ラップ|今日という今日は、きつくお灸をすえてやる&br;必要がありそうですね……。| #endregion &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- *グッズ [#item] [[ラップのグッズ>https://amzn.to/2u0r9Yy]] //--------------------------------------------------- //*メモ・雑記 //あれば //--------------------------------------------------- *コメント [#comment] #pcomment(./コメント,reply,10) &aname(top){上へ戻る}; //--------------------------------------------------- データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する